日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ①
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2022/06/10 00:34:04
こんばんは!10日(金)は、西日本は晴れる所が多いでしょう。
東日本から北日本では雲が多い見込みです。
西日本から北日本の山沿いや内陸では雨や雷雨となりそうです。
南西諸島も雨が降り、雷を伴って激しく降る所もある予想です。
訪れるのは朱鷺(とき)が舞う佐渡島の金北山(きんぽくさん)。
緑輝く夏山を楽しみます。
美しい
ブナ林
生命が
輝く季節
佐渡島を一望
山頂の絶景
佐渡島 巨樹と花々の山
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
金北山
新潟市の沖合30kmにある佐渡島。
〇佐渡島
〇金北山(1172m)
その最高峰が標高1172mの金北山です。
〇真言宗 神峯山
大慶寺(たいけいじ)
*この番組は2021年8月30日に放送したものです
山の山麓にある大慶寺。
鎌倉時代に創建されたといわれています。
実は今回のガイドはこの寺の僧侶。
僧侶さん「おはようございます」
〇副住職・トレッキングガイド 近藤慶太さん
「私がガイドの近藤です。
え~、ここで副住職を勤めておりますが、時々ガイドもしております」
この時期の見どころを教えてください。
「花と、え~、ブナ林、木立ちも綺麗ですし、
え~、葉っぱも生き生きしていてとても綺麗ですよ」
今回は日帰りの山旅。
まずは大慶寺から車で登山口へ。
緩やかな山道を登り、湧き水が溢れる縦池(たていけ)の清水で
水辺の生き物と出会います。
その後、美しいブナの林を散策。
神子(みこ)岩からは急登。
初夏の花々を楽しみながら山頂を目指します。
下りは同じルートで登山口へ。
往復7時間のコースです。
〇栗ヶ沢登山口(360m)
「はい、こちらが~栗ヶ沢(くりがさわ)登山口となります。
最初は~まぁそんなに~アップダウンは無いので、
緑を感じながら準備運動だと思って歩いて行ってみてください。
では行きます」
*撮影:6月下旬
わぁ~、清々しい~。
「そうですね~、緑の一番綺麗な季節ですよ」
「ちょっとこれ見てくださ~い」
へ~、な~に~?
「こちらにお花が咲いてますよ。
こちらエゾアジサイという名前の紫陽花の仲間ですね~。
北海道の南の方から日本海側に分布しているようですけれど、
え~、佐渡にも、え~、分布して生えている自分ですね」
〇エゾアジサイ
淡いブルーがとっても綺麗。
「一つ一つおんなじようなんですけれど、
日陰の方に行ったりすると、少し青みが強かったり、
薄かったりするんで、好きな色を探してみるといいかもしれないですね」
夏の訪れを告げるというエゾアジサイ。
この辺りが夏の入口ってことなのかな?
あ~、少し開けた場所に出た。
〇縦池の清水
「はい、縦池の清水に到着しました。
え~と、こちらに湧き水が湧いているのでちょっと来てみてください」
へぇ~、どこどこ~?
「はい、こちらに清水が湧いていま~す」
あ~、ほんとだ~。
岩の隙間から勢いよく湧き出てる~。
「ここの水は~飲めるんですよ。
うん、冷たくて美味しいです」
清水が湧き出るこの場所、近藤さんのお気に入りなんですって。
「そうですね~、川に沢蟹だとか、え~、そういったものいますから~、
自分の子供と一緒にこの辺まで来て、遊んでることもありますよ」
そうなんだ。
「はい、着きましたよ。
これ、見てくださ~い」
随分細い滝ですね~?
「地元の人でも来ないぐらい、みんな知らないんじゃないかな~っていうぐらいの
とって置きの場所です」
へぇ~、どうしてとって置きなんだろう?
「あっ、見つけましたよ~。
沢蟹が、ちょっと小っちゃいんですけど」
この蟹、体長1cm程。
〇サワガニ
「この沢蟹は沢で一生の生活をしますね。
綺麗な川にしか生息していません」
「カエルがいましたよ」
〇ヤマアカガエル
見つけたのはヤマアカガエル。
「ほら?結構嬉しいですね~、アハハハハ」
足が長~い。
「そうですね~、可愛いですよ」
〇クロサンショウウオ
さらにクロサンショウウオも発見。
体長は13cm程。
ほんとに色んな生き物がいるんですね~。
再び登山道へ。
「あっ、ちょっと面白いものを見つけましたよ。
え~と、こちらにあるんですけど。
これはちょっと種類は分からないんですけれど、鳥の巣ですね」
え~。
「巣だった後ならでも、卵が外に落ちてたりするんですけど、
落ちてないんでもしかしたら作りかけだったりするのかもしれないですね」
木の枝や苔、羽毛、蜘