智恵子抄
- カテゴリ:日記
- 2022/09/11 16:52:22
最近、体育祭の練習で眼鏡の鼻のところ曲がりました。
どうも、雨音です。
この間、図書館で高村光太郎の「智恵子抄」読んでみました。
ただただ、涙の止まらない作品でした。
詩を読んで初めて泣きました。
悲しいと言うのもそうだし、何より二人の愛情がただただ美しい作品でした。
そこまでは良かったのですが、
友人に「高村光太郎ってヤンデレの人でしょ?それも、ヤンデレ感満載なんじゃないの?」と言われてしまいました。
・・・。
確かに、文豪と呼ばれる人たちは、ちょっと人としてどうなの?
って言いたくなる話は多いし、作品も「これって名作か...?」って
思うものもあります。
でも、それ以上に、その作品は美しいんです。
ただ「変な作品」なんだったらこんなに長く愛されないし、長く残らない。
名作が「変な作品」という目だけでしか、見られないのは残念だな、
と思います。
愚痴っぽくなりましたが「智恵子抄」本当にオススメです。
もし宜しければ読んでみてください
雨音さん、素敵な感性をお持ちなんですね。
友人さんの意見はあまり気に留めなくても良いんじゃないでしょうか。
東京には本当の空がない。
もし智恵子が東京育ちなら別の土地で、〇〇には本当の空がないと言ったのではと僕は思います。
たしかに当時としても東京の空気は濁っていたかもしれませんが、
東京の空が汚いとただ言いたかったのではなく、酒屋を営む家族と過ごした地元から眺めた
安達太良山が見える空に何よりも思い入れがあったのだと思います。
検索すれば一部見られると思いますので、ぜひ高村智恵子の切り絵作品もご覧になってください^^
きっと智恵子の想いが垣間見えるかと^^
長文失礼しました。