「CHANGE MAKER U-18」を見て
- カテゴリ:日記
- 2022/12/20 05:08:16
「CHANGE MAKER U-18」を見た。
食の未来をテーマだった。
其の中で大賞を取ったジビエ料理の意見が私も色々とかなり昔から気になっていた事と関係しているので大いに同意する所が多かった。
盛んに「動物愛護」が叫ばれていた時代で鹿に罪はない、人間が鹿の住む世界を壊してしまったので鹿狩猟などもっての外と長い間言われ続けて居た。
鹿の角や肉を違法狩猟する人がやった無残な死骸をテレビで放映して「残酷な行為を非難する番組」が放映されて其れに私も同調していた。
其れから数年後の今から20年以上前に網走にカニを食べに行く旅をした。
行きは車でルンルンと網走まで北海道のど真ん中突っ切って網走に行ってカニをうんざりするほど食べてトロッコ列車で釧路湿原を突っ切って釧路から札幌に帰る途中の車窓からの風景で山が茶色なのに気が付いて見知らぬ人に何故山肌が茶色なのかと聞くと何と鹿が増えすぎて冬の餌に木の皮を食べてしまって木を枯れさせてしまって森林が死んでしまうと草も生えない茶色の山になってしまうと言うのだ。
気が付けば近くの木々は骨の様な色になったしか見当たらない風景が続く。
其の後に其の骨の様な木々が崩れ落ちるのだそうだ。
ゾッとする風景が車窓に続く。
此れが「動物愛護」の言葉に元に起きている現実なのである。
勿論農家の鹿の被害も深刻な状態になっているが「動物愛護」の言葉の残酷で冷酷な「美句」は揺るがない。
森が死ぬと其処に居た小動物も死んでしまう。
木の実や食べ物が無いとヒグマも山を下りて来る。
此の異常事態が何十年と続いていると言うのに農家が声を上げても「動物愛護」の言葉の残酷で冷酷な「美句」の剛強な壁は崩せない。
私は必死で掲示板で其の現実を訴え続けて「動物愛護」の残忍で冷酷な壁に立ち向かった。
札幌近郊の都会の人々も目に付く場所まで鹿の森林への害が迫ってきてやっと其の状態を恐る恐る取り上げる人達が出て来た。
其の声に押される様にテレビでわずかに取り上げられた。
其の番組を必死に掲示板で内容を書いて知らせた。
北海道の農家の億を超える被害を訴えても「動物愛護」の残忍で冷酷な「美句」は本来は動物の世界を人が開発して畑にしたのだから農家側が悪いで拒否されるのだ。
だが増えすぎた鹿は森を破壊して小動物も大きな動物も生きて行けない状態になっている現実があるのだ。
確かに北海道に居た鹿を食べるオオカミを絶滅させた事が原因なのだが、其れでは蝦夷オオカミを復活させる為に其れと似たシベリアオオカミを大量に連れてきて鹿を捕食させると言う意見も出たがそうなると「動物愛護」を言っていた人達は何故か黙ってしまう。
つまり其れに「シベリアオオカミを大量に北海道に放つ」と言う意見には黙ってしまうので反対する農家の農家の意見が通ってしまう。
私も非現実的だと思った。要は鹿を狩猟して食べれば良いのである。
簡単な事だと思ったが実際は依然と鹿が増える勢いは止まらない。
今の現実を言うとルールと言うか所謂色々な規制とか難しい問題があって難しいのである。
北海道は狩猟時期が冬季と決まっている。
其の為に骨や人が食べるにはまずいと感じる部分は例えばペットの餌に加工する業者は其の時に集中して夏場は品が無くなる。
つまり常時商売として成り立たないのである。
時はペットブームで大型犬も含めて人が食べる僅かな部分以外の肉はジャーキーに小型犬用のジャーキーにするのだが人が食べない部分程ペットには人気がある。
其れでも品が手に入るのは年中需要が在るにも関わらず冬季に品が集中するので兼業運営になる為に安定した商売になりにくい。
本州から狩猟を楽しみたいと言う言う人達が来て鹿を狩猟するのだが鹿は撃つと直ぐ血抜きと内臓を取らないと肉は臭くて食べれなくなる。
海外のドラマでは鹿を撃つと其れを血抜きも内臓も取らないで其のままトラックの荷台に乗せて家に持って帰って家で解体して長い事煮てシチューにしていた。
つまり生臭い匂いを消すハーブを沢山入れて煮ないと食べれないのだ。
つまりどうするかと言うと直ぐに「血抜き」をして内臓を取ってしまわないと肉が臭くなるのだ。
所が血抜きまでは許可されても内臓はもって帰らなければならない。
私は鹿が狩猟出来る山奥なら内臓を穴を少し掘って内臓を入れて其の上に石を置いて置いてクマやキツネやタヌキや小動物や虫が食べれる状態にすべきだと思うのだが地元の人は其れに反対している。
と言う事はそんな面倒な事を狩猟を楽しんで肉のおいしい所だけを持って帰りたい本州から来る多くの人達はやらないので地元にとっては迷惑な違法狩猟者になってしまう。
所が現実は鹿は増えすぎて鹿害は減っていないのである。
高価な狩猟用の大型の鹿の処理が出来る大型トラックの様なのもあるが年に数回来る人達はそんなのは持てないし、更に地元ではないく道内に居る多くの個人でハンターをやっている人達も持てないし大きな大型トラックなど冬の狩猟期だけの為に購入しておく場所も無い。
私は何と現実にそぐわない規則だと思ってみている。
せめてもう少し現実的なせめて血抜きと内臓は現場でして其の手法をルール化すれば良いのでは思っている。
其れをすると本州から来るハンターの人に其れを教えると内臓を人が住む近くに捨てる違法者も無くなってどこの山奥なら此の様に最初の処理をすると現実に合った方法に変えれば良いと思う。
次においしくない部分はミンチにする引き取り先や骨の引き取り先をきちんと登録させて其処に流通するルートを作ると骨や人がおいしくなくて食べない部分はペットの餌業者を登録させて其処に持って行けば受け取って貰えれば不要な部分を捨てて行くハンターも無くなるし、現実に鹿害の被害が増え続けて居るのだから其の人達も観光も含めて「守れるルール」を作れば良いと思う。
つまり道などが大型冷凍管理施設を作ってそれらの人が僅かな部位しか食べない残りを引き取って狩猟期で無い時に例えばペットの餌に加工して売る業者に格安で提供すればよいと思う。
内臓も肥料に混ぜる為に加工すれば良いと思うし、ミンチにしてハンバーグを作る工場に夏場にも大型冷蔵庫からハンバーグとして作れる部分をそう言う会社に提供すればよいと思う。
地元の一部の人達だけの為の都合の良い規則でせっかくの北海道の益になりそうな鹿を狩猟して食べる事が出来ると言うのが悪循環になってしまっている現実に私はいらだっていたのでミンチにしてハンバーグにすると云うのは産業になれば良いと思うし、冬だけ色々な農家が狩猟家と個人でもやって行けるシステムが出来たり本州から観光で来て狩猟を楽しむと言う人達も受け入れやすいシステムが出来れば一石何鳥にもなると思う。