南の魔女クレア134
- カテゴリ:自作小説
- 2022/06/18 15:53:13
クレアは此れで思い切りショッピングに出れると思い機嫌が良かったが外に出ると更に大勢の人だかりでうんざりした。
警邏隊達がそれらの人だかりを整理していました。
クレアの顔が怒りで険しくなるのを見てマキバルは胃が痛そうに顔にしわを作りました。
クレアはこんな事で大事なショッピングの邪魔をされてたまるものかと周りを睨みつけながら警邏隊がかき分けて作る道を歩いて靴屋の靴が飾られているウィンドウの中を覗いた時に一人の女性の記者が「其の素敵なドレスに合う靴をお探しですか?」と声をかけました。
クレアは「素敵なドレス」と言う言葉に反応しながらも「流石女性と言うか良く気が付いたわね。」と彼女の方を向いて行った。「そうなのよ。此れはほらブルー系で無いでしょう。」とドレスの裾をまくってベージュの靴を見せながら「以前にトウニに来た時に此の次トウニに来る時はブルー系のドレスと決めていたのよ。だけどブルー系の靴が無くてスカートで隠れるから良いかと出来るだけ目立たないベージュの靴を履いて来たの。」と言いながら彼女に「薄いブルーの部分に合わせるのが良いかしら?それとも濃い色に合わせるのが良いかしら?」と聞くと其の女性の記者が「先ほどのドレスと併用できる薄いブルー系を取り合えず買って置いて更に必要だと思ったら改めてゆっくり買い物が出来る時にドレスの濃い部分に合わせたのを購入すると言うのはどうでしょうか。」と言いました。
クレアは少し考えて「そうするわ。其れにあの薄いブルーの靴の形も気にいったし」と言うと靴屋に入っていて其の靴を試着するとまるであつらえた様にクレアの足にピッタリと収まりました。
クレアの機嫌はすっかり良くなって店を出ると其の女性記者をつかまえると腕を組んで「此れからバックも買うのよ。一緒に来て」と言いました。
其の女性記者が構わないと言うので今度は二人で幾つかのバックをドレスに合わせてみて今度はアクセントになるので濃いブルー系のバックとクレアが此れは気にいったと白い旅行用のバックを買いました。
クレアは其の時に今度モゾリアナ国に行く時に便利かと思ってと言いました。
女性記者がすかさず「モゾリアナ国には良く行くのですか?」と聞かれたので「向うから要請があれば仕事だもの行くわ。其れにクレアが提案した『魔法学校』がもうじき出来るし」と言うとモゾリアナ国の事は良く知らなくてと其の記者が言うのでモゾリアナ国には「魔法省」と言うのが在って神官が主に薬草やけが人や呪いをかけられた人の呪いを特とかの仕事を受け持って其の他の魔法使いは攻撃魔法を受け持つと言う形になっているんだけど今「魔法学校」を作って基礎の魔法を其処で習う事が出来る様に成るのよ。まだカリュキュラムはできてないのだけど建物はかなりできているの。モゾリアナ国はもともとはある時期に「南の魔女」が住んでいて彼女達が歴代使ったとても大きな魔女専門の館が在ってクレアもモゾリアナ国に行った時は其処に滞在するの」と言うと彼女の後ろにいた男の記者が必死にメモを取っていました。
気が付けば彼以外にも周りの男達が必死にメモを取ってます。
其れを見てクレアが「貴方達がモゾリアナ国とキリアマリ国の戦争に付いて詳しく知ってないのには驚いたわ。自分の国がキリアマリ国の少し前に侵略戦争を仕掛けられて未だにバスタの南端の砦はキリアマリ国に取られたままじゃないの。其れなのに鈍感すぎるわよ。
それじゃキリアマリ国がモゾリアナ国に戦争を仕掛けた理由も解って無いでしょう」と言うと一人の男性記者が「モゾリアナ国を欲しいと思ったのでは?」と言うので「本当の理由はモゾリアナ国は通り道でモゾリアナ国は簡単に落とせて殆どの国民を虐殺する為に毒やを使っていたのよ。つまりモゾリアを征服してモゾリアナ国民を支配する計画では無くてモゾリアナ国民は要らなかったの。一気にモゾリアナ国から隣国のクロエラルド国の南の地方まで侵攻する予定だったの。キリアマリ国の本当の狙いはクロエラルド国の外洋に面した港を取るのが目的だったの。
捕虜を真実の鏡を使うとほとんどの末端の捕虜は何をしているのか解らなかったけど少しだけ上層部の捕虜が居て其の人にだけチラッとクレアが真実の鏡を使うとぺらぺらと本当の事を言ったわ。」とクレアが言うと周りは其れを必死にメモっている音だけがそこいらじゅうから聞こえました。
クレアは此の国の新聞記者の能力がどうしてこんなに無知なのかと呆れて其れをクレアは此れで思い切りショッピングに出れると思い機嫌が良かったが外に出ると更に大勢の人だかりでうんざりした。
警邏隊達がそれらの人だかりを整理していました。
クレアの顔が怒りで険しくなるのを見てマキバルは胃が痛そうに顔にしわを作りました。
クレアはこんな事で大事なショッピングの邪魔をされてたまるものかと周りを睨みつけながら警邏隊がかき分けて作る道を歩いて靴屋の靴が飾られているウィンドウの中を覗いた時に一人の女性の記者が「其の素敵なドレスに合う靴をお探しですか?」と声をかけました。
クレアは「素敵なドレス」と言う言葉に反応しながらも「流石女性と言うか良く気が付いたわね。」と彼女の方を向いて行った。「そうなのよ。此れはほらブルー系で無いでしょう。」とドレスの裾をまくってベージュの靴を見せながら「以前にトウニに来た時に此の次トウニに来る時はブルー系のドレスと決めていたのよ。だけどブルー系の靴が無くてスカートで隠れるから良いかと出来るだけ目立たないベージュの靴を履いて来たの。」と言いながら彼女に「薄いブルーの部分に合わせるのが良いかしら?それとも濃い色に合わせるのが良いかしら?」と聞くと其の女性の記者が「先ほどのドレスと併用できる薄いブルー系を取り合えず買って置いて更に必要だと思ったら改めてゆっくり買い物が出来る時にドレスの濃い部分に合わせたのを購入すると言うのはどうでしょうか。」と言いました。
クレアは少し考えて「そうするわ。其れにあの薄いブルーの靴の形も気にいったし」と言うと靴屋に入っていて其の靴を試着するとまるであつらえた様にクレアの足にピッタリと収まりました。
ホテルに戻ると白猫のハタルが「北の魔女」とやらがした氷土化した土地を見たいと言いました。
マージが用意してくれたアフタヌーンティセットを優雅に食べ終わるとホテルの前に出ました。
クレアは大勢の前で龍を呼び出すと白猫のハタルを猫に戻すとバックに入れて龍にまたがるとマキバルが透明になってクレアにしがみつきました。
「どこに行くのですか!?」と慌てて取り囲んでいた記者の一人が声をかけました。
クレアは「北の魔女」が凍り付けにした元シドリアル王国後をハタルが見たいと言うので見せに行くのと言うと3人を乗せた龍は天高く飛び上がりました。
ボルアートの領地の北の端に付くとクレアは龍から降りて白猫のハタルとマキバルは人型に戻りました。
ハタルは遠くに見える地平線を累々と横たわる氷の世界を自分達を乗せて来た龍を撫でながらじっと見つめていました。
暫くして白猫のハタルが「此れほどの力を持った魔女が居たとは・・・・」と言いました。