手仕事の国～Jaipur編～
- カテゴリ：日記
- 2023/04/02 22:11:16
こんにちは＾＾
前回の日記に引き続き、インド旅行のお土産話をお話ししていきたいと思います。
Delhi(デリー)を満喫した次の日は、車で5時間ほど移動し、Jaipur(ジャイプル)という町へ行きました。デリーからの移動は非常に長く大変でしたが、途中でファストフード店に立ち寄ってマサラチャイをいただくなど、何度かしっかり休憩して、なんとか元気に辿りつくことができました。
この街は、家や遺跡などの建物が、ピンク色を基調にしていることが有名な街です。また湖や遺跡があり、とても歴史のある町なのだと感じました。今回は、ジャイプルの数ある遺跡のうち、Amber Fortという遺跡に行って参りました。
ジャイプル市内を進み、急こう配な坂を上るとAmber Fortが見えてきます。長い城壁と、ピンクがかったような建物たちが特徴的です。車を降りて、遺跡の中まで行くことが出来ました。
外は相変わらず初夏の陽気で、春の装いで行った僕は汗をかくほど暑い思いをしました。さらに、丘の上にある遺跡でしたので、太陽を遮るものもなく、暑さもより強く感じました。
坂になっている城壁を上りきり、苦戦しながらも、遺跡に入るためのチケットを入手します。いざ遺跡に入ると、”ロ”の字の建物と、その中心の広場が僕を出迎えました。
建物の壁には、いたるところに吹き抜けの窓や、透かし細工の施された窓があり、風が多く通る構造になっているのかもしれないと感じました。
クリーム色の壁に描かれた花は、赤茶色だったり、ピンク色だったり、いずれも独特な色合いをしていました。不思議なパターン模様も、鮮やかな青や緑を使って緻密に描かれていました。幾何学な形が多かったですが、手書きで書かれていると考えると、その技術には目を見張るものがあります。
また、特に印象に残ったのは、鏡を使った模様でした。土の壁に描かれた模様ですが、花瓶に活けられたお花の絵を、鏡の素材で作っていたのです。ところどころ、地の土の壁が模様として描かれていることもあり、デザイン性が高く感動しました。鏡を使う、という発想も僕には無いものでした。遠くから見てもピカピカと光っているその壁から、新たな学びを得ました。
さらに、透かし細工も見事なものでした。決して薄くはない土の壁に、幾何学に透かしが入っていました。また、お部屋によって透かしのデザインが違っていて、ひとつひとつ考えながら彫ったのかと思うと、興味深いです。
この透かし細工のおかげで、風がよく通り、遺跡の中ではさほど暑さを感じませんでした。また、遠くの景色も見渡すことができ、開放感がありました。
遺跡の見物を終え、その後はお土産屋さんの並ぶ市街へ向かいました。市街の建物は、やはりピンク色がいっぱいで、目にも鮮やかな景色でした。立ち寄ったカフェの店内までピンク色だったことに、少しだけ驚きました。
そして、お土産を買おうと市街を歩いてみました。客引きが多く、なかなか一店舗に絞ってみることは叶いませんでしたが、金属の料理器具や、織物、刺しゅう、宝石類などのお店が立ち並ぶ様は見事なものでした。
しかし、ここで少しだけトラブルがありました。散策をしていると突然、つむじ風とスコールに見舞われてしまったのです。いきなり空模様が怪しくなったと感じたら、間髪入れずにつむじ風が発生しました。砂地の多い土地柄ですので、風に乗った砂が体中に打ち付けてきました。屋台の食べ物にもそれらが吹きつけていましたが、屋台の方は慣れっこなのか、そのまま放置していたのが印象的でした笑
結局、強い雨風のなかでは散策は出来ないと判断し、ジャイプルでの観光は終わりました。その日はそのままAgra(アグラ)へ向かいました。
アグラは、有名なタージマハルのある町です。ジャイプルから、やはり数時間かけて移動します。移動している時は、もう夜に差し掛かっていたのですが、車窓の景色には、長い長い距離を結ぶお祭りが繰り広げられていました。
多くの人々が、一方向に向かって歩き、ときたま立ち止まってその場で踊る。音楽の流れるトラックがそれらを点々と先導していて、すれ違うたびに眠気の覚めるほどの大音量が響き渡りました。
いくら車で進んでも終わらないお祭りに、これは何かの夢なのだろうか、と錯覚するほどでした。いったいどのようなお祭りなのかもわかりませんが、週末だったので、ただ単に華金を楽しまれていたのかもしれません＾＾；
そんなこんなで、深夜にアグラのホテルにたどり着きました。身支度もそこそこに、その日は就寝しました。
この次の日は、いよいよTaj Mahal(タージマハル)へ行く予定だったのです。お話しを続けたいところですが、やはり文字数が足りないようです。
今回はここまで。次回はTaj Mahal編です。
ジャイプルでは、特にインドを強く感じました笑
ピンク色の店内、落ち着いたピンク色でしたので、思いのほか居心地がよかったです。しかし、ピンク色一色というのは、やはり日本にはない色彩感覚ですよね。
スコールは、直前の強風がかなり手ごわいものでした……浴びてみるのは、なかなかおすすめしづらいです(´；ω；`)笑
ピンクのカフェのやりすぎ感ナイスw
スコールってやはり凄いんですかね、一度外で浴びてみたいような、みたくないような...
嬉しいお言葉をありがとうございます＾＾
インドに行かれたいとお考えなんですね。なかなかハードルの高い国ではありますが、文化が特に秀でております。機会がございましたら、ぜひ実際に足を運んでいただきたいと思います。
続きもぼちぼち載せさせていただきます。励みになるお言葉をありがとうございます＾＾
いつかインドへ行きたいと思っているので、とても楽しく読ませていただいています。
いいなぁインド。
続きも楽しみにしています( ´ ▽ ` )ﾉ