南の魔女クレア１５３
- カテゴリ：自作小説
- 2022/10/29 04:11:18
ハタルのクレアがモゾリアナ国へ出発前に龍に乗って新しいドレスを数着トウニに行って買って来たのかとかモゾリアナ国に付いて直ぐに豪華なドレスを数着作ったのかと言う疑問はクレアが例のモゾリアナ国の伯爵夫人達の主催のパーティに付き人としてついて行って理解できました。
クレアの豪華に見えたドレスがすっかり貧祖に見える程の豪華な宝石をちりばめたドレスを来てクレアのドレスを何気に否定する婦人達にアルガーが「糸に金糸銀糸が入っていてとても高価ななのですよ。」とか「何人者職人が数か月をかけて刺繍して織り上げた非常に高価な物です。」等と汗をかきながら言い訳をしていた。
クレアは顔色一つ変えずに「私、宝石に飽きましたの。しかも動きにくいしじゃらじゃらと音はうるさいしのでうんざり」と言って鼻で笑ったパフォーマンスを露骨にするものだから尚の事其の場の豪華な宝石を来たご婦人達の機嫌を損ねてアルガーが必死に取り繕ってました。
クレアが好んで此のパーティ会場に来ている訳で無い事は其の態度でハタルの目にも良く解ったが其れでも１時間経つと踵を返す様にクレアは其のパーティ会場を後にした。
度ピンクの館に帰ってからハタルはあれはいったい何なのかと聞くと馬車の中で声を発したら唸り越えしか出ないような顔をしていたクレアも例のバルコニーに戻って気を聞かして執事長が持ってきた紅茶とチョコレートクッキーを食べると顔が少し緩んだので聞いて見ました。
クレアは月に一度は此の国ではどこかのパーティに顔を出さなければならないのと豪華なドレスで無いと相手に対して其れだけ失礼に当たると言うマナーが在ると言いました。
此の国ではもともと宝石をドレスに付けるのが正式なフォーマルドレスで宝石をそう言う場で宝石をつけてないと其のパーティを見下したとかマナーを知らない下種かそう言う洋服を用意できないのに来た貧相な人間と扱われると言いました。
そしてクレアは此の国に来た魔女が命をかけて無くした酷い歴史をハタルに話した。
其の魔女がモゾリアナ国に招待されて来た時は此の国は風俗が凄く乱れていて主に貴族達が気を狂わせる薬草の煙草をすって老若男女の淫乱交が行われていた。
其れは酷い状態である時は目だけ見える仮面を付けて衣類は総て脱いで相手が誰かも解らない状態の時もあったので酷い時は親子や兄弟姉妹と言う時もあってその様にしてできた子はこっそりと捨てられたり売られたりした下男の子が出来た時や下女に子が出来た時はもろとも殺してしまう例もあったとかで其れを何とかやめさせるために其の薬草を根こそぎ失くしてしまう薬を神官たちが研究して作ってまたパーティも禁止して王宮や地方は会館を作って国が管理をする事にしなったとそして自分を律して道徳を守る生活を送る様に魔玉に気を入れ祈り続けて力尽きて其の魔女は死んでしまったけど其の魔玉はお城の近くの神官の祈りの場の地中深くに埋められて其の上に祈りの建物がたてられたと話しました。
更にモゾリアナ国の首都のクアナのパーティ会場はお城でお城には幾つもの色々なパーティ会場が在って其処を借りて色々な人がパーティを開くけどある程度の貴族や私の様な立場の人は呼ばれたパーティに最低月に一度は出なければならない規則だと言いました。
此れは其処でのパーティの内容も其処での会話も国が管理して不道徳な集まりをしてないか管理する為らしいと黒猫をクレアの命令で何で月に一度は出なければならないのかを調べさせると料理を運ぶ人達や客人のふりをして国の見張りの様な人が居てお城のパーティの管理人たち様な人たちに報告をしていたと言うのです。
ハタルは此の事を私が知っているのは内緒だとクレアは言って仕方なしに最低１時間はいないと失礼に当たるとアルガーが煩いから１時間は居る事にしていると言いました。
それと月に１度程度でるなら毎月ドレスを変えないと同じ服を来て行くとこれまた品祖な身なりで来てと陰口を言われるらしいけど其の度に何度も洋服屋が来て採寸して仮縫いをしてと何度も面倒だから同じのを色違いで作らせるようにしているとクレアは言いました。
ハタルには確かに普段のクレアの服装は其の反動なのかクレアが野良着と称して着る服は村人よりやや上等程度の服で其れ程豪華な服ではありません。
此処に来てからのクレアは普段着も其れなりに豪華なトウニで買って来た服を着ていました。
少しでも此の度ピンクの館の外に出る時は其れなりの服装をしてないと行けないのでマナーも動作も総て見られて噂になるのでアルガーが監督責任で責められる様で仕方なしにしていると言いましたがハタルにはもともと其れなりのマナーは子供時代にしつけられて身についていると思いました。
其れではあの修道院の館での服装と食事のマナーも肘をついて足を投げ出して食べる事や服装も行動も乱雑で乱暴なのは何故なのかと思いました。
クレアは時々アルガーとぶつかりましたが其れを上手にアルガーの妹がとりなしていたのでマキバルとクレアの言い合いの様にはなりませんでしたし何よりもクレアは此処での生活をパーティ以外は楽しんでいる様に見えました。
更にクレアは此の国の政治制度についてもハタルに説明をしました。
王様と近臣と呼ばれる４人が居て王様の身内から選ばれますが重要な事の最終的な事は王様が決断しますが殆どは選挙で選ばれた大臣達が政治を行います。
此の国は組合制度となっていて一番小さいのが町内会で其処で町内会長を選びます。
其の町内会組合が組合長を選んで其の地区の組合長達が州の責任者を選びます。
此の国は１５３州に別れていて其々で１５３票です。
次に漁業組合、農場組合、建築組合等色々な認められた組合が２５０程あって其々が２５０票持っています。
其の人達の選挙で大臣が４０人程選ばれます。
其の組合みたいな形で魔法省組合と神官組合が在ります。
其れとは別に職業軍人組合が在って其処は海軍、陸軍、警邏隊も地方警邏隊とあって其れは別の管理組合組織として存在します。
其の組合みたいな形で魔法省組合と神官組合が在ります。
此れは大臣達とは別に国直属になりました。
お城はお城の管理組合と言う組織が在って管理部が在ってお城の運営と軍部の運営をしていました。
大臣の中でも重要な幹部組織がまた大臣の中から選ばれて軍部や管理部を幾つも兼任している人もいました。
色々なパーティは４年に一度の選挙で誰を選ぶかを探るのにとても重要な場になるので頻繁に顔を出して置かないと陰口の対象になります。
其の周辺の人達も其の陰口に巻き込まれる恐れがあるので夫が大臣をしていたり次の大臣を狙っていたりすると重要な場になるし主催者も招待客が問題行動を起こす人を其のパーティに入れると陰口の対象になるのでアルガーは気が気ではありませんでした。
かといってクレアが前のキリアマリ国との戦争での活躍は色々な新聞が書き立てて其れはモゾリアナ国では評価されているのでパーティにクレアが招待に応じて来る事は其れなりにクレアを招待した人の一つの強みにもなるのです。
特にアルガーが此のパーティは流石に断れないと言って伯爵家や公爵家主催のパーティにクレアを無理無理出すので尚の事其のパーティにはあの南の魔女のクレアが出席していたと書かれたりしました。
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