鏡開き・蔵開き
- カテゴリ:占い
- 2023/01/11 13:37:57
ニコットおみくじ(2023-01-11の運勢)
こんにちは!九州から関東、東北の太平洋側は広く晴れる。
東北の日本海側は昼前まで雪や雨。
北海道は晴れるが、一部で雪も。
沖縄は晴れ。
【鏡開き・蔵開き」 かがみびらき・くらびらき
☆一般的には1月11日が鏡開き、蔵開きをする日となっています。
<概要>
〇鏡開き・蔵開きの由来
@鏡餅
鏡開きというのは神様へのお供え物でありまして、
元旦にやって来ます年神様の拠(よ)り所でもあります。
なぜ鏡餅と呼ばれているのかは諸説ありますが、
三種の神器の鏡に似ていることからというのが有力な説の一つです。
[三種の神器(さんしゅのじんぎ)]
日本神話におきまして、天孫降臨の際に天照大神様が
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)様に授けました三種類の宝物、
即ち八咫鏡(やたのかがみ)、天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)、
八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)の総称です。
この鏡餅は、お正月が終わりまして神様が帰られました後に、
無病息災を願いましてお雑煮やぜんざい等にしていただきます。
鏡餅は大きすぎましてそのまま食すことが出来ない為、
小さく分割をして食します。
この時お餅は、刃物を使用することなく手や小槌で小さくします。
刃物を使用しないのは、鏡餅が武家の文化だったことに由来します。
武家にとりまして「切る」は切腹をイメージすることになる為、
縁起が悪く、手や小槌でお餅を割っていました。
ただ「割る」という言葉も縁起が良くないということで、
末広がりの意味のあります「開く」が使用されまして、
鏡餅を割って食す行事を鏡開きと呼ぶようになりました。
@蔵開き
蔵開きですが、こちらは年末に閉じました蔵を新年になりまして
初めて開ける日のことで、神主さんを及びしまして商売繁盛を祈願します。
本来は蔵開きと鏡開きは別々の行事なのですが、
歴史の流れの中で同じ日に行われるようになりました。
〇鏡開きと蔵開きはいつするもの?
一般的には1月11日に鏡開き・蔵開きをする日となっています。
鏡開きは既にお伝えしましたように、武家の風習を引き継ぎましたもので、
1月20日に具足(ぐそく)にお供えしましたお餅を食していました。
*具足・・・日本の甲冑のことです。
このうち広義では日本の甲冑(鎧と兜)の別称です。
頭、胴、手、足の各部を守る装備が、
「具足(そなえたりる/十分に備わっている)」との言葉に
由来しまして、鎌倉時代以降から甲冑を具足と呼びます
資料が見られます。
江戸時代初期までの松の内(お正月期間)は、
1月11日から1月15日まででしたが、20日が三代将軍であります
徳川家光公の月命日になりましたことで、
鏡開きを1月11日に行うようになります。
そうなりますとまだ神様がお餅に宿っている時に
鏡開きをしますことになりますので、
政府は松の内を1月7日までとします通達を出します。
ただしこれに従いましたのは・・・
江戸周辺の地域だけでありましたので、
関西等では現在でも1月15日までを松の内としています。
この為・・・
それらの地域では1月20日まで鏡開きを行っています。
蔵開きは、商家は初荷のあります1月2日が蔵開きで、
武家は新年の吉日に米蔵を開いていました。
ところが・・・
鏡開きが1月20日から1月11日になりますことで、
この日が旧暦で大安でありますこともありまして、
蔵開きもそれに合わせまして1月11日に行われるようになりました。
〇日本酒酒蔵の蔵開きと新年の蔵開きの違い
日本酒が好きな人なら、蔵開きというと酒蔵の蔵開きを
思い浮かべるかもしれません。
酒蔵の蔵開きは1月11日とか限らず、
秋に蔵開きをします酒造もあります。
酒蔵の蔵開きは年末の蔵開きとは異なりまして、
日本酒の作り始め、若しくは造り終わりに行われます。
最近の日本酒は一年を通しまして製造されていますが、
江戸時代のルールで日本酒は冬に造るものと決められていましたので、
10月から3月までが酒蔵の蔵開きの期間という習慣が残っています。
日本酒の蔵開きはお客様を招いてのお祭りのようなものでありまして、
酒蔵によりましては10種類以上の日本酒を数百円で
飲み比べることが出来ます。
しかし・・・
全ての酒蔵で行われていません。
ですが・・・
これからの季節は、全国各地で酒蔵の蔵開きが始まります。
日本酒がお好きな方はいかがでしょうか?
〇全国もち購入量ランキング
順位 都市名 年間購入量(二人以上の世帯)(g)
1位 富山市 3471
2位 相模原市 3016
3位 金沢市 2946
4位 堺市 2936
5位 岐阜市 2934
6位 千葉市 2916
7位 横浜市 2879
8位 東京都区部 2788
9位 さいたま市 2720
10位 大津市 2616
全国平均 2310
*出典:総務省統計局「家計調査(二人以上の世帯)品目別都道府県庁
所在市及び政令指定都市ランキング(2017年(平成29年)~2019年
(令和元年)平均)」より抜粋
餅の購入量ランキング1位は富山市です。
全国平均と比較をしますと1170gも多く購入していることになります。
丸餅1個を34gとしますと、一年間で34個も購入しています計算です。
富山市が2位の相模原市を大きく引き離して圧倒的な餅購入量1位を
誇っています理由の一つは、富山県名産の糯(もち)米が
このんで食されていることにあるといわれています。
*富山県名産の糯米・・・新大正糯(しんたいしょうもちごめ)
≪新大正糯≫
富山県外ではなかなか手に入らないことから「幻の糯米」と呼ばれまして、
粘りとコシが強く風味が豊かな最高級品との呼び声も高い糯米です。
問題 合成清酒の生産量についてです。
合成清酒の生産量都道府県ランキング(令和2年)におきまして、
3位の都道府県を教えてください。
1、新潟県
2、山形県
3、北海道
順位 都道府県 数量(kl) 割合(%)
1位 兵庫県 87289 28、0
2位 京都府 54303 17、4
3位 ここ 26381 8、5
4位 埼玉県 17386 5、6
5位 秋田県 12220 3、9
*国税庁「統計年報」より抜粋
ヒント・・・〇正解の都道府県日本酒ランキング2023年1月版
1位 加茂錦 加茂錦酒造 さん
2位 八海山 八海酒蔵 さん
3位 久保田 朝日酒蔵 さん
4位 たかちよ 高千代酒造 さん
5位 〆張鶴 宮尾酒造 さん
*さけのわより抜粋
さらにヒント・・・
〇お酒の肴 赤なまこ酢 豊洲市場ドットコム(鮮魚販売店) さん
『赤ナマコ』佐渡産 1P(約500g) 価格:1800円(税込)
お分かりの方は数字もしくは合成清酒の生産量都道府県ランキング(令和2年)におきまして、3位の都道府県をよろしくお願いします。