Nicotto Town



日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ②     


こんばんは!29日(土)は、北海道では雨の降る所が多く、

雷を伴い激しく降る所もあるでしょう。
竜巻などの激しい突風、落雷や降雹、急な強い雨に注意してください。
東北から東日本の日本海側では雲が広がり、
所によりにわか和えや雷雨がある見込みです。
東北から東日本の太平洋側は概ね晴れるでしょう。
西日本も晴れる所が多いものの、
近畿の日本海側では所によりにわか雨がありそうです。
南西諸島は雲が広がりやすく、所々で雨が降るでしょう。
なお、台風22号はフィリピンの東を西寄りに進む見通しです。

日本三大急登
ライチョウ
裏銀座ルートを行く
小屋の家族との絆

             裏銀座ルートの最高峰
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               野口五郎岳

〇インフルエンサー
 ちゅーたさん

SNSで山の魅力を発信しているちゅーたさん。
幾つもの山を繋げて歩く縦走が大好きで、時には200km以上歩くことも。
そのきっかけとなったのが今回のコースなんだそうです。

前回はようやく稜線が出ました所までの紹介でした。
今回はちゅーたさんに写真の撮り方を教えていただきますところから始めます。

<山旅スタイル>
 ちゅーた流 写真の撮り方

     ちゅーた流
   写真の撮り方

「素敵な景色は写真に撮りたくなっちゃいますよね?
 今日は私の写真の撮り方をご紹介しま~す」

①花を撮る

「お花を撮る時は~、動物になった気持ちで、
 こう低い視点から撮ると自然撮れるんで~、低くして、低い所から撮ります」

〇イワギキョウ

お花畑のバックにさり気なく赤牛岳まで。

②ごはんを撮る

「山登りの楽しみの一つにご飯があるので~、
 その時食べた物を~、一緒に記念に撮るようにしています。
 今日は烏帽子岳(えぼしだけ)の見える所に来てるので~、
 作ったラーメンといい感じに撮れてます」

③自分を撮る

「展望のいい所とか~、この景色いいな~って思った所では
 自分のカメラを使ってセルフタイマーで写真を撮ります」

「場所を決めて押したら、こっちに来て10秒以内にポーズをとって~」

「前剥いていると笑顔のミスがあった時に何回も撮り直しが必要なので
 後ろ向きの方が格好良く一発で済みます」

「山旅の∼色んな写真を撮ると~、また見返した時に~、
 そん時の山の空気だったり~山の匂いを思い返して楽しい気持にもなれるので
 是非皆さんも写真を沢山撮ってみてください」

「おっ、よいしょっ」

裏銀座ルートの稜線。

「ここから一気に開けて綺麗に見えますね」

〇表銀座

「あっち側に見えてるのが表銀座ルートの山々です。
 燕岳(つばくろだけ)、大天井岳(おてんしょうだけ)の辺りまで見えてます」

   表銀座          燕岳          大天井岳

「凄い綺麗ですね、裏銀座の道から表銀座がほぼほぼ見えています」

目指す野口五郎岳まではあとどのくらい?

「野口五郎岳まであと3時間ぐらいですかね。
 その3時間の中でまたこれから最大の難所があるんですけど、
 それがこの三ッ岳(みつだけ)の登りです」

〇三ッ岳

へぇ~、また登り~~?

「フフフッフ、結構おっきいので~、ちょっと大変なんですけど~、
 その先にまた絶景が待ってるので、頑張って登って行きましょう。
 行きましょう」

はい、頑張りま~す。

「大変な時は~、声出しながら登ってみてください。
 大丈夫~!行ける~!
 もうちょっと~!言いながら自分を鼓舞します」

よ~し、大丈夫!行ける!もうちょっと~!

「コマクサが咲いてますよ~」

〇コマクサ

「こんな風強い所で凄い健気(けなげ)ですよね~?
 ピンク色でグラデーションになってて、
 たこさんウインナーみたいになってるけど」

〇三ッ岳

あ~、ようやく登り切った。

「もうすぐ五郎が見えてきます。
 あともうちょっとです。
 あ~、五郎です。
 五郎~、帰って来たよ~、ただいま~、やった~。
 バッチリ」

〇野口五郎岳

どっしりと存在感を放つ野口五郎岳。
岩と緑のコントラストも鮮やか。

「五郎でっかいんですよ~、
 一番ダーンとして、全部見えてておっきくて最高です。

     鷲羽岳          水晶岳

「あそこに水晶、猫耳みたいになってる水晶があって~、
 あそこの三角が鷲羽(わしば)でしょ?
 で、こっち側に槍ヶ岳も見えてて、
 ここがあの~、もう裏銀座のスター達も全部五郎の後ろに見えて、
 もう私の一番のおすすめスポットなんです。
 五郎~ただいま~~。
 アハハハハッハ」

   槍ヶ岳          鷲羽岳          水晶岳

「こっから五郎までの道は私が北アルプスの中で
 一番大好きな稜線が待ってます」

「凄い今日は全部登って来た方も、赤牛も後ろの薬師も水晶、今日凄い~。
 最高」

まさに360度の大パノラマ。

「天国ですよ~、何かもうどこまでも歩いて行きたくなるような感じで」

「おっ、いました。
 ライチョウがいました。
 シシっ」

〇ライチョウ

「静かに」

ほんとだ~。

「あそこにライチョウがいます。
 今、お母さんは警戒をしているところです。
 あの雛が襲われないように。
 他のこう猛禽類とか、そういう動物から食べられちゃうので。
 五郎の近くライチョウが凄く多くて~、見ると嬉しいですね。
 凄い可愛いです」

「おっ、チングルマの綿毛、ホワホワの。
 ちょうど光に当たって凄い綺麗ですね」

〇チングルマ(白色と黄色のお花)

「いつも五郎に行く、ちょっと手前の所に~。
 7月とかだったらお花でいっぱい咲いてるし~、
 いつ来ても楽しめるというか。
 綿毛でもお花でもどっちでもテンション上がります」

歩き始めて9時間

「ヤバイです。
 今日はヤバイぞ~」

〇野口五郎岳(2924m)

「五郎に野口五郎岳に到着で~す。
 アハハやった~、お疲れ様でした~」

〇槍ヶ岳

この日は最高の見晴らし。
槍ヶ岳もくっきり。

「初めて来た時は~、あの~、旅のルートが裏銀座ルートだったから~、
 これから~、え~と~、この道を通って~、あそこ水晶が最初行く山。
 で、その後に鷲羽に行って、最後こ~う行って、槍ヶ岳に行くんだって。
 あそこに着くんだと思ったら、山つながってると思って、
 何かこれをこうつないでどんどん冒険に出たら
 何か自分がまだまだ何か出来るなって、
 凄い何かこれからが楽しみだなってワクワクする所だった。
 アハハハ、出来た」

   槍ヶ岳     鷲羽岳          水晶岳

数々の名峰が稜線でつながっている。
確かに、どこまでも歩いて行きたくなる。

「小屋が見えてきましたよ~」

山頂の側にある野口五郎小屋。
屋根の上には沢山の石が。

「この辺りは~、あの北アルプスの中でも~、
 凄い風の強い、この強風地帯なんですよ。
 だからいつもこの辺に来るといきなりこうパンッて
 あの帽子とか飛ばされちゃうので、アハハ。
 この辺り、縦走するのには大変で、なくてはならない小屋なんです」

今回は山小屋が見えました所までと致します。
次回は野口五郎小屋の紹介から始めます。





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