Nicotto Town



重賞展望


【チューリップ賞】メイケイエールが我慢しきれずに持って行かれた21年を除けば過去5年中4年で中盤2Fは24秒台としっかり緩んでの決め手比べが基本形。ドスローになると流石に前有利ではあるけど位置取りよりは末脚性能が問われるレース。そして同コースやから当たり前やけど阪神JF好走馬は順当にここでも好走するし、前走新馬や未勝利から好走したピンハイ、シゲルピンクダイヤ、ミスパンテールらも後にGⅠや重賞で活躍したことからも能力がストレートに問われるレースと考えて良さそう。ただ今年は阪神JF上位組は6着のドゥーラくらい。まだ能力を見せてへん馬の台頭の可能性はありそう。血統では普通に王道血統にダンチヒやストームキャット、ヴァイスリージェントといったスピード型ノーザンダンサー系の血を併せ持つ馬が目立つ。

ドゥーラは初のマイル戦となった前走では外枠に出遅れが重なったとはいえハイペースのマイル戦は若干忙しかった印象。流石に今回はそこまでペースは上がらんと思うから追走自体は楽になるとは思うけど、それまでが洋芝の経験しかないだけに高速上がりが求められた時にどれくらいの脚を使えるかは未知数(まぁ、未勝利戦で一定の鋭さは見せてるから全く斬れへんってことはないとは思うけど)。キタウイングは前走フェアリーSは上手く内を掬えたのがハマった感はあるしメンバーレベルも微妙。新潟2歳Sも低レベル戦と実績だけで人気になるならちょっと狙いにくい気はする。賞金は充分やのにわざわざここ使う理由もいまいちわからん。ペリファーニアはエフフォーリアの半妹の良血馬やけど新馬戦は時計・ラップ共に強調すべき点は見当たらんしそこで負かした相手も次走で勝ち上がれてへんようにレベルも低かった。プロフィールだけで人気するなら買いにくい。モズメイメイは前走はスローも逃げ切りで時計も平凡。ある程度の末脚は使えるからまた楽逃げなら好走するかもしれんけど人気を考えれば期待値的には微妙かなと。面白そうなのはコナコースト。前走は約半年ぶりのせいもあったのか勝負どころの反応が今一つやったけど直線外に出してからの脚はなかなか。決め手はここでも上位やと思う。あとはざっくりと末脚性能の高そうな馬から前走はペースが速かったバースクライ、クイーンCでも穴で挙げたけど熱発で回避した後ここを使うということは何とかしてクラシックに出したいという陣営の意思を感じるアンリーロード。





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