日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ②
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2023/03/02 01:35:32
こんばんは!2日(木)は、西日本から東北の日本海側では
所により雨や雪となるでしょう。
太平洋側では午前中を中心に雨となる見込みです。
また、西日本から東北では雷を伴う所もあるでしょう。
北海道で絵は曇りや雪となりそうです。
南西諸島は、雲の多い天気となるでしょう。
巨大な噴火口 御鉢
霊峰 高千穂峰
生き生きとした自然
美しい火口湖 大浪池
最高峰 韓国岳
多彩な表情の活火山
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霧島山
〇登山ガイド 野元尚巳さん
地元鹿児島出身の野元尚巳さん。
若い頃から霧島山に親しみ、40歳でガイドになりました。
*撮影:10月下旬
前回は色とりどりの落葉樹が混在します独特の光景が
広がっている所までの紹介でした。
今回は滑りやすい道を安全に進む方法を教えていただきますことから始めます。
<山旅スタイル>
滑りやすい道を安全に
「霧島山は噴火の堆積物で小石や砂が溜まってます。
とても滑りやすいです」
〇滑りやすい道を安全に
そんな滑りやすい道を安全に進むコツを教えてもらいます。
〇足の置き場を確認
「足の置き場をよく確認してくださ~い」
× 滑りやすい砂
転がりやすい石
「こういう滑りやすい砂の上。
もしくはこういう転がりやす~い石の上は避けましょ~う」
「安定したこのような岩の上を歩いて行きます」
〇安定した岩
〇下りは滑りやすい
「下りは滑りやすいので時に気をつけましょう」
〇体を横に向け
靴のエッジを使う
「体を横に向けてエッジ、靴の横の部分を使って上手に下って行きましょう」
神話の舞台、高千穂峰へ。
活火山の荒々しさを全身に感じながら登って行く。
「この急坂を抜けたら是非見ていただきたい景観が広がってきます」
え~、何だろ~う?
「これが噴火口、御鉢(おはち)ですね」
うわぁ~、大き~い。
〇御鉢
直径600m、深さはおよそ200m。
噴火口の形がお鉢とも呼ばれる飯櫃(めしびつ)に似ていることから
その名が付きました。
〇飯櫃(お鉢)
「向こうの方に~まるで岩のカーテンみたいなものが見えますけれども、
あれは噴火した溶岩が幾重にも重なって出来た地形です」
まさに岩のカーテン。
悠久の歴史を感じさせてくれる神秘的な光景です。
「こちら見てくださ~い。
ミヤマキリシマの花芽ですね。
これが春になるとピンク色の花を咲かせます」
〇ミヤマキリシマ
深山霧島
九州各地に自生するミヤマキリシマ。
5月から6月にかけ花を咲かせます。
ところが気候が似かよった秋に花を咲かせることも。
今回その秋の花に出会いました。
〇馬の背
噴火口御鉢の縁、馬の背を進んで行きます。
両側は切れ落ちた断崖。
そこそこ道幅はありますが風が強い時や霧が濃い時は要注意です。
「いよいよ高千穂峰が見えてきました。
最後の噴火で溶岩がブーンと盛り上がったまんま
固まった溶岩ドームで出来てます」
連孫光琳の神話の舞台として、古(いにしえ)より崇められてきた高千穂峰。
〇高千穂峰
その頂へ。
とまた行く手に鳥居が。
「これが霧島神宮の元宮(もとみや)です。
元々霧島神宮はここにあったんですね」
今回は元宮の所までと致します。
次回は元宮の紹介から始めます。