Nicotto Town



南の魔女クレア137


クレアが想像以上に検問所を通る為の法律と書類が早くできた。
其れはクレアがイドエルの所に行く前にあった新聞記者に其の事を話した為に新聞が入国法の不備を指摘した記事を書いたためにイドエルが議会にかけると直ぐに其の法の整備をする議決がされて取り合えずモゾリアナ国の種類を参考にできた様だ。

クレアが新聞で入国法の法律が出来て入国時に提出する書類が出来たと村長の使いがジルドから持ってきた二日遅れの新聞で知ってトウニに其の書類を取りに行くと言うと白猫のハタルが何度も魔女の木の家に通って何度目かにフクロウ人間に合う事が出来て何日もかけて彼が知っている限りの詳しい事情を聞いて来たので其の内容をトウニで記者会見を開いて聞いて貰いたいと言うのでまたマキバルとハタルを載せて一緒にトウニまで行ってマギーのホテルで記者会見を開きました。

其の内容はクレアも初めて聞く内容でした。
当時のシドリアル国王と恋仲になった北の魔女はシドリアル国から南の魔女の排除して結界を引いたとの事で其の3代後の魔女が侵略して来たキリアマリ国の兵隊と闘って鉱山を凍り付けにしてしまった事。

強力な魔力を放ち続けた為に北の魔女は其れを止める魔力まもなく先に気を失ってしまったので其の凍り付けにする魔力は気絶している間も放ち続けられて鉱山以上の場所も凍り付けにされ続けた為に其の一体が氷土化されてしまった事。

最初の北の魔女が作った結界が強い為に其れまでクレア以外の魔女は結界内に入る事は出来なかったがクレアの力が強いので龍にのって入れる事に知恵の使途のフクロウも驚いた事がハタルによって話された。

一人の記者がクレアが氷土になった所を元に戻す事が出来ないのかとの質問にハタルはクレアは驚くほど強い魔力は潜在的に持っていると思われるが魔力には属性があってクレアは火の魔力と水の魔力と風の魔力は持っていると思われるが氷土化された所に降りる事が出来なかったとすると氷の属性が無いので無理だという事と更にクレアの強い魔力も最初の北の魔女の結界が聞いているので其の力を存分に発揮するのも無理だろうと言う事だった。

寧ろ龍にのって他の魔女の作った結界の中を入れる事自体が信じられない事なのだそうだとハタルは言いました。

ハタルが聞いた氷土の溶かし方は其の魔女よりも強い氷の属性を持った魔女で無いと出来ないと言うと記者会見場が落胆の声に包ました。

記者から何故クレアと其の使途が仲が悪いのかと聞かれてクレアはすかさず「教え方が雑で碌に教えてくれない」と言うとハタルがそうでは無くクレアが少し教えただけで直ぐに出来てしまい更に其れ以上の事を自分でやってしまうのでどう教えたらよいか思案している内に機嫌を損ねて投げ出してしまうのだそうで今まで色々な魔女に魔法を教えて来た彼女の様なのは初めてだそうでそうこうしている内に怒って居なくなってしまったそうだと言いました。

その内容は直ぐに新聞に書かれてクレアは「他国では船を何艘も沈める其れまでにない強力な魔力を持っていてもシドリアル国では唯の龍にのって買い物に来る短気で我儘な叔母さん」と言っている人もいるとの記事に其の新聞を引きちぎって「叔母さん」って書いてあったと椅子を蹴飛ばし食器を幾つか投げ付けて割ってマキバルのかなり長い説教を聞くはめになりました。

マキバルに説教はされるはリュックを背負って大量の買い物をハタルにいわれるはでクレアは仏頂面で小作人達が共同で開いている小作人市場に歩いて買い物に行きました。

クレア農場の小作人は他の小作人より平均して倍以上の広い土地を其々借りていて更にマキバルが管理してから其の数は30軒近くに増えていて其々が広い土地を利用して牛を飼っている家や豚を飼っている家や養鶏場を作っている家もあり小作人市場には其々の小作人農家が作った野菜が以外に牛乳や卵やお肉も其の時によってそろっています。

今日の小作人市場の売り込当番はシーズだった。シーズはこっちに来てからすっかり健康を取り戻し親や親戚も呼び寄せて借地も親戚たちが其々借りて裕福になりすっかり明るくなっていました。

シーズは「クレア様、噂の郵便局長を見に行ったかい?」と顔を赤らめながら聞いて来ました。
村の女達の噂では遂に出来た警邏隊詰所に他の過疎地の村がそうであるように郵便局も併設して作られて其処に赴任してきた郵便局長が若くて良い男だと言うのです。

シーズの話だとモーリスに少し似ているのでドキドキしたと顔を赤らめてうつむき加減で言うのでクレアはシーズはまだモーリスの事を忘れられないでいるのだと其れを冷静に見てました。

