Nicotto Town



手仕事の国~Delhi編~

こんにちは^^ 


 先日、インドへ旅行してまいりました。色んなご縁があって、この国へ行くことに決まったのですが、僕の人生で、インドに行くことになるとは思っていませんでした。日本とは全く違う景色、文化、そして世界でした。いろんなことを吸収しましたので、お話ししたいと思います。

インドに到着してまず驚いたことは、なにより気候です。空港から出ると、3月にも関わらず初夏のような熱気を感じました。なお、インドは一年中大気があまり綺麗ではないそうですが、この季節は風向きの影響で、一番綺麗な時期だったそうです。そのため、砂埃で一寸先が見えなくなるようなことは経験しませんでした。
空港から、現地の運転手さんに移動をお任せし、早速Delhi(デリー)へ向かいました。今回の旅行では、このデリーのホテルを拠点に行動しました。デリーは、国内で最も栄えている都市です。そのため、泊まったホテルも近隣のモールなども、ある程度安心感のある空間になっていました。
その日の晩御飯では、ホテルのある一角にあるインド料理のレストランへ行きました。カリフラワーを揚げた前菜が特に美味しく、非常に気に入りました。インドカレーも注文したのですが、辛味の苦手な僕には辛すぎてしまいました。そのためひと口だけ味わい、ごちそうさまをしてしまいました。ですが、カレーと一緒に出てきたお米は非常に美味しく、たくさんいただきました。ポン菓子を炊いたようなまんまるのお米で、粘りが少ない代わりに水分量が多いものでした。ほんのりココナッツの風味もあり、辛いカレーによく合う味わいでした。

初日はそのままホテルで休み、二日目から本格的に観光を開始しました。最初は、デリー市内にあるバザールへ出かけました。民芸品を取り扱うお店が並ぶ、観光客向けの市場のようなものです。
大ぶりのピアスや、インド刺繡のサリーやストール、金属でできた置物や、緻密なイラストなどなど、素晴らしい民芸品が数多く並んでいました。
僕が特に気に入ったのは、蓮の絵でした。はがきほどの大きさの紙に描かれており、鮮やかな色合いと、細やかな色使いに惚れこんでしまいました。細い細いめしべや、茎に生えた産毛まで丁寧に書き込まれていたり、蓮の葉のフチが少しだけ茶色がかっている様に色塗りされており、非常に緻密で感動したことを覚えています。
僕が絵を見させてもらっている時、これは鉱物の画材で、こんなに細い筆で描いたのだよ、と店員さんが嬉しそうに仕事道具を見せてくれました。さらに、その道具を使って、僕の親指に小さな象さんの絵を描いてくださいました。それが嬉しく、また美しかったため、僕は一番気に入った蓮の絵を購入しました。
続いて、違うバザールにも行きました。同じように民芸品を扱う市場ですが、こちらは現地の人も利用するような場所でした。
ここでの僕の目的は、手芸用品でした。インド刺繍のリボンやボタンを手に入れたいと思っていたのです。果物の市場や、洋服の市場の間を抜けると、一軒だけボタンを扱う屋台がありました。
ボタンはどれも美しく、特に貝がら製や木製のボタンが多かったように思います。特に気になった貝がらのボタンを選ばせてもらうことにしました。自然の物ですので、やはりひとつひとつ模様や触り心地が違います。それを選ばせてくれることが、当然のことながら嬉しい配慮だと感じました。
貝がらのボタンを選んでいると、これもおすすめだよ、と木製のボタンを勧めてくださいました。丸いボタンに規則的に穴が空いていて、その穴を縫うようにカラフルなグラデーションをまとった糸が巻き付けられているものでした。その美しさ、そしてインドらしさに非常に感動しました。きっと縫われた糸がなければ、シックな、何の変哲もないようなボタンです。ですが、鮮やかな糸のおかげでぐっと目を引くデザインになっていたのです。僕は、半ば興奮しながら購入を即決してしまいました。現地の店員さんのおかげで、素敵なボタンに巡り合えて嬉しかったです。
嬉しさと素敵なお土産を抱えたまま、ホテルを目指し出発しました。その道中、車の中からデリーの官公庁などの建物を見物しました。当然街並みも見物出来て、デリーの雰囲気を味わうことが出来ました。
複雑に入り組んだ建物や、鮮やかな色と模様のストリートアート、たくさん並ぶアイスクリームの屋台、サリーを着て歩く集団などなど。日本とは似ても似つかない景色でした。
ホテルに着き、デリバリーで食事を頼みました。インドはデリバリーが非常に発達しており、食事も日用品もすぐに届けてくれるのです。
この日もインドのカレーを注文しましたが、やはり辛かったのでひとくちしか食べられませんでした……ですが、この日のカレーはココナッツが入っており、まろやかに辛くて味わい深いなと思いました。
結局その日は、インドにある中華料理屋さんのワンタンスープと、甘くしたマサラチャイをいただき晩御飯といたしました笑

次の日は、Jaipur(ジャイプル)という町へ大移動をしたのですが……文字数が足りないため、次回の日記へ繰り越そうと思います。
次回、Jaipur編です。お楽しみにお待ちくださいませ^^

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2023/05/22 17:53
ことみさん、こんにちは^^
書きたいことを連ねたら、長くなってしまいました。日記は公開し続ける予定ですので、お時間のある時に読んでいただけたら光栄です。

インドの料理は、塩を使うようにスパイスを使って作られているようです。そのため、僕にとってはかなり辛味が強く感じられました。
日本にもインド料理屋さんはたくさんありますので、参考にしていただけたらと思います^^
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2023/05/22 17:27

長文なので一気に読むのは辛いので、ゆっくり読んでまたコメを残したいと思います。

インドかぁ、やっぱり本場のカレーは、辛味が多いのですね。
苦手なので、私は食べれないかもなぁ、本場インドのカレーと思ってしまいました。
行く機会もないのに(苦笑;
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2023/04/24 21:01
たあさん、こんばんは^^
ありがとうございます。人、かなり多かったです笑 さらに車も多く、なかなか交通の面では苦労いたしました。
カレーや他の料理も、スパイスがふんだんに使われていました。満足にいただけませんでしたが、味わえて、知ることが出来てよかったと思っております。
日本の色彩とはまるで違う街並みでしたので、たしかに異世界感を感じました^^
世界は広いですね……インド旅行は、よい経験になりました。
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2023/04/11 20:08
おーインド!人が多そうw
カレー辛いのですね、本場のカレー味わえて良かったですね(´º﹃º`)
かなり異世界感ありそうですね。
世界は広いよねぇ...
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2023/04/02 21:21
虹 の 夢さん、こんばんは^^
ありがとうございます。なかなか刺激的な旅となりました。
世界観が変わると言われているのですね。たしかに、数日間の旅行でしたが、心が幾分寛大になったように感じていました。ほんの少しだけ、世界観が変わった証拠なのかもしれません笑
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2023/04/01 17:30
蛍さん、こんにちは。

インドにご旅行に行かれたのですね。
すご~~い。

インドに行くと世界観が変わるってよく聞きます。
今日から4月。気候がよくなりました。



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