消費税の話
- カテゴリ:日記
- 2022/10/17 01:30:31
未曽有の円安で、殆どのものを輸入に依存してる日本には
デメリットが余りにも多すぎる気がしますね。
度々と唱えられている。消費税減税ですが
政府は頑なにこれをしようとはしません
何故かというと、これすごく美味しい税金なんですよ。
消費税というと、消費つまり最終的にモノを買った時に掛かる税金と
思われがちですがこれは違います
消費税の別名として物品移動税なんて言われることもあります
物が動いて所有権が移るたびにかかる税金だからです。
すごーく簡略化して説明します。
次の数値は鉄板一枚が形を変えるたびに
どれだけ消費税が掛かっているかを示すものです
①鉄板を加工会社が買う 消費税10%
②加工会社が加工し組み立て会社へ売る 消費税21%
③組み立て会社が組み立てたものをメーカーに納入する 消費税33.1%
④メーカーが最終的に製品に仕上げる 消費税 46.41%
⑤メーカーが卸問屋に商品を卸す 消費税61.051%
⑥卸問屋が小売りに商品を卸す 消費税 77・1561%
もちろん加工費用や人件費なんかも乗ってくるので
実際はもっと乗ってると思うのですが
物を動かすたびに10%乗っていくというのはちょっと恐ろしいですよね
消費税の怖いところ、もう一つは
税金に税金掛けているところです
その最たるものが、ガソリンです。
ガソリン税自体が暫定的上乗せにより倍になっているのに
そこに石油炭素税、温暖化対策税と3重に掛かっています。
ガソリン本体価格90円に対して3種の税金が60円ほど
本来なら消費税はこの90円の部分にかかるため99円+60円で159円
となるはずなのですが
何故か合算した150円に10%掛かり 165円となるのが今の計算式です
つまり税金に税金が掛かってるのですよw
さすがにこれはおかしいと思うのですが
是正される気配もないですね。
現在の景気や経済状況を見ると、単純にお金をばらまくよりは
消費税を一時的でもいいから減らすか
仕組みを変えていかないと
とてもじゃないけど購買につながっていかないと思うのですよね
旅行支援とか見ればわかるでしょ、安けりゃ使うのよ!
ガソリン税は本当に違法状態だと思いますね。今は補助金出てるのでこの値段になっていますけど
OPEC+もロシアも減産を決めていますし、補助金が切れる来年以降はリッター200円どころか
250円になるという試算もあるようです。限りある予算の配分が今のご時世に的確かどうか
もう少し精査しないと、このまま浮上できなくなってしまいそうです。
まあ全てを総理の独断でやってるはずはないので、周りにいるブレーンと呼ばれる方々が
まともではないってことなんでしょうけども・・・。
1ドル150円目前なのに、まだ静観を決め込んでるのはさすがにねぇ。。。
あっちもこっちもどっちもそっちも使わなきゃいけないお金考えると
減税するにしても一時的じゃないともたないよなーって思ってしまう
つか、あの総理で大丈夫なの、日本?!って思う。。。