晩冬の出来事
- カテゴリ:家庭
- 2023/02/27 20:57:45
先日母が死去し、翌日にお通夜、2日後に葬儀を行いました。
参列された方は15人前後、近しい親戚と僅かな近所の方のみの、最近流行りの小さなお葬式になりました。
母は50代頃に橋本病を患い、それ以降緩やかにですが記憶力が低下していきました。
そして認知症になるより前に記憶力の低下が目立つようになり、同時に判断力も低下して、わがままになっていきました。
それでもまだ体は元気で、家事をしたり太極拳の教室に通ってそこの生徒さんたちと交流したりしていました。
そんな時今度は間質性肺炎を発病、これは完治できない病気で、薬で抑えていましたが、偽痛風、脊柱管狭窄症と次々と体が痛くなる病気に罹り、太極拳はもちろん家事もできなくなりました。
数年その状態でしたが、とどめを刺したのが胆管炎で、1カ月以上にわたる入院後、トイレと食事の時しか起きて来られなくなりました。
要支援2の認定を受け、老人ホームに週2でショートに行けるようになりましたが、本人が老人ホームに行くのを嫌っていて、週1で通ってました。
最近は体が痛いからと、それもサボることが多くなってました。
変化が見られたのは1月の下旬頃。
体が、特に足が痛いとほとんど起きて来なくなりました。
最初の頃はまだがんばれば動けていましたが、次第にそれもできなくなり、布団の上で食事もトイレもすませるようになりました。
数日経っても改善しなかったので、ケアマネと相談して病院に行くことにしました。
しかしその日は偽痛風の再発という診断と受け痛み止めの薬をもらって帰っただけでした。
その後ケアマネが紹介してくれた外科病院に行ったり、そこで書いてもらった診断書を持って元の病院に行ったりしましたが、相変わらず入院もさせてもらえなければ点滴もしてもらえず、痛み止めの薬をもらって帰るのみ。
数日まともに食べてなくて、動けずに困っている老人への対処としてはあまりに非情なものだと思い、病院への信頼がガタ落ちしました。
ケアマネと相談し、介護用ベッド等を導入することにして、部屋を片付けベッドを入れた日、老人ホームに預かってもらっていたのですが、あまりに具合が悪そうだからと、ベッドが来る前に帰らされてしまいました。
とりあえず布団を敷いて母を寝かせ、ベッドを組み立ててもらってからそこに移しました。
これで少しは世話が楽になる…ほっと一息つきたいところでしたが、母は食べ物も飲み物も受け付けず、水を飲ませても吐いてしまうという、最悪な状態でした。
もう2週間あまりまともに食べてないし、この状態はヤバいと思ったのですが、部屋の片づけやら何やらで疲れていたし、病院への不信感もあり、明日ちゃんと考えようとその日は病院には行きませんでした。
母は調子が悪そうではありましたが、まだ意識はしっかりしてましたし。
翌朝、母がいる部屋があまりに静かなので、様子を見に行ったらもう死んでいました。
息をしておらず、体が固くなりかけていました。
すぐに救急車を呼び、救急隊員が来るまで119の指示に従い心臓マッサージをしました。
救急隊員には望みはないけれど、体温がまだあるので病院に運ぶと言われました。
その病院で死亡が確認され、警察案件にはなりませんでした。
また両親は近所の葬儀社と契約をしていて、後の面倒なことは葬儀社の人が代わってやってくれました。
死んだ当日にケアマネが頼んだ介護度の認定調査の人が役所から来ましたが、追い返すしかありませんでした。
まだ遺品や財産の整理など、やらないといけないことはたくさん残っていますが、父が調子を崩しているため、それが落ち着いてから本格的に始動しようと思っています。
母が死んで私は大いに悲しんで泣き崩れたりすることはありませんでした。
もちろん何かにつけ思い出しますし、気は晴れませんが、橋本病で記憶が曖昧に、判断力が低下して人格が次第に変わっていく様子を見ていて、若い頃はしっかり者だった母が、徐々に失われて母ではない何かになっていく…私の中で少しずつ死んでいったのかもしれません。
最期の数年は何もできなくなっていましたし、手間という意味では生前より楽になったくらいですが、出棺前に棺に花を入れた時や火葬する直前に別れをすませた時は、涙が出ました。
あの時ああしていれば、こうしていればと、後悔することもありますが、考えても母が戻ってくるわけではないので、深く考えてドツボにはまらないようにしています。
次は四十九日の法要…どうするかまだ全然決めていませんが、それまでもう少しお休みをいただくことをお許しください。
でも、病院への不信感は、私も強く感じましたね。
前と同じ処方なんて、あり得ないです。
どうぞ、今は急ぐ必要がなかったら、何もなさらない方が良いでしょう。
お父様の体調が優れない事も含めて、miumiuさまも疲労が蓄積されている事と
思います。
まずは少しでも休んで下さい。
遅くなりましたが、お母様のご冥福をお祈り申し上げます。
心よりお悔やみ申し上げます。
いかがお過ごしですか?
