十五夜
- カテゴリ:占い
- 2022/09/10 16:44:08
ニコットおみくじ(2022-09-10の運勢)
こんにちは!九州は晴れ。
中国から近畿は雲が多く雨や雷雨。
東海から関東も晴れるが、午後を中心に雨も。
東北と北海道は晴れる。
沖縄は晴れ。
【十五夜】 じゅうごや night the full moon/15 nights
☆一年で最も美しいとされています「中秋の名月」を鑑賞しながら、
収穫等に感謝をする行事のことです。
★中秋の名月=・chushu-no-Meigetsu
・Harvest moon
<概要>
○十五夜
2022年の十五夜は、9月10日(土)です。
@お月見
一年の中で最も空が澄み渡ります旧暦の8月に、
美しく明るい月を眺める行事のことです。
@変化
十五夜は旧暦の8月15日とされていました。
新暦で表しますと月遅れの9月15日を十五夜と思う方もおられるはずですが、
その年によりまして十五夜の日にちは変わっています。
《月の満ち欠け》
月の満ち欠けを基準にしていました旧暦と、
太陽の動きを基準にしてます新暦では、
一年の始まる日も一年の長さも異なります。
その為、旧暦と新暦にズレが生じまして、
実際には、毎年9月中旬から10月の上旬の間に
十五夜がくるとされています。
*十五夜・・・旧暦8月15日
一年の長さが異なる
旧暦
ーーーーーーーーーーー→
354日 11日
新暦 ずれる
ーーーーーーーーーーーーーーー→
365日
月の満ち欠けの周期も約15日と一定ではない為に、
十五夜と満月の日も毎年1~2日程度ずれることがあります。
*月の満ち欠け・・・新月から満月
<お月見(十五夜)日にち早見表
年 十五夜 満月の日
2020年 10月1日(木) 10月2日(金)
2021年 9月21日(火) 9月21日(火)
2022年 9月10日(土) 9月10日(土)
2023年 9月29日(金 9月29日(金)
2024年 9月17日(火) 9月17日(金)
@十五夜の別名
中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)と呼ばれています。
☆意味
「秋の真ん中に出る月」という意味があります。
《仲秋の名月》
旧暦では、7~9月を秋の季節としています。
・7月:初秋
・8月:仲秋
・9月:晩秋
「仲秋」とは8月になりますので「仲秋の名月」は「8月の名月」という
意味になります。
《中秋の名月》
「中秋」とは秋の丁度真ん中の日という意味になりますので、
十五夜の時は「中秋の名月」と書くことが多い訳になります。
○歴史
古代から月を愛でます風習は日本にもありましたが、
珠小屋のお月見が広まりましたのは平安時代です。
貞観(じょうがん)年間に唐(現:中国)から日本に伝わりまして、
貴族の間に広がっていきました。
*貞観年間・・・859~877年
@貞観地震
東日本大震災と類似するとされます869年の貞観地震は、
平安京を舞台に都会的な貴族文化を享受していました人々の
安全意識を一掃としました。
★政治
政治面でも藤原氏中心の摂関制が確立される等、
貞観期は波乱の時代でした。
☆弘仁(こうにん)・貞観文化
この時代は、空海様と最澄様が中国から持ち帰りになられました
仏教文化が華開きまして「弘仁・貞観文化」と呼ばれています。
・中国の文学等を学びます紀伝道(きでんどう)
《紀伝道》
大学寮におきまして歴史を教えました学科のことです。
*歴史・・・中国史
後に漢文学の学科であります文章道(もんじょうどう)と
統合をしまして、歴史・漢文学の両方を教えます学科となります。
学科は「紀伝道」で博士は「文章博士」として、
別々の正式名称を用いていました。
通称としまして・・・
・紀伝博士
・文章道
このような呼び方も用いられました。
*ただし、統合当時には「紀伝道」「文章道」の
呼称はまだ成立していなかったという説があります。
・漢詩集編纂
・曼荼羅といいました密教文化
・豊満で神秘的な仏像等
このような仏教の帰依(きえ)によります安心感から、
「安全神話」も広がっていたといいます。
<貞観期の出来事(859~877年)>
859年
862年 「直方(のおがた)隕石」が落下
*直方・・・福岡県直方市
863年 近畿地方で疫病
864年 京・神泉苑で御霊会・越中越後地震
865年 富士山大噴火
867年 応天門の変
868年 阿蘇山噴火
869年 播磨・山城地震
870年 貞観地震・津波
祇園で御霊会
872年 鳥海山(秋田県)噴火
875年 開聞岳(鹿児島県)噴火
@地震を論ぜよ
若き菅原道真公が受験をしました貞観12年の高等文官試験には、
「自信を論ぜよ」という問題があった程です。
○十三夜・十日夜(とおかんや)
十五夜と合わせまして「三月見」といいます。
@十三夜
十五夜の後にやってきます旧暦9月13日のお月見のことです。
中国から伝わりました十五夜に対しまして、
十三夜は日本由来の風習だといわれています。
十三夜には栗や枝豆を備えますことから、
「栗名月」「豆名月」と呼ばれています。
*2022年の十三夜:10月8日(土)です。
@十日夜
旧暦10月10日に行われていました収穫祭です。
お月見がメインではなく満月かどうかに関わらず、
新暦11月10日にお祭りを実施するところが多いようです。
主に東日本で行われます行事で、
西日本では旧暦10月の「亥の子(いのこ)」という行事に当たります。
*亥の子・・・亥の付(旧暦10月)の最初の亥の日、
亥の時間に行われます収穫祭のことです
問題 お月見のお供え物についてです。
お月見は豊作を祝う行事でありまして、
里芋、栗、枝豆等の収穫されましたばかりの農作物をお供えしまして、
収穫に感謝をします。
栗の生産量では茨城県が1位ですが、
その茨城県内で作付け面積が1位の市を教えてください。
1、笠間市
2、日立市
3、鉾田市
○2006年~2020年までの栗の情報
順位 都道府県 収穫量(t) 割合(%)
1位 茨城 4784 24、0
2位 熊本 2932 14、7
3位 愛媛 1703 8、6
ヒント・・・ ○正解の市
平成18年4月現在の合併
正解の市:(旧正解の市・友部町・岩間町の合併)
栗栽培農家数 栗栽培面積(a)
旧正解の市 214 8993
友部町 578 29496
岩間町 566 34443
*栗栽培農家数と果樹栽培面積(販売農家)(平成12年) a=エーカー
さらにヒント・・・○正解の市の名所
・正解の市稲荷神社
・正解の市つつじ公園
お分かりの方は数字もしくは茨城県内で作付面積が1位の市を
よろしくお願いします。