重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2022/09/06 23:54:05
【京成杯AH】異常な時計の出方でハイペースでも前が止まらん馬場やった19年を除いた過去4年で前後半差1秒以内のミドルペース。そしてこのコースの最大の特徴と言えば中間2Fが緩まへんことやけど、傾向通り過去5年中3年で22秒台(他2年も23秒台前半)と完全に高速持続ラップ。中間緩みやすい他場のマイル戦と違ってトップスピードや持続力は求められずスピードの持続力が重要。昨日も書いた通りここ数年馬場のセッティングがコロコロ変わるから何とも言えへんけど緩むポイントがないということで基本的には逃げ馬には厳しく差しは決まりやすいレース。血統ではここ数年はトニービンの血を持つ馬が特注。あとはサドラーとフェアリーキング兄弟やダンチヒといった欧州色強めなノーザンダンサー系も良さそう。
ダーリントンホールはマイラーとしてはスピードに特徴がないし同コースのダービー卿3着はあるけど高速中山マイルは多少忙しい印象はある。勝ち切るとなると馬場が渋るとか前崩れの展開になるとかあと一押し欲しいところかな。ファルコニアも安定はしてるけど勝ち切るほどの決め手はないし全兄がトーセンカンビーナということを考えても中山マイルの忙しい流れで良さが出るかは疑問。ミスニューヨークは1分32秒前後の高速決着となると流石にどうかなってのはあるけど上がりのかかるタフな流れの方が良いタイプやし小回り適性も高いから馬場や展開が向くなら勝ち切れる力はある。内枠が欲しいところ。ベレヌスは前走は完全に楽逃げやったしそこまでテンの速いわけでもないから中山マイルらしい速い流れになった時にどうか。ただ他に何が何でも逃げたいタイプもおらんからまた恵まれる可能性はあるかなと。穴っぽい所ではまずシャーレイポピー。ミッキーアイル産駒で母系にトニービンが入ってることからスピードの持続力には長けてるはずで、これまでのレースからもある程度締まった流れのマイル戦はベストな印象。あとはルークズネスト。ハイペースの千四重賞で好走してるようにギアチェンジは苦手やけど大跳びでスピードの持続力は充分。着順ほど負けてるわけではないし噛み合えば面白さはあるかなと。