まだまだ落ち着かれることはないでしょうが
ゆっくりと前へ進まれること、ご無理のないようにと思います。
お父様も心配ですね。
春の到来とともに快復されることお祈りいたします。
私も昨年9月に母を亡くしました。
認知症で段々と記憶をなくし 以前の母の面影もなくなっていくのを 見てきたからか
miumiuさんと同様に 葬儀が終わっても涙すら出ず、今だに実感がありません。
色々と大変でしょうが お父様をいたわってあげてください。
無理されないようお体にはお気を付けくださいね
そんな状況だったのに病院が入院もなく点滴すら無かったなんて信じられません
病院不信わかります。
それにしても亡くなられたのが急すぎます。
せめて苦しまずに亡くなったと思いたいです。
私も2年前に自宅で父を亡くしましたが、その時のことを思いだします。
母が、その時からおかしくなっているので
miumiuさんもお父様の事を見守ってあげてくださいね。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
あれこれと思い返して後悔なさるのはやめて、これから先のことを考えてお過ごしくださいね。ちゃんとそう対応なさっているとは思いますが。
介護認定ができなかった(まにあわなかった)のも、しかたがないことです。
たとえ認定ができても、しっかり動ける家族が介護する場合は、行政は家族に介護をまかせようとしますものね。
いまはゆっくりお休みになって、ご自分のお体をおいといくださいね。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
余りにもひどくて、今なら小学生でもしないのにと思うことも、まだお通夜とかやったばかりだというのに
介護度の認定調査、どうなっているですかといいたいです。あまりにも思いやりがなさすぎます。
お父様の体調を崩されたのであれば、すぐには49日法要は難しいようですね。
色々と落ち着かないことがこれからも出ていると思いますが、私もまだまだ
母のことで、書類とかも私名義に替えるものがあるので、手続きとかがこれからも続きます。
50代からということであれば、muimiuさんも本当にお疲れの所、
母が亡くなった時も忙しい中をブログにもコメントを入れて頂き感謝です。
私もそういうわけで、体の疲れもとるために、サイトにINしたりしなかったりが相当まだ続きそうです。
お互いに健康にだけは気をつけましょう。
改めて、お母様のご冥福をお祈り申し上げます。
お父様もお大事にしてください。
お休みの方は了解ですよ。
元って来た時はまたよろしくお願いいたします。
あまりにも…病院や周りが酷すぎて…国の政策で老人には医療費はかけないようにしているそうですが(外国には垂れ流し、ちゃっかりしっかり年金から天引きで介護保険までかすめ盗っているけど)ここまで酷いとは。。市もなぜそれで要支援…福祉課の知能の方が要支援なのでは?と言いたくなります。
介護保険は取るだけとって、何とかして利用させずに「家庭で面倒みろ」それなら幾らでも五輪やパ○ナなどの悪者にその介護保険を垂れ流せるはずです。あんな金、どこから出した!介護保険からでしょうね。
私の父も誤嚥性肺炎(これは国がはっきりと老人の場合は見捨てるようにと厚生省文書で通達)だったので、そんなかんじでしたが、他に点数になる持病(老人でも治療していい・国がしっかりと保険9割負担してくれる)あったのでマシだったようなかんじです。
miumiuさんは全く悪くありません!お母様を守るために立派に闘った勇者です。巨悪が酷すぎたから…
と感情的になってしまいました。
心よりお悔やみ申し上げ、謹んで哀悼の意を表します。
お辛いでしょうが、お体を大事にお元気に。