ちむどんどん 感想
- カテゴリ:テレビ
- 2022/09/26 21:25:24
※ちむどんどん最終回後に書いた記事となります。個人的感想です。(2022年11月19日に書きました)
「ちむどんどん」とは、今年の2022年の東京制作の連続テレビ小説のタイトルです。放送開始前の予告の時点では「何かいっぱい食べるシーンがあるな」と思っていました。
で、放送開始。ここからは個人的な感想を箇条書き風にまとめました。全部の回は見ていませんが、確認できたシーンから。(一部ネット記事参照してます)
・比嘉家の父親である賢三が亡くなって暢子が東京方面に行くかもしれないシーンは「東京行かんのかい」と思った。
・砂川家の弟・妹。後々登場の気配がないのなら悟本人が彼らの安否を言うか別の家族として登場しても良かったのでは…と思った。(次作朝ドラの『舞いあがれ!』で子役2人とも出ていましたね。ネタバレすると舞だけじゃなく、大人としての一太も登場できて何よりです。)
・博夫、結婚当初はダメダメだったのに父や祖父に意見を申し入れたりするシーンや、最終週手前の暢子に注意するシーンで成長したと感じた。作中で一番成長したキャラクターかもしれない。(理想のキャラではないけれど)
・我那覇絡みは溜飲を下げる展開が欲しかった。賢秀が猛省するのは良しとしてもあれでフェードアウトすると実質勝ち逃げになってしまうので。
・愛さん絡みはあまり見ていないけれど、直接は無理でも間接的には登場しても良かったのでは。(記者だから記事とか一冊の本に名前を載せるとかで)
・アッラ・フォンターナ、一流レストランの割にスキだらけすぎる。権田のくだりに関してはネット曰く「吉本新喜劇」なのは本当に思った。あと、清恵の元夫のくだりは普通、服装うんぬんで怪しまれると思うけどなぁ…。
・ちむどんどんの沖縄・東京・横浜。撮影事情があるとはいえ、外のシーンがほとんどないのでなんだか外にワープゾーンがあるように思えてしまう。
・歌子の病気関係。病名をはっきりしないのはNHKの制約でもあるのかなーと思わずにはいられない。(前作『カムカムエヴリバディ』のジョーの病名は作中では最後まで不明だったけれど、あさイチ内で金子隆博さんがゲストとして来られた時に「ジョーと同じジストニア」の旨の説明があったので)ただ、悟を暢子の結婚式に連れていく時の仮病描写はいただけない。
・優子の「長男(賢秀)にとりわけ甘い」のはひとつの昭和あるあるな感じ。うちの母(きょうだいは兄2人)も「(母の家族から見て)母は長男には甘かった」とのこと。
・房子は「恋も仕事も~」を暢子に言った辺り以外は尊敬します。自他ともに厳しい印象のキャラクターなのにって思ったので。(個人的には良子か愛さんあたりなら刺さったかも)暢子に修行に行かせたり、彼女が結婚してからも店の延期をまず提案したりと、時代背景を差し置いても優秀な上司だなとも思った。
・食い逃げ犯となった矢作について、暢子を見るなり「まさかやー」はないと思った。あの場なら矢作は「暢子かおまえと呼ぶ」か、もしくは「驚くかいらつくか(最悪舌打ち)」だろうし。(この辺りの描写は時代に沿いすぎると朝ドラとして見るにはたえられなくなる難しさはありますが)
・矢作、作中の出来事で仕方ない面もあるけど、落ちぶれた後からのアウェー感が半端なかったなぁと。「嫌な奴」的なキャラクターなのに、暢子といるとまともに見えてしまう不思議。
・下地先生関係は「トムとジェリー」「ミュージックティーチャー(2年前の『エール』の人から)」でだいたいあってる。最終週の描写も良い感じ。
・個人的に苦手なキャラクターはあまゆの店主。「口が堅い(違)」「姉のお古」のくだりがその理由。次が金絡みの描写で賢秀。(←人にもよるけれど、「ある意味で純粋」ともとれる)最後が場当たりな印象の暢子。昭和・平成の時代に作品を見ていたら共感していた方かも。(←マナー差し置いても)ただ、色々な意味で「ととのっている」令和は刺さるのか……?
・悟の「瀕死の重体」は不要だったなー。
・和彦の見せ場のピークは結婚前の中盤かもしれない。その後は矢作と悟に色々と持ってかれている印象。
ある程度個人的な感想を書ききったところで感想その2に続きます。