Nicotto Town



南の魔女クレア156


クレアにとってはそんな大事になるとは思わなかった事が其の事モゾリアナ国の所謂上級社交界では起きてました。

丁度マキバルから鏡を通して連絡があり館の工事責任者から床下のガス管工事が終わりに近づいて床板を張る段階が近づいて来たので最終確認をしたいとの事でクレアはすっかり塀の外は雪が積もり始めてクレアの魔法で塀の中だけは常に5月から7月の季節がゆっくりと来て其の後に9月から11月の季節になる様になっていたのを館の工事の為に常に6月の季節にして行って塀の中では工事が続けられる様にして行ったのですが其の為に床板が決めていたのだと何故か過去の決めていた板だと明るすぎると設計者が言い始めたと言うのです。

クレアはマキバルが外は雪が降っていて寒いからという忠告を聞いて厚着をして龍に乗ってシドリアル国の館に床板を決める為にかえったのですが其れがクレアがモゾリアナ国に帰って月に一度は出なければならないパーティに出なかった事が問題になりました。

要は以前のパーティで複数の人がクレアが来ていたドレスが質素だと聞こえよがしに陰口を言ったので機嫌を損ねてパーティに出るのが嫌でシドリアル国に帰ってしまったと受け取られてしまった様で陰口を言った人達の犯人探しや此れからのクレアへの扱いなどがクラスバー長官を中心に行われてそんな事は知らずにクレアが帰って来た時はクラスバー長官夫人のパーティに出る事になってクレアに対する対応には十分に失礼が内容に配慮する事とアルガーの妹が洋服屋と相談して同じ形の色違いので行く予定だと聞いたアルガーの妹が慌てて洋服屋を連れてきて何とかドレスをクレアをなだめて豪華に手直しをして更に髪飾りも付けて其の上に宝石宝石とうるさいのでクレアは其れまでのドレスに付けていた宝石を全部外して花の魔法を応用して其の部分を宝石に変えて自分の後ろを付いて来る様にしました。

其れには心配してやって来たクラスバー夫人も魔女の魔法を使ったドレスとして魔法が使われて此れだけの宝石を従えたら誰も何も言わないでしょうと喜び、何と当日はクラスバー長官夫人も態々度ピンクの館まで豪華な馬車に自分も乗って迎えに来て一緒にパーティ会場に入ると言う演出で招待客たちは後ろの宝石の数に圧倒されて拍手まで起きてクレアの周りに見知らぬ貴婦人たちが寄ってきて歯の浮く様なお世辞を言いました。

ハタルはやはり其れは其れでクレアが機嫌を悪くしているのが手に取る様に解ってハラハラしましたがクレアが何か嫌味の一つでも言おうとするとハタルがクレアを引き留めて飲み物の所に案内したりストールが曲がっているとか言って間に入って邪魔をしました。

アルガーも其れを見習って何とか煩い婦人達からクレアを引き離したのでクレアに関しては何も起こらずに陰口や露骨な嫌がらせの対象が別の人に映ってクレアが遠目に見ても其の女性がくねくねと涙目をしているふりをしながら男達の居る方に駆け寄って自分が酷く虐められた事を訴えて男達に慰め荒れてまた女性たちの反感を買っていました。

クレアはそう言うのを見ているのも嫌でやはり1時間過ぎると帰ると言い出したのをクラスバー夫人とアルガーの妹がクレアを引き留める為に魔法学校の様子を聞いたりクレアの得意な花の魔法の話をしたりして出来るだけクレアがパーティ会場にいる時間を引き延ばしました。

次の日ハタルはクレアに何故高価な宝石を付けたドレスに此の国は拘るのかと聞きました。

クレアは人には欲が在って見栄を張ると言う欲も其の一つで其れをある程度満たしてお金を散財させるのも個人に特に金持ちを作って力を蓄えさせないと言う政策があるらしいと黒猫が調べて来た事を話しました。

宝石には税金がかかっていて宝石商は特に管理がかかっていてどの宝石を誰が買ったのかと更にドレスに付いた宝石を宝石商に売りに来る人もいるので誰が何を売りに来たのかも管理しているとの事で設けたのを上手に散在させて更に税金を取る仕組みが出来ているのだそうです。

田舎では本物の宝石は使えなくてもガラス玉の偽の宝石をやはりドレスが重たくなるほど付けて重いドレスを優雅に着こなす事が淑女と言う事になるのだそうで其の為に色々が色のガラスが出来て其れがステンドグラス文化も作られて行ったと説明しました。

此のステンドグラスの豪華な家を建てる事も見えと言う欲求を満足させる政策の一つなのだそうです。

クレアもすっかり其のステンドグラスのすばらしさに魅了された一人でした。

ハタルはゴミが散乱されて無く清掃が行き届いた洗練された此の国の治安の良さと選挙制度に驚きましたが其れと同時に国家の収入源が収入に応じた税金制度以外にも色々な政策でシドリアル国も貴族議員が議会政治をしているが此のモゾリアナ国も国民を圧政と言われる恐怖政治や独裁政治で無い事に驚きました。

クレアにとっては生まれた時から貴族議員が居て議会政治は当たり前でしたがマキバルが新聞で貴族以外の普通の人達にも選挙権を与えよと主張する人達が演説会を開いて警邏隊に大勢が捕まったと言うの記事がのっていたと教えてくれたのでシドリアル国ももしかしたら貴族以外の人達もいずれは選挙権を持つかもしれないとハタルに言いました。

クレアはハタルに詳しい事は解らないが此の国がこの様になったのには一人の魔石を持った魔女が大きな力を発揮して此の国を良くしたらしいと話しました。

クレアは此の国に来るととても穏やかな気持ちになるとハタルに伝えるとハタルも其れに同意しました。

あの重たいドレスを着てのパーティが無ければ最高なんだけどあれも此の国の運営の為に必要な事らしいとクレアは行って「うんざり」と言ってその様な顔をして見せました。

ハタルが苦笑いで返すと度ピンクの館の鏡の部屋から鏡番の羊のぬいぐるみのメイド型が来てマキバルから連絡が来ていると言ってきました。

ハタルが急いで鏡の部屋に行きました。
この頃は鏡の部屋でマキバルへの報告やマキバルからの言伝はハタルが聞く様になってました。

何とクレアが居ない時を狙ったかのように村の警邏隊達が高い塀の中の様子を見たいと言って来て断る理由も無いので案内をしたそうです。

塀の外は雪が積もっているのに雪が無い事に驚いて更に此の館には人間はクレアだけで其れ以外は幽霊と使途と言われる動物たちとぬいぐるみが居て今は幽霊とぬいぐるみだけだとしると本当に驚いて帰って行ったとマキバルからの報告をハタルからクレアは受けました。

各部屋に床下にガス管が通って床板が後2週間位で張り終えるので壁板と壁紙の最後の打ち合わせをしたいと大工達が言っているとの事でクレアはまた一旦シドリアル国に帰る事にしました。

今度はアルガーにちゃんと言ってから帰る事にしたのでアルガーが言っていたような騒ぎにならない様でしたがクレアはやはり招待されたパーティに合わせて帰る事にしたのでアルガーは其れに反対したのですが同じデザインの色違いドレスを3着つくったので今度は同じ型の黒のドレスで言って更に疲れるから宝石を後ろに引き連れて行かないと言うとしぶしぶ納得しました。







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