日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ①
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2022/10/04 00:41:38
こんばんは!4日(火)は、北日本では雨の降る所が多く、
雷を取重なって激しく降る所もあるでしょう。
特に、北海道では日本海側を中心に雨や風が強まるため、
暴風に警戒し、大雨による土砂災害などに十分注意してください。
東日本から西日本の日本海側は雲が広がりやすく、
夕方以降は雨が降り雷を伴う所もある見込みです。
東日本から西日本の太平洋側や南西諸島は概ね晴れますが、
所によりにわか雨があるでしょう。
今回訪れるのは苗場山(なえばさん)。
真っ平らな山頂部、そこに湿原が広がります。
雪解け水が流れる
清らかな滝
初夏を喜ぶように
咲く花々
楽園のような
山頂の湿原
初夏!輝く天空の大湿原
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
苗場山
長野と新潟に跨って聳える苗場山。
*この番組は2020年8月23日に放送したものです
標高2000mを超える真っ平らな山頂部には広大な湿原が。
初夏になるとここに雪解け水が溜まった池が無数に現われます。
度のスタートは長野県側の山里。
冬は深い雪に閉ざされます。
○秋山郷
マタギ文化が受け継がれている日本の秘境の一つです。
山の麓にある苗場神社でガイドの方と待ち合わせ。
○苗場神社(里宮)(761m)
おはようございま~す。
男性の方「はい、おはようございます」
タカナミさんですか?
○登山ガイド 高波太一さん
「はい、今日ガイドさせていただきます高波です」
○山小屋「遊仙閣」(2006年まで営業)
高波さんの父親は苗場山の山頂で2006年まで山小屋を営んでいました。
○高波太一さん
高波さんもその手伝いをしながら、ガイドになりました。
父 菊男さん 高波太一さん
3歳の時から登り続けている苗場山は体の一部のようになっているといいます。
「急登を登って行って~。
あの~、苗場山の端っこにパッと出るとですね、
そこに物凄い大湿原が広がっているというのかね、
やっぱり苗場山にしかない魅力かなと思いますね」
カランカランカランカラン♪
パンパン♪
今回の登山ルートです。
今回の登山ルートです。
1日目
麓の苗場神社を出発。
沢沿いの道を進みます。
その後森を抜け岩場を越えると、広大な湿原に到着。
そして苗場山の山頂へ。
近くの山小屋に一泊。
2日目
翌朝、御来光を拝みます。
帰りは来た道を戻ります。
往復9時間半、中級者向けのルートです。
*撮影:6月中旬
あれっ?長靴?
「うちは~、おじいちゃんもお父さんも代々、長靴で山歩いているんですね。
この時期苗場山は結構ドロドロとか残雪とかがあります。
これだと凄い歩きやすいですね」
へぇ~。
そのお尻に付いてるのは?
「お尻のは、これ熊の毛皮なんですけど、
尻皮(しりかわ)っていったりしてますね」
○尻皮
「雪の上に座る時に凄くあったかいので着けてます。
ちょっと古いかもしれないですけど、何か苗場山に合ったスタイルですね」
苗場山への道、周辺は苗を植え終わったばかり。
「ちょうど今田植えの時期なんですけど、
こうここ流れてる水もみんな苗場山の雪解け水がここまで集まってきて、
これがこう田畑を潤している所ですね~」
○小赤沢川
いよいよ山道へ。
「小赤沢川(こあかさわ)川っていうんですけど、
お花なんかも咲いておりますんで、
足元見たり、水を眺めたりしながら進んで行きましょう」
は~い。
あ~、滝だ。
○大ゼンノ滝
「この滝、大(おお)ゼンノ滝っていうんですけれど、
まぁ落差15mあるといわれてまして~」
大ゼンノ滝、苗場山からの水が豪快に流れ落ちます。
さらに沢沿いを進んで行きます。
「沢音が響いてますね~、凄く。
綺麗な沢ですよ~」
「ここはね~、少し~、登った所に~、
私の凄い好きな~、滝が一つありますので~、ちょっと行ってみましょうか?」
はい、期待しちゃいます。
わっ、見えてきましたね~?
「名も無き滝なんですけど~、
凄くこの~岩肌に沿って優しく流れている感じの滝なんですね」
岩肌を撫でるような優しい水の流れ、見入ってしまうな~。
ここで山旅スケッチ。
今回は水の流れを見入ってしまうところまでと致します。
次回は気の恵みを受ける山里の紹介から始めます。