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かきくけこのブログ。


ゲシュ崩ログ 80 おいしい牛乳

近頃たどたどしく、ひらがなを読むようになった子供。牛乳どれがいいかなと選ばせるとおいしい牛乳!と言う。多分、文字が読めるからおいしいって読めるから、おいしい牛乳って言いたいのかな~と思いつつ、おいしい牛乳を選びたがる子供にかわいい~と思っていた。おいしい牛乳がおいしいというのもあるかもしれないけれど、私自身は牛乳の違いがよくわからない。小さいころからずっと牛乳が苦手だった。そういえば、幼稚園の時は好きな男の子にお前の牛乳くれって言われて「はい~♥」って喜んで貢いでいた。三つ子の魂百までというが。私はそんな小さいころから…とちょっと思い出して悲痛さに将来も悲観した。子供というのは牛乳が好きな人のほうが多いと思う。この前、明治「おいしい牛乳」を子供がフードコートみたいなとこで飲んでいたら、遠くから小さな幼児が突撃してきて、「そのぎゅうにゅうのみたい~~~」と泣きわめきながら、子供が飲んでる「明治おいしい牛乳」に手を伸ばしてきた。おっと…と子供も私もビックリしていると、保護者がやってきて「すみませ~ん」と言って引き離れ去った。その一部始終を見ていた私は、「そ、そこまでおいしい牛乳って、人の飲んでるものを奪いたい位にそこまで、そこまでして飲ませてくれ~という状態になるまで、美味しいんだ…!?」と、愕然としたというか、感動したというか。おいしい牛乳が引き起こした牛乳カツアゲ未遂事件に、私は、おいしい牛乳を子供という子供がいかにおいしいと思っているのかを、改めて学んだのだった。牛乳が物心ついた頃から苦手だった私には、そんなこんながすべて新鮮で、衝撃だった。おいしい牛乳をおいしいと思っている子供は多いんだな、と。
夏と冬 乳味ちがう 子にまなぶ
夏と冬で同じメーカーでも味が少し違うと、子供のおかげでよく牛乳飲むようになって知りました。牛さんという自然のめぐみからいただくから揺らぎがあるんですね。そういう揺らぎが「あ、本当に自然な天然の恵みなんだな」って実感できたりしてけっこう好き。




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