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五飯田八宝菜の語学学習日記


日記:1月15日(日)

1月15日(日)

ブッダの真理のことば251番に、

「不利な骰(さい)の目を投げたとしても、怒りに
ひとしい不運は存在しない」

とあります.

なぜ、怒りは不運なのであるか?

それは怒りとは、すべての財を焼き尽くす炎だからである.

怒り狂った人がひとりいるだけで、周囲の人の楽しい
時間は興ざめてしまいます.つまり、周囲を火で包んで
しまいます.

火事の火が近所に類焼するようなものです.


ブッダが在家の信者さんたちに説いた教えの中で、
この「怒りを捨てなさい」と言った教えはブッダ
の説法の中でも中核をなすものです.

それは過去にも遡及します.よく「思い出し笑い」
と言いますが、ブッダは過去を思い出して、それに
腹を立てて、怒ってはならない旨の教えを繰り返し
しています.

過去、現在、未来、三世ともに「怒り」から解放
されれば安らぎを得ます.おそらくこれが、解脱
の第一階梯なのだと思います.覚りの第一歩、
預流果(よるか)を得ることになるのだと思います.




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