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ロウバイ

ニコットおみくじ(2023-01-03の運勢)

おみくじ

こんにちは!冬型の気圧配置が続き、九州から関東は概ね晴れ。

北陸は雪や雨で東北と北海道は日本海側を中心にふぶく所も。
沖縄は曇り。

【ロウバイ】 蝋梅 蠟梅 唐梅(からうめ) Chimonanthus praecox

                      Wintersweet

                      Japanese allspice

☆クスノキ目ロウバイ科ロウバイ属に属します中国原産の落葉樹です。

<概要>

ロウバイは、厳寒の咲く花が少ない時期にすっきりとした
甘い香りを漂させます花として知られています。
小ぶりな可愛らしい黄色い花と香りで、人の目と花を楽しませてくれます。

〇名前の由来

ロウバイは花弁(はなびら)が蝋細工に似ているから
「蝋梅」ではないかという説が知られています。

旧字体で「蠟梅」とも表記されることもあります。
旧暦の12月に開花しますので、12月の異称の「臘月」から取られて
蠟梅とされたのではないかという説もあります。

@「老梅」という表記は間違い

 花や苗を扱いますお店で「老梅」という表記があるのは間違いです。
 「老梅」にしますと、年数が経ちました梅の木という意味になりますので、
 全く別の花を指すことになります。

〇花言葉

・慈愛

・優しい心

・愛情

・奥ゆかしい

・先見

・先導。

このように沢山の花言葉があります。

「慈愛」「優しい心」「愛情」につきましては、
花の種類が少ない寒い時期に開花しまして、
人々の心を温かくさせることからといわれています。

花を下に向けまして俯(うつむ)き加減に開花をしますので、
「奥ゆかしい」という花言葉も付けられています。

「先見」や「先導」という花言葉もありまして、
春になります前に先駆けて開花することから由来すると考えられています。

〇飾り方

小ぶりな花は和室にも合いますので、床の間に飾りましても良いです。

早く咲きます品種でありましたら、
お正月の飾りと一緒に花瓶に挿しまして玄関先に活けるのもおすすめです。

掛け軸や手拭(てぬぐ)い等の輪のタペストリーと合わせましても良いです。

@タペストリー Tapestry

 壁掛け等に使用されます室内装飾用の織物の一種です。

 タペストリーは英語で、中期英語ではTapisseryといいまして、
 フランス語のタピスリー(Tapisserie)からきています。

 製織の技術では日本の綴織「つづれおり(平織)」の一種です。
 綴織に相当しますものでありまして、絨毬(じゅうもう)を
 作ります要領で制作されます。

 ★綴織

  平織の一種で、太い横糸で縦糸を包みますことで、
  縦糸を見えなくしまして横糸だけで絵柄を表現します織物です。

 ☆絨毛

  柔突起ともいいまして、脊椎動物の腸粘膜(小腸)や、
  絨毛膜等に密生しています。

  毛のように細く短い小突起で、指状ないし樹伏に広がります。
  これによりまして表面積は著しく増大しまして、効率よく吸収出来ます。
  絨毛上皮で覆われていまして、その下に毛細血管網があります。

〇特徴

「クスノキ目ロウバイ科ロウバイ属」の落葉低木で、
半透明で蝋細工のような質感で艶のあります花が咲きまして、
果実の形は花梨(かりん)に似たような楕円形をしています。

@花

 一見小さな黄色の梅のように見えますが、
 梅は「バラ目バラ科」に属しています為、遠い関係です。

〇特徴①中国原産

ワロウバイ(和蝋梅)という種類もありますが、中国原産の植物です。

@歴史

 日本に伝来しましたのは江戸時代の1600年代です。
 後水尾天皇が在位している時期と伝えられています。

 《後水尾天皇(とみずのおてんのう、ごみのおてんのう)》

  1596年6月29日ー1680年9月11日

  第108代天皇(在位・1611年5月9日ー1629年12月22日)

 中国から来ました梅ということで「唐梅(からうめ)、
 南京梅(なんきんうめ)」という異名もあります。

〇特徴②甘い香り

果物のような甘さを感じさせながら、スッキリと透明感があります。

@香水

 「ロウバイ」と名の付きました香水もありますが、
 実際に香り成分を大量に取るのは難しいです。
 
 調香師が複数の植物の精油を掛け合わせまして、
 実際の香りに近い香水を作っている場合もあります。

〇特徴③黄色の梅のような花

基本的な種類のロウバイは、華の中心部が紫色で周囲を取り囲む部分が黄色です。

@花のサイズ

 実際に開花しました梅と比べましてロウバイの方が小さいです。

@色

 園芸品種ですと、中の芯の部分まで黄色一色の花もあります。
 茶褐色や白色の花にロウバイと付いている場合は、
 近縁種の科の品種であることが多いです。

〇特徴④薬にもなります

花や蕾を乾燥させて抽出されますエキスを「蝋梅油」と呼びます。

@蝋梅油

 抗菌作用がありますことから・・・

 ・火傷          ・鎮痛剤

 ・解熱剤         ・咳止め薬

 このようなことに使用されることもあるようです。

〇特徴⑤毒があります

ロウバイの花には有毒成分が含まれていません。
その為、少し触れただけでは毒が回るということはほぼありません。

@開花後の実

 開花後、春になりまして付く実には毒が含まれています。

 花梨の実に似ました鞘状のものを割りますと、
 小豆位の大きさの楕円形の実が出てきます。
 この小さな実に強い有毒成分があります。

 ★有毒成分

  有毒成分はアルカロイドの一種「カリカンチン」で、
  近縁の科に属します「クロバナロウバイ」等の実にも入っています。

  口に入れますと中毒症状を起こしまして、
  最悪の場合は呼吸困難で死に至る可能性もあるとされています。

〇特徴⑥開花時期は冬

開花時期は早いもので12月で、最も遅いものでも2月です。
開花とともに春が近づいているのを知っている方もおられるはずです。

@雪の時期に咲きます4種類の花

 ロウバイは「雪中四友(せっちゅうのしゆう)の一つで、
 これら雪の時期に咲きます4種類の花として知られていまして、
 日本がの画材にも選ばれています。

 ・山茶花「さざんか(茶梅)」

 ・梅(玉梅)

 ・水仙

 ☆雪中四友

  雪の中や厳寒の時期という花にとりましては厳しい季節なのに、
  花を開き芳しい香りを漂わせるからといわれています。

問題 ロウバイが咲きます山は山形県のOO三山の一つ、
   羽黒山(はぐろさん)です。

   OOに入ります地方名を教えてください。

1、陸中(りくちゅう)

2、羽前(うぜん)

3、出羽(でわ)

〇正解の旧国名三山

山形県中央部にあります月山(がっさん)、湯殿山(ゆどのさん)、
そして羽黒山の総称です。
古くから修験道の道場として名高いです。

〇羽黒山

ロウバイが咲きます場所は、羽黒山神社の鳥居前の参道です。

一の鳥居からロウバイまで約徒歩にて35分です。

山形県鶴岡市(庄内地方)にあります標高414mの山です。

ヒント・・・〇現世利益(げんぜりやく)

      OO三山の中で最も里山に近く、
      現世利益を叶える山といわれています。

      〇正解の地方名の由来

      「いずわ神社」でありまして、
      その語源は、元々正解の地方名郡として属していたことからです。
      越国(現:新潟~秋田)の出端からきています。

お分かりの方は数字もしくはOOに入ります地方名をよろしくお願いします。
  











 












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