シーズの話だと自ら名乗り上げて此の辺境の村に赴任して来たとかで其処にはかなりの事情があるとかで村長夫人がトウニに行った時に聞いて来た話だと新婚の奥さんが臨月の時に酷い吹雪で隣の近所の人に自分が帰って来る前に出産が始まったらよろしくと頼んで行ったそうです。
其の日は其れまでにない猛吹雪で配達が手間取ってなかなか家に帰れなかった。そんな時に陣痛が来て新妻がお腹を抱えて隣の家のドアを叩いたが戸を開けてくれず向いの家も同じ様に戸を開けてくれずあちこち行った挙句に自宅に戻る手間で破水して家の玄関の階段の下で生まれたての子供を抱えて二人とも凍死していたそうです。

それ以来彼は近隣の人達とは一切口をきかず心を閉ざしたまま黙々と仕事をしていたが此の村の事を聞いて自ら赴任を申し出たそうです。

「可哀そうな話だよね。」とぽつんとシーズがクレアが買った物をリュックに詰めながら言いました。

「いきてりゃ色々あるよ。」と言いながらもクレアはモーリスに似てきたシーズの子供を膝に乗せながらマキバルに小作人達に持って行くように頼まれた修道院の中に植えてあるイチゴを入れた籠からイチゴを3人で食べながら今年の野菜の出来具わいとかどこかの家の嫁と姑のつかみ合いの喧嘩の話とどこかの旦那がジルドの飲みや女と3度目の浮気の話を聞いて「またやったの!?」とクレアはマキバルにも以前も説教をされたのに懲りない奴だとあきれたりとひとしきりお喋りをして帰って来ました。

修道院に帰って来たクレアはなんとなく其の男を見てみたいと思ったがマキバルに噂の男を見に行くとは言えないので魔女の城から持ってきた本を綺麗に包装するとアルガーあての住所を書いて郵便局が出来たので折角だからモゾリアナ国の知り合いに小包を出しに行くと言って其の男を見に行く事にしました。

彼は村の警邏隊詰所兼郵便局の前にちょうど立っていたのでクレアはこっそりと木の陰から見たが確かに少しモーリスの面影があるがモーリスの何倍も若くて良い男だと思いました。

此れは村の女達が騒ぐのも無理はないと思いながらモゾリアナ国にも小包が届くのかと彼に聞くと自分がモゾリアナ国のあの港の郵便局に持って行くとモゾリアナ国のどこにでも届くと言うので彼が計算した切って代を渡して受渡し所にスタンプを押した紙を渡されました。

其れを持って村をあるいていると女達が寄ってきてクレアの彼を見た感想を聞きたがりました。

クレアが「まあまあだと思う」と言うと女達がそんなことは無いクレアの顔が赤かったとクレアをからかった。

仕方なしに「確かにいい男だと思った」と言うとまた女達は騒ぎ立てました。



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2022/07/07 13:12
聖徳様
良い男だったのは郵便局長です。
「南の魔女クレア」の最初から読んで行くのは大変だと考えて途中からでも解る様にすると既に書き終えたのを少し書き直さないと成らなくなるのでそうするとこの頃書いている様な時系列を書く文章になってしまうのでちょっと葛藤してます。
クレアの特徴と描いている世界の特徴として貴族は親の決めた人と結婚する物だと思わされていました。
女性が意見を言う事は悪い事として考えられていました。
其れとは別に庶民の女性たちは忌憚なく自分の意見を言っている様でした。
クレアは次第に其の考え方から自らでは無く周りの環境からやむを得ず変わって行きます。
更に積極的に自分の意思で行動するようになります。
非常についている事に魔力と言う力を得てクレアは自分に自信を持って来ています。
更に社交界では無く田舎暮らしの環境が下世話な態度を公でも取る様になってます。
環境の中で人は変わるのともともとあった潜んでいた生まれた時に持ってきたDNAも其の時其の時のクレアを作っていると言う事を出したかったのですが。
唯の「男女平等」等と言う事を書きたかったのではないのです。
そう言う事を書いていると思われるのが嫌で苦労してます。
生きて行く為に強くならざる得ない女で女は強くなければならないとか男女平等とか其れを前面に書きたいのではないのです。
とても悲しい女達の話なのです。男は辛いです。弱いです。
マキバルは異質です。幽霊で死なないでしかも150年以上幽霊をして修道院の館長室辺りを徘徊していました。死なないので綺麗ごとを言えるし何代もの修道院の館長の人の説得の仕方を見ています。
魔法も聞かないし死なないと言う強みでクレアに接します。
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2022/07/07 06:38
おはようございます。今朝の温度は24℃
このくらいだといいですねぇ~場所に寄るけどね
早く暑さになれて、この夏を乗り切ろう
海水浴も始まったね・・楽しい日にしよう
何処の職員だろうなぁ



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