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スケソウダラ

ニコットおみくじ(2022-11-27の運勢)

おみくじ

こんにちは!高気圧に覆われ、九州から関東は晴れ。

東北と北海道の太平洋側も概ね晴れるが、
日本海側は雲が多く、所々で雪か雨。
沖縄は晴れ。

【スケソウダラ】 介党鱈  Gadus chalcogrammus Pallas,1814

               Alaska pollock

☆タラ目タラ科スケトウダラ属に属します魚類です。
 スケソウダラ(介宗鱈・助惣鱈)とも呼ばれています。

<概要>

〇身体の特徴

全長:60cm前後になります。

下顎が上顎よりも出ています。

細長く断面はやや円形に近いです。

背鰭は三つありまして、体側の不規則な模様が筋状に並びます。

〇漢字・学名由来

@漢字

 ・佐渡鱈          ・須介党

 ・介党鱈          ・

 ・助宗鱈

@由来・語源

 標準和名はスケトウダラですが、実はあまり使用されていません。

 ★古くは

  Theragra chalcogramma(Pallas,1814)

 ☆干もの塩もの

  石黒正吉さん 毎日新聞社 さん 1975)に
  <「鯳」か「助宗」と表示されていまして、
  私ら消費地業者は延ばさずに「すけそ」と言ったり、
  「すけそだら」と、……>とあります。

  《石黒正吉(いしぐろしょうきち)》さん 1907~1993年

   ≪本の一覧≫

    タイトル    著作者等   出版元       刊行年月

    くらしの中の魚 石黒正吉 著 東京ヘレン・ケラー 1994.5

    くらしの中の魚 石黒正吉 著 毎日新聞社     1978.6

    干物・塩物   石黒正吉 著 丸善ブックメイツ  1978.12
                   東京書房社    

    干もの塩もの: 石黒正吉 著 合物業会      1975
    魚屋の書いた         毎日新聞社
    魚の本

@助っ人鱈

 漁に人手がかかりますので「助っ人鱈」の意味があります。

@魚艦
 
 <鱈‥‥‥痩小なるものをしつこけだら又すけとうだらという、
      味佳からずといえども、佐渡(すけと)金山に間近き、所にて、
      漁るものは佳し、よりて「すけとう」という>。
      『魚艦』(武井周作)

 《武井周作(たけいしゅうさく)》さん

  生年:生没年不詳

  江戸後期、江戸日本橋長浜町の蘭方医です。

  名:好一さんです。

  天保2年(1831年)年刊の『魚艦』の著者です。

  同書は民間の生活実用書です。
  魚につきまして和名、地方名、俗称、本草綱目の漢名、産地、
  形態、生態、料理法等を著述しています。

  明治18年(1885年)に『勧農叢書(かんのうそうしょ)』の
  一つとして東京有隣堂より刊行します。

  他には・・・

  文政2年(1819年)に『江戸今世医家人名録』(共編)があります。
  <著作>平野満さん解説『魚艦』(生活の古典双書)

@助党

 <佐渡では「スケト」と呼んでいます。
  佐渡の字が「スケト」と読めるからだといいますが、
  佐渡では家計を助けますから「助戸」だともいっています。

  その他・・・

  タラの漁期は忙しく、港に大勢のスケット(助党)が来るからだ>
  『新潟料理 ふるさとの味』(桜井薫さん 新潟日報事業社 さん)

   《桜井薫(さくらいかおる)》さん

    生年:1925年

    ≼本の一覧≫

     タイトル       著作者等   出版元     刊行年月

     味な話:
     食いっ気色気     桜井薫 著  八重岳書房   1991.9

     新潟のキノコ料理   桜井薫 著  新潟日報事業社 1990.9
                       出版部

     新潟の山菜料理    桜井薫 著  新潟日報事業社 1989.4
                       出版部

     新潟料理ふるさとの味 桜井薫 著  新潟日報事業社 1988.6
                       出版部

@佐渡島

 佐渡金山周辺で多産しますので「佐渡(すけと)」の鱈の意味があります。

〇Pallas さん

Peter Simon Pallas(ペーター・ジーモン・パラス)

ドイツの動物学者です。

主に冷水域の魚を記載しました。
ホッケ類、アイナメ類等、国内海域におります多くの魚類を掲載しました。

〇生息域

海水魚です。

@棲息地

 水深約0~2000mの表層・中層域に棲息しています。

@分布

 北海道全沿岸、青森県~和歌山県白浜の太平洋沿岸、
 青森県∼山口県の日本海沿岸。

〇生態

@産卵期

 12月~5月です。

 北に行きます程遅くなります。

 ★排卵数

  20~200万粒です。

 ☆食性(餌)

  ・オキアミ

  ・小型の魚類

  ・軟体類

  これらを捕食します。

〇漁法

・底引網

・刺し網

・延縄

・一本釣り

〇スケソウダラの身

@ドレス

 頭と白子もしくは卵巣以外の内臓を取り去りました状態で入荷します。
 主に青森県等で加工されています。

@生たらこ

 卵巣を丁寧に並べまして出荷されています。
 古くは安価でしたが今や高級品となっています。

 東京都では昔から、甘辛く煮ておかずにされてきています。
 主に北海道から送られてきています。

@スケトウダラの白子(助タチ)

 マダラの白子は超高級品でありますが、
 本種のものは比較的庶民的な値段で購入できます。

 パックのものもありますし、発泡の箱に無造作に入れられましたのもあります。
 主に北海道から入荷されています。

〇選び方

切り身で販売されることが多いです。

・水分が出ていないもの

・身に張りがありまして、微かに透明感のあるもの

〇味わい

@旬期

 冬です。

@身の特徴

 鱗:小さく薄く弱くて取りやすいです。

 皮:比較的しっかりしておりますが熱に弱いです。

 骨:硬くありません。

 白身で繊維質ではなくボロボロしています。
 癖は無く、熱を通しても硬く締まりにくいです。

 肝、白子は非常に美味です。
 一般的な「たらこ」とは本種の卵巣のことです。
 卵粒が細かく生でねっとりとしていまして煮ても焼いても味が良いです。

@注意(アニサキス)

 基本的に生食はすすめにくいです。
 生で食す場合は24時間以上マイナス20℃以下で冷凍をしてからです。

問題 スケソウダラを使用しました郷土料理で三平汁(さんぺいじる)が
   あります。

   その三平汁の発祥地を教えてください。

1、利尻島(北海道利尻郡利尻町・利尻富士町)

2、礼文島(北海道礼文郡礼文町)

3、奥尻島(北海道奥尻郡奥尻町)

ヒント・・・〇三平汁の発祥地

      塩蔵の魚と野菜を具に、魚から出ます塩味を活かした汁物です。

      その昔・・・

      「北海道の春は鰊(にしん)で明ける」

      このようにいわれていました。

      特に江差沖や松前沖は鰊漁場として栄えまして、
      「三平汁」が檜山地方や道南地域多く食されました。

      @諸説ありますが名前の由来

       松前藩の始祖であります武田信広公が
       享徳3年(1454年)蝦夷地に向かう最中嵐に。
       漁夫の斎藤三平さんが食べさせました。
       

お分かりの方は数字もしくは三平汁の発祥地をよろしくお願いします。
      
    








  





 
 
   




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2022/11/28 22:36
げんりんりん、ちィ~ッす♪ฅ^•ﻌ•^ฅ
11月最終の月曜、お疲れ様~☆彡(_´Д`)ノ~~オツカレー♪
3、奥尻島(北海道奥尻郡奥尻町)☆彡(^_^)v
巡回率がメチャメチャ低下しててゴメンねゴメンね~☆彡(。-人-。)
無理せず無茶せず体を労わりつつ、今週も楽ぴくヨロピク~☆彡◡( ๑❛ᴗ❛ )◡ルン♥




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