Nicotto Town


けいかの雑記


はんどるかばー

冬はバイク乗りにとっては試練の時期。

道路が凍結すればほぼ無条件で冬眠することを余儀なくされ、そうでなくとも凍てつくような寒さに耐えなければいけない。ライダーは冬の道路を走るためにあの手この手を使い、震えながらバイクを走らせるのである。
・・・という謎の語りはこれくらいにしておいて、昨今バイクに冬を耐える道具が色々発売されてます。路面対策であればスタッドレス(ごく一部のバイク)、スパイクタイヤ、チェーン。寒さ対策なら厚着のウェア、電熱グローブやウェア、グリップヒーター、シートヒーター。
そして、ハンドルカバー
今回はハンドルカバーのお話です。
ハンドルカバーはかなり好き嫌いが激しく、またメリット・デメリットも極端です。メリットはとにかく温かい。冬用のグローブ付けなくても大丈夫なくらい暖かく、グリップヒーターと合わせて使用すればコタツ状態らしいです、羨ましい。また、手が震えることなく、しっかりしたアクセルワークができるのは嬉しい。
反面、デメリットはまず見た目。大半のライダーはこれに引っかかり使わない理由となってしまうみたいです。そしてもう一つ、ボタン類の多いバイクはハンドルカバーの相性が悪いと操作に難があり(ボタンが見えにくい、そして押しにくい)、せっかくの暖かいメリットを帳消しするレベルの危険な運転となってしまう事。
・・・ということを見るとやはりバイクとの相性もあって付ける人付けない人けっこう別れそうな道具なんですよね。正直言うと、私は格好は気にしないので使えるなら使いたいのです。ただ、私の持っているナイケンは構造上デメリットが一つ追加されてしまうのです。それはミラーにハンドルカバーが被り、後ろの見える範囲が狭まること。
一番手っ取り早いのは検索して画像を見てもらう事なのですが、ナイケンというバイクはミラーの位置が特殊なのです。普通はハンドル付近から上の方にニョキっ生えているイメージだと思うのですが、ナイケンはなんとヘッドライトと防風スクリーンの真ん中あたりから生えているのです!(ちなみにミラーだけで1本3万円くらいするらしい・・・)。で、何が起こるかというと、ミラーにはハンドルが映るため、ハンドルカバーを付けると更に見える場所が狭くなるんですよね。
さあどうしたものかと考えたのですが一つの解決策として、他のバイクと同じようにハンドルにミラーを付けるというのを考えました。ハンドルの左右にはミラーを入れるためのネジ穴があると考え改めてナイケンのハンドルを見ると・・・右側にネジ穴がなかった。こればっかりは本当に疑問に思いました。なぜ左側にはネジ穴があって右側は閉じられているのか・・・いや、最初のオプションでETCとかつけてもらうようにしたから、左だけ別のパーツが付いていたのかな?
私は考えることを放棄してハンドルカバーの通販サイトの画面を閉じた。

色々格闘した末、元々備え付けられているグリップヒーターは神機能だなと思いました。でもやっぱり手がコタツの気分は味わってみたいなぁ。




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