「猫弁」読みました
- カテゴリ:小説/詩
- 2023/01/14 11:12:31
「猫弁」シリーズの第一作。ドラマにもなった作品。
ミステリですが、人が殺されることはありません。
遺体を載せた霊柩車が盗まれ、遺体の身代金が要求されますが、お棺の中は空っぽでした。そもそも人が死んでないのに、お葬式を出したんですから。
弁護士は独身、ペットの幸せを目指す弁護士です。自分の幸せを追求するのは苦手で、お見合い斡旋所の紹介でのお見合いは、連続30回失敗中。
ミステリですが、とうとう最後まで犯人が逮捕されることはありません。
警察官はどこかでちらっと顔を出しますが、殺人課の刑事もマル暴も出てきません。それでもなんとか、ミステリではあります。
それこそ、「ミステリと言う勿れ」って言うべきなのかもしれません。
人気があるみたいで、たくさん出てきます。単行本と文庫と両方持ってるみたいでした。
「猫弁」だけの本は図書館にみあたらなかった。なぜ?
借りられるものから読んでみます。
僕も第一巻しか見てません。
筋だけ聞くと、ラノベみたいな印象ですけど、本格派のシナリオ作家さんの作品です。
ちなみにもともとは、にゃんと時代劇専門。でも、自分のシナリオがなかなかドラマにしてもらえないので、聞いたら、そりゃ大ヒットした原作があるやつでないと無理だよ!とえらそうに言われたので、よっしゃそれから、大ヒットの原作小説を自分で書いてやるわい、と思って書いたんだそうです。ドラマ化の話が来たので、当然、自分でシナリオを書いたのだと。
猫弁-天才百瀬とやっかいな依頼人たち完全版- と
猫弁と鉄の女 を、予約したんですが、
正確なタイトルはなんでしょう?
シリーズいっぱいあってびっくりしちゃった。
オチは、言いませんけど、女性の読者なら、フフフ、そうよ、そうよ、そうでなくっちゃね、・・・
なんて言いそうな結末になります。キリッ
そこで、お見合いが連続30回も失敗した秘密が解き明かされます。
もちろん、これはこのミステリのメインの謎解きではありません!!
図書館で予約してみました