日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ②
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2023/03/08 00:19:02
こんばんは!8日(水)は、九州から東北は概ね晴れるでしょう。
北海道は雲が広がりやすく、所により雨が降る見込みです。
南西諸島は晴れたり曇ったりとなるでしょう。
駿河湾&富士山
大岩壁に挑む
クライマーたち
大岩壁の頂
海底火山が生んだ景観
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伊豆三山
〇ガイド 鈴木達志さん
静岡の隣り、神奈川に生まれ育った鈴木達志さん。
高校生の頃岩登りに夢中になり、伊豆にも足しげく通うように。
そしてついにはこの地の移住。
現在はガイドとして活動をしています。
*撮影:11月下旬
前回は城山の登山口に到着、とそこに意外な看板がありました所までの
紹介まででした。
今回は看板の紹介から始めます。
〇城山登山口
読売巨人軍長嶋茂雄ランニングロード?
「実はですね~、ここはミスタージャイアンツ。
長嶋茂雄さんがですね~、トレーニングをした場所なんですね~。
この城山に登られたと。
それも走って登られた。
凄いですよね?」
登り始めてすぐ、海底火山との繋がりを感じさせる場所が。
「これがですね~、え~石丁場(いしちょうば)の跡といいましてですね~、
ここで石を切り出した跡なんですね~」
切り出されていたのは伊豆石(いずいし)と呼ばれる凝灰岩(ぎょうかいがん)。
〇伊豆石
海の底に降り積もった火山灰が固まったもので、
柔らかく加工しやすいのが特徴です。
〇柔らかく
加工しやすい
「え~昔からですね。
え~慶長年間の江戸城改修築工事ですとか~、
え~明治時代になると近代建築物ですね~。
国会議事堂にも使われているんですよ~」
へぇ~~~。
結構険しい道だけど長嶋茂雄さんはここを走ってたこと?
「長嶋さんも~天才なんだろうけど~、
実は裏で努力したっていうのが分かりますよね~。
で、ここを走って登ろうと思わないものね、はっはっは」
長嶋さんは30代の7年間、冬場の自主トレをこの地で行っていました。
何か書いてある。
ロッククライミングルート?
「この城山なんですが~、
え~、ロッククライミングをやるクライマーの方達もここに入山します。
今からですね~、クライミングの、え~場所にですね~、
ちょっと寄ってみましょうか?」
はい、是非是非。
「は~、は~、は~、はい、は~、どうですか?この大迫力」
うわぁ~~。
ここからだと途中までしか見えませんが。
この岩の壁、高さは280mありま~す。
「海底火山がドーっと隆起をしてですよ~。
で、海から出て来る~、風だとか~、雨だとかによって~、
え~土砂がですね~流されて~、
最後にはこの硬い、え~岩の部分だけが~、今残って、
それが今ここに表れてるんですね~」
風雨に晒(さら)され、姿を現した硬い岩の壁。
墓石などに使われる安山岩(あんざんがん)で出来ています。
「あちらにほら、今クライミングをやられてる方もいますね~」
え~~、どこどこ~?
うわっ、あんな高い所に。
「首都圏から近くて~、アクセスがとても良いのでですね~。
あの色んな所からクライマーさん達が集まって来て~。
トレーニングしていますね~。
私ももう70年代ぐらいから入り始めてですね~。
毎週のように、え~ここに通ってました」
〇高校生の頃
「我が青春の城山ですね~」
ほんとにお好きだったんですね」
今回はクライミングをする場所までの紹介と致します。
次回はロッククライミングの歴史の紹介から始めます