お魚天国
- カテゴリ:日記
- 2023/02/21 20:43:01
まず最初に謝っときます
① これから鯵(アジ)の悪口を書きます ごめんなさい
多分今まで一度も食べたことがないと思います(記憶の限りですが)
(お前は食べたことの無いものの悪口を書くのか!
こんな人非人は見たことも聞いたこともねえ!)
ごめんなさい だから謝ります
(謝って済めば地検特捜はいらねえよ!)
② 鯵(アジ)の捕獲 流通 調理 販売 これらに携わっている方々 ごめんなさい
だって 北海道では普通アジはいただきません
(そんなのお前んとこの家だけだろう!)
その辺の事実 実態は 摩周湖の霧で良く見えません
(わかった わかったから おめえさんの”悪口”ってもんを聞こうじゃねえか
てやんでえ こちとら江戸っ子だい! 体の半分はアジの開きで できてるんだい)
ごめんなさい だから謝ります
(謝って済めば、、、、、、)
始めます
幼少時
当時はどの家庭も いわんや夕食でも 豊かな物ではなかった
でも 近づいている 期待できる 子供心でも感じられる 国力の復活
焼き魚は週に2~3回あったろうか
北海道で最も海から遠い すなわちほぼ真ん中に住んでいた我が家庭でも
日本国民特有の魚文化ゆえか 新鮮な食材にはことかかなかった
羅臼産の開き縞ホッケ 釧路水揚げのサンマ 留萌沖で獲れたニシン
【急速に話を変える 結構前からだが 給食に出される魚の小骨が問題になった
まだ喉の小さい児童に 小骨の多い魚を与えるのではなく 調理現場で
手間をかけてあらかじめ小骨を除去して調理提供する】
あのねえ 小さい時から焼きニシンを美味しくいただいた私としては
(ニシンの小骨は 身が美味しいゆえにその邪悪性は鬼のように膨大だった)
あ 違う方向に行ってるなと 肌感覚で感じた
今 どうなってるんだろう?
時には 当然予想されるように 私は小骨を詰まらせた
時には 刺さった
さあ来たとばかりに 食卓で近い場所にすわっているものから
ゲホゲホしている私の背中にドロップキックなり 殴打なり 救済活動が開始された
その当時の DV で 今私は生きている
今の DV とは色が違うから比べないでね
目に涙を浮かべて呼吸を取り戻しながら
今度はもっと上手な食べ方をしようと我ながら誓った
戻します
羅臼産の開き縞ホッケ 釧路水揚げのサンマ 留萌沖で獲れたニシン
給食では 薄くスライスされ
端の表面を食紅で赤く彩られた脂たっぷりの鯨ベーコンが小学校の昼べに並んだ
今ではカペリンだかカポリンだかよく知らないけど
当時我が家の食卓に並んだのは 本物のシシャモだった
タコもイカも豊富でした 生で良し 焼いて良し(イカゲソのハンバーグ至高)
偶然なのか 必然なのか 我が家では おしなべて貝類が苦手でした
我々の選択でき得る共通貝は わずかにシジミだけでした(お味噌汁用ね)
アサリ? ハマグリ? ホタテ? アワビ?
選択肢にありませんでした
そんな家族がアワビ専門旅館(タカシマサン)に一泊二日で行ったのは
笑えるので いつか 文章に起こしたいと思います
ここまで読んでいただけた方には もうおわかりかと思います
ここって
北海道って
ちょっとというか かなり お魚さんが違うのです
そうなのです
死ぬまで 一回でも フグを食べてみたいもんだ
サンマ? もう食べ飽きたよ
アジ? なにそれ?
ああっ 最後にお怒りに触れるような書き方をしてしまった!
冒頭の謝罪の文章を再掲します
ホントはしないので 気分で受け取ってくださいませ
これで勘弁してください
今は亡き母の手料理
あんとき もっと”美味しかった”と言えば良かった
だって 心の底から美味しいと思ったんだから
多分 そう面と向かって言っても 母はこう言ったでしょう
「ああ そう 良かったね」
文中にも出しました
【イカゲソのハンバーグ】
もう食べたくても食べられません
性格的に 後悔はしたくありません
なんせ すべて自己肯定的なんですから
でも そんな私でも 一言でいえば
これは【青春のリグレット】の一片なんです
最後に再び申し上げます
アジ関係者の方々に深謝いたします
この後 北海道近海が南洋化し アジ天国に至った暁には
改めて ”アジの開き”の滋味を堪能させていただきたいと思っています
小さいアジは母が酢漬けを作ってくれて、頭や骨ごと食べますw
多分食べたことない
北海道漁港の網に銀鱗を輝かせる鯵の大豊漁の水揚げ
数時間後には札幌で祭りが始まる
北島三郎の音頭(咆哮)で一大フェスティバルが大通りでいっせいに始まった
北海道の雪まつりにつぐイベント
唄えや 踊れや 食べろや 手を挙げろや
北海鯵祭り イヨマンテ~
(サブちゃん亡き後は千春が引き継いでも良い)
いや 良くないわ 彼はオミット 中島みゆきにしてね
混沌w
寿司も美味いっすよ