Nicotto Town



ぐだぐだ劇場R【13】ヨミー家の人たち

「スイ~!お邪魔しま~す!」「お邪魔しますだギュー」

「おかえり。あら?ボウくん、隅に置けないわね。その子たち、だ~れ?」
ボウ・ヨミーの母「サバ・ヨミー」は悪戯っぽく笑う。
「は、母上!」
赤面するヨミー家・長男「ボウ・ヨミー」。
「スイ!」「ギュー!」「二匹揃って…」「水牛~!」
「兄さん、その水牛ちゃんたちは新しい使い魔かい?」
ヨミー家・次男「ナナメ・ヨミー」は悪戯っぽく笑う。
「イ・シ・ヤ・マ・ラ・ウ!」
ヨミー家・三男「サカサ・ヨミー」は逆さ言葉で喋る。
「スイちゃんにギューちゃん、そのまんまだねぇ~。カワイイねぇ~」
ボウ・ヨミーの父「ナガシ・ヨミー」はスイとギューの頭を撫でている。

ここはボウ・ヨミーの部屋。
「スイ、ギュー…よく来たな、我が魔窟拠点へ」
「スイ?『マクツ・キョテン』?」「自分の部屋へって言いたいんじゃないかギュー?」
「まったく、兄さんは…中二病が過ぎるよ?」
「ウ・ビョ・ニ・ウ・チュ!」
ナナメとサカサも長兄「ボウ・ヨミー」の部屋にいる。
「この間、兄さんが異世界に行ってたって本当だったんだ」
「ああ、その時にメンドーサ隊のスイとギューに会ったのだ」
「セルフィより先に来てた~!」「セルフィ、ビックリしてたギュー」
「スイ!ギュー!余計なことを…!」
「えっ!?セルフィちゃんも!?それは…聞き捨てならないなぁ、兄さん?」
ニッコリ笑いながらも怒っているナナメ。
「ケ・ガ・ケ・ヌ?」
「サカサ!?何を言っている!?「抜け駆け」じゃなくて偶然…いや、運命だ!」
「イ・ル・ズ!」
「スイ~!セルフィって実はモテモテ?」「モテモテギュー」
ピンポーン!ナナメとサカサがボウに喰ってかかる寸前に家のインターホンが鳴った!

ーつづくー




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