7月22日うさぎ倶楽部企画コーデ
- カテゴリ:サークル
- 2022/07/22 07:28:19
千夜一夜物語(アラビアンナイト)というと、その舞台は大変広範なものになります。
原型は、砂漠をこえる旅などで、火を囲みながら語られた物語だという事ですから、
実はえっちなものも大変多いですし、
アラブ人の大好きな、弁論を扱ったものなどもあります。
騎士物語的なものもあれば恋物語もありますし、内容もさまざまです。
アラブ文化圏で広く愛好されたために、
さまざまなローカル番が存在します。
後に、ガランやバートン、レインなどがそれらの中から取捨選択してヨーロッパに紹介したわけです。と
当然、編者の好みもわかれ、またイギリスでいえばヴィクトリア朝にあたっていて、
全般にヨーロッパ、とくにイギリスは、「紳士淑女」の社会常識がやかましく、
従って、えっちなものもどんどん紹介したバートンの版などは攻撃され、
絶版に追い込まれたりなどもしました。
その中でも人気のあるシンドバッドの冒険譚ですが、
我々がもつ、アラブ=砂漠、というイメージからははずれています。
冒険商人の奇想天外な物語ですが、彼は主に船で旅をしました。
だいたい、どこかの都市から駱駝で港まで旅してそこから船に乗るわけです。
で、だいたいナンパして酷い目にあい、素寒貧になるけれども、
最後は大金持ちになって帰ってくる、というわけですね。
では彼の足跡は、地中海だけなのかというとそうではなくて、
物語からうかがえる最も遠いところは、なんとインド。
インドで一度結婚して、妻に先立たれるという目に遭います。
ひとつの旅にどれくらいかかったかは勿論長短があるはずですが、
単純計算でも数年はかかっていると考えられる……。
とすれば、およそ20~30年。
まさに半生を振り返って冒険をしたこと事になります!(すげえ!)
で、これですが……。
カイロ版の物語らしいです。
エジプトで語り伝えられたものという事ですね。
勿論、シーザーやクレオパトラの物語からもわかる通り、エジプトは当時の大きな海洋勢力であり、
多くの港があって、アラブ系の船長(ライス)が、帆船(ダウ)によって往来していたのです。
つまりアラブ(後のイスラム勢力)は、駱駝と同じくらい、船もよく使っていました。
地中海には古代ギリシアの当時からずっと、海賊も横行していましたが、
シンドバッドの冒険にはあまり海賊は登場しません。
ということは、アラブ商人の前世紀、きっと海の治安はそこそこ保たれていたのでしょうね。
史実でいえば、アラブの商人は北欧までも航海して交易していました。
陸路では勿論、支那までシルクロードを通じて旅していました。
(インドあたりへは、当然、海のシルクロードを通じて旅してたわけでしょう)。
イタリア商人の前にはアラブ(イスラム)商人が世界で大活躍しており、
唐三彩などの支那の陶磁器がアフリカの東海岸に残されている事も今は有名です。
彼らの功績は非常に大きな者です。
たとえば砂糖は彼らが広めました。
残念ながらその途上で、プランテーション(島などでサトウキビを大々的に作り、それで土地tがアレルと放棄して次へいく)も広まりました><
もうひとつ残念なことは、黒人奴隷貿易も西洋人より前にアラブ商人がやっていた事なのです。
もっとも、黒人奴隷の扱いは、物語の中ではそれほど悪くはないのですが……。
しかし、古代には奴隷制は普通のことであり、
アフリカは当時も部族同士の抗争が激しく、
とらえた敵部族の捕虜を海岸へつれていって、船でやってくるアラブ商人に
売りつけた、というのが発症。
ですから黒人奴隷貿易については、アフリカ人側にも原因の一端があるのです。
あ。
長くなりましたね。
今回はこのあたりにしておこっか~!
★私の目にはニコタのカラーリング上文字がとっても見づらいので、やたらと誤変換があった事をお詫びします。校正してくれた瑠璃ちゃんありがと~!
は~い。
いっくらでもねたはあるのでまたいずれw
(と、自分を追い詰めていくタイプのうさぎ!)
世界の色々な物語、また楽しみにしてま~す☆
ありがと~!
今回の色ガチャで一番好きな衣裳ですよ~。
ありがと~!せくしぃにきめられました。
孔雀はピンクも可愛いですけど、やはり白が一番いいですね。
リアル孔雀も白いやつがとても好きです。
コーデ投稿(*´▽`人)アリガトウ♡
色ガチャコーデかっこいい(*´>ω<`*)
アラブのうさぎさん 色っぽいですねw
孔雀の白いのもいいですね