日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ③
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2022/11/17 01:51:26
こんばんは!17日(木)は北日本から東日本の日本海側は雲が多く、
所により雨や雪となる見込みです。
北日本太平洋側から西日本は概ね晴れるでしょう。
ただ、九州南部では午後から雨となる所がありそうです。
南西諸島は、曇りや雨となり、雷を伴った激しい雨の降る所もあるでしょう。
復活した
登山ルート
❝空中回廊❞をゆく
❝南アルプスの貴公子❞の頂へ
❝貴公子❞へ復活の道
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南アルプス 甲斐駒ヶ岳
〇登山ガイド 富山繁樹さん
神奈川県出身の富山繁樹さん。
林業に携わりたいと隣の山梨に移住。
現在は南アルプスの山々を中心に自然の魅力を伝えています。
*撮影:8月中旬
前回は早川尾根最高峰アサヨ峰に到着し、
甲斐駒ヶ岳を目指し、さらに早川尾根を進んで行くところまでの紹介まででした。
今回は稜線で雷に遭ったらの対応についてから始めます。
<山旅スタイル>
稜線で雷に遭ったら・・・
稜線を歩く時、元も気をつけなければならないのが大気の急変です。
特に雷は要注意。
〇雷
どう対処すればいいんでしょうか?
「雷の音が聞こえてからですね、
30分か1時間で、ま~、自分の頭上に到達する可能性があります。
まぁですからその間にですね、何らかの対処しなければならないと思います」
〇雷は30分~1時間で頭上に到達する
ザックからストックなど物が飛び出ている状態は大変危険。
X
〇ザックに差したものは手に持つ
直ぐに外して手に持ちましょう。
続いて退避する場所。
直ぐ近くに森がる場合はそこに逃げ込むのがベスト。
〇退避場所は森の中がベスト
「その場合ですけれども、立木(たちき)に近寄りすぎず、
少し離れた位置で低い姿勢で、え~、やり過ごすのがいいと思います」
〇木から少し離れ 低い姿勢で
雷は地面を這うこともあるので直(じか)に座らず、
しゃがんだりザックの上に座るように」
〇地面に直接座らない
ハイマツの下 岩の陰
近くに森が無い場合はハイマツの下や大きな岩の陰に身を隠し、
雷が過ぎるのを待ちましょう。
復活した早川尾根ルートもいよいよ終盤。
「はい」
〇栗沢山(2714m)
「お疲れ様でした~。
栗沢山(くりさわやま)到着で~す。
え~、甲斐駒ヶ岳をですね、好きな方は沢山いらっしゃると思うんですよ。
でもですね~、甲斐駒ヶ岳に登ってしまうとこの素敵な姿をですね、
まぁ見ることが出来ない訳ですね。
え~、ですからあの~、そういう方はですね
是非この早川尾根に来ていただいて
え~、甲斐駒ヶ岳の雄姿をですね存分に眺めながら、
え~、縦走ということをですね楽しんでいただけたらいいな~と思います」
ここから仙水峠(せんすいとうげ)まで一旦450m下ります。
下ること1時間
〇仙水峠(2264m)
「はい、お疲れ様でした。
仙水峠に到着で~す」
お疲れ様でした~。
「難喰らいでしたね。
そしてそして、ねっ、え~、こちら見てください。
ドドンと」
甲斐駒ヶ岳
摩利支天(まりしてん)
「え~、摩利支天峰が見えています」
甲斐駒ヶ岳に寄り添うように聳える摩利支天の岩峰。
「やはり摩利支天を見るならここって人も多いです。
私もそう思いますね~」
そうなんだ~。
「え~、今日もね、え~、だいぶ長い距離歩いて来ましたので、
え~、仙水小屋さんの方へ行ってですね、休みたいと思います。
じゃあ行きま~す」
二日目はここまで。
明日はいよいよ甲斐駒ヶ岳の頂へ。
今回は仙水小屋さんで宿泊のところまでと致します。
次回はいよいよ甲斐駒ヶ岳の山頂を目指します。