今、翻訳しているやつね
- カテゴリ:日記
- 2022/06/12 20:47:47
今訳しているのは、ヤヌシュ・コルチャックの「ゲットー日記」。ドイツ語版からの翻訳作業だから、タイトルは「1942年、ワルシャワ・ゲットーの日記」っていうんだけどね。今年はこの日記からちょうど80周年になるんだ。
コルチャックさんは子どもの権利の発案者として知られている人。
日記の最後の記述が8/4。
翌日、トレブリンカに子どもたち200人ばかしと移送されて、到着直後に銃殺されたとされている。最後の著作なんで遺言状みたいなくだりがたくさん。
もっとすごいのは、みんなそのまま地面に穴をほって埋めて、その上に干し草の種をまいて牧草地にし、
「ウクライナ」から百姓を連れてきて、ここはずっと牧場でしたふうに牧畜をさせてたこと。
でも、戦争の終わりに近づいてこれやっぱしやばいかな、と気がついて
死体を全部掘り起こして、ガソリンを書けて燃やしたんだけど、死体を焼く匂いの臭さが何10kmも先まで臭って、それが何週間も続いたってこと。いま露がやってることによく似てるでしょ。
ゲットーですか、かなり重い作品ですね。
しかも居住させずにいきなり銃殺ですか。
私はドイツ語をほとんど知らないので、気をしっかりお持ちになられて、翻訳を完遂させてください。
それては。