Nicotto Town



日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ④  


こんばんは!14日(火)は、西日本から東日本では雲が広がり雨の降る所が多く、

九州南部・奄美では雷を伴って激しく降る所もある見込みです。
土砂災害に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。
北日本は概ね晴れるでしょう。
沖縄は雲が広がりやすく、所によりにわか雨や雷雨がありそうです。

美しい
 ブナ林
生命が
 輝く季節
佐渡島を一望
 山頂の絶景

            佐渡島 巨樹と花々の山
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                金北山

*この番組は2021年8月30日に放送したものです

〇副住職・トレッキングガイド 近藤慶太さん

*撮影:6月下旬

前回は頂上に登頂後一旦下山をして、
近藤さんが最後に是非案内したい場所であります麓の展望台の所まででした。
今回は展望台の紹介から始めます。

〇トキのテラス
 (展望台)

「はい、着きましたよ~。
 実てくださ~い、この景色。
 中央に聳えるのが今登って来た金北山になりますね~」

〇金北山

「実はですね~、ここにお連れしたのはもう一つ理由があって~、
 ここからとても綺麗な色の夕焼けが見れるんです」

へぇ~。

「オレンジというか、ピンクというか、
 まぁ混ざったような、え~、色合いですね~。
 その色のことを、え~、島の人は、トキ色というような、
 え~、いい方で表してますね」

〇トキ色

トキ色?

「僕の子供の頃は、え~、トキが、え~、野生にいませんでしたから、
 なかなかトキを見るチャンスっていうのが無かったんですけれど、
 まぁ、うちの母親が、え~、そういった夕焼けを見た時に、
 あれがトキ色だよっていう風に教えてもらいましたね」

     近藤さん                母
     (当時 15歳)            洋子さん

佐渡の空を舞うトキ。

〇トキ色

羽の内側の赤みがかかった色のことを島の人はトキ色と呼んでいます。

「ちょっと見てみてください。
 空がだんだんといい色になってきましたよ」

わぁ~、綺麗~~~。
これがトキ色。

「やっぱり金北山と夕陽が良く合いますよね?
 とっても綺麗だと思います」

〇トレッキングガイド 近藤慶太さん

「金北山は人生って言っていいんですかね~。
 序盤は優しいですですけど、高みを目指そうとすると、やっぱりきつくって。
 かなり苦しいけれど、頂上にはそれなりのものがある。
 僕自身の気持ち、その時の気持ちによって、
 見方が全然変わってくるような、
 自分の心を映してくれるような、そういった山ですかね」

森に聳える巨樹と咲き誇る花々。
佐渡島、金北山の夏を満喫した山旅でした。

新潟市の沖合30kmにあります佐渡島。
佐渡にあります栗ヶ沢登山口で山の山麓にあります大慶寺の副住職であります
近藤さんと待ち合わせ。
まずはエゾアジサイが咲いていまして淡いブルーが美しかったです。
そして少し開けた場所に、縦池の清水という所に到着しました。
ここの湧き水はとても綺麗でした。
今回ガイドの近藤さんのお気に入りだそうです。
こちらにはサワガニやヤマアカガエルがいました。
クロサンショウウオもおりました。
そして再び登山道へ。
鳥の巣がありましたが、どんな鳥のものなのかは分かりませんでした。
登り始めて1時間半、杉ではなくブナ林がありました。
栗ヶ沢登山道で一番大きなブナの木がありました。
このルートは金北山の登山口の中でも一番ブナが多いルートだそうです。
ようやく森を抜けますと神子岩という岩がありました。
こちらからは真野湾が見えました。
そして国中平野も見えました。
まだ山頂は岩の向こうのようでここからでは見えません。
足元には小さな花のミヤコグサが咲いていました。
メノマンネングサも小っちゃいながらも黄色いお花が美しいです。
しばらく行きますとこれまでよりも傾斜が急になってきました。
出発して3時間半、やっと山頂が見えました。
エゾノヨツバムグラというこの時期見られるお花で一番小さなお花が
咲いていました。
ギンリョウソウ、別名ユウレイタケもありました。
コケイラン、ウラジオヨウラクも見事でした。
最後階段を上りますと、金北山の山頂でした。
登り始めて4時間半、やっと山頂に到着です。
金北山は佐渡島で一番標高が高い山で絶景が一望でした。
元々北山という名前でしたが、江戸時代の金山と関係が
やっぱりありましたかと感じました山でした。


 





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