Nicotto Town



エリザベス女王の国葬(中継)を見て

お庭の開墾がんばるもん! 早くたくさん種がままけるようになりたいな♡

もらったステキコーデ♪:22

・NHKの中継を見た 

途中(7時半ごろ)から見たので 棺がすでに寺院の中に入ってからのだった。

キリスト教徒の葬儀というのは 死者を神の国に送り出すための宗教儀式なのだなとつくづく思った。
 だって 大司教をはじめとする聖職たちが かわるがわる「この人は良い人だから神様よろしくね」と言った趣旨の発言(祈り)ばかりだったもの

 そして ところどころ 英国と遺族に憐れみを慈悲をということばがはいるだけ

以前 アフリカのキリスト教徒イスラム教徒が穏やかに共存している地域の取材番組で
故人が亡くなったときだけは イスラム教徒は 遺族と一緒に個人とのお別れ会まではともに居ても 個人の棺をキリスト教徒の教会まで送って行ってそこでおしまい
葬儀には参加しないというシーンを見て、杓子定規だなぁ 宗教対立ってそんなに厳しいの?と違和感を感じたが、エリザベス女王の葬儀を見ていて、これって100%キリスト教の宗教儀式だぁ~ 異教徒は参加しなくて正解とマジで思った。

 思わず 招待された中国のお偉いさんはどんな顔して参列しているの?と画面に目を凝らしたが どこにいるのかわからなかった。

 かわりに 退屈そうによそ見しているヘンリーの顔がフォーカスされていてげんなりした。さすがにジョージ国王は悲しそうな顔をしていた。
 いつも カメラの前では不機嫌そうな作り物めいたずらの仏頂面
 初めて 人間らしい顔をしてカメラにうつったなと思った。
 やっぱり かあちゃんに とことんあまやかされてたことは自覚していたのかと

NHKでは 儀式が終わったら中継おわりだった。

でも ネットではBBCの中継で、教会から宮殿に戻るパレードの中継もやっていた

 その時の解説で 棺の上の花束は 宮殿の庭の花だと説明があり やっと合点がいった。

 というのも 棺の上の花は ハーブ類が多く 花も一般的な花束向きではないなと不思議に思っていたから
 特に 南天の葉が目立っていて不思議だったから。

 宮殿のお庭の植物なら イングリッシュガーデンのハーブといっしょに
 南天が植わっていても不思議はない

パレードでは 太鼓を両脇につけた馬とか
棺の周りをしっかりと取り囲んでいるセーラー服の海軍さん達が印象的だった

セーラー服の人たちは しっかりと両隣の人と手を握り合っていた
 あれは どういういわれがあるのだろうか?
 文字通り 人間の壁をつくっていたけど

・・
それにしても 葬式一つとっても 国や宗教によってずいぶん違うんだなと思った

仏教徒は 死んだらみんな仏さんになるから
葬式は 後に残された者たちが 死者の思い出を語り合い 死者をしのびつつ
残された者の悲しみをいたわりあい慰めあう場所
 経典だって 原文の意味は そういうものだ。
 生きるということはつらいもの。そのすべての苦しみから解放されるのが死
 生きているときから 解脱(苦しみからぬけだ)したいなら四諦八正道
 生きているときにいろいろあっても 死んだら残るのは白骨のみ 云々

そして現代日本では 葬式は 跡目争い(戦国武将の名残?)や遺産相続戦の火ぶたが切られる場でもある

故人を 神が受け入れてくれるように希い(こいねがい)
死者を神の国に送り出す儀式である イギリス国教会の葬式とは
根本的にちがうと思った。




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