ゴミ有料化と合成の誤謬
- カテゴリ:その他
- 2022/06/11 08:19:47
僕の住んでいる地域はずいぶん前から、粗大ごみは勿論、普通の家庭ごみも有料化されています。また、日本一ゴミの分別にうるさい地域とも言われており、そのリストは目眩がするほど細分化され、間違えるとゴミを回収してくれません。近所に鍋奉行ならぬゴミ奉行のおばんさも居たりして、他人のゴミをチェックするのは本当に勘弁して欲しい。だからゴミの出し方に寛容な地域の人は正直羨ましいです。
家庭ごみを有料化すれば、個々にゴミを減量しようという意識が生まれるので環境には良いし、市区町村の財政も改善すると考える人がいるのは分かります。しかし、現実にはゴミの不法投棄が増え、逆に生活環境は悪くなったし、それを役所が回収する費用だってばかにならないと思います。経済学の用語で合成の誤謬という言葉があります。ミクロで正しいと思うことをやっても、マクロでは逆の結界になってしまうということなんですが、そんな感じになっています。ゴミの有料化は現在全国で58%に達し、年々増えていますが、本当にいいことなのか考える必要がありそうです。
燃やすために燃料が必要になるので、結局税金が無くなるんです。
生ごみを乾かして出すだけで、結構な費用が浮くらしいです。
あと、ビニールは本来燃えないゴミに出すのですが、燃えるゴミに入っていると燃料が少なく済むと
某市長は行っていました。
ゴミ収集のお仕事の人のチェックは仕方ないとしてもゴミ奉行のおばさんにその権利は無いと
思うです。他人にゴミをチェックされるのは誰でも嫌ですよね(;´・ω・)
ゴミの問題ってもっと違う切り口で解決方法を探した方がいい気がします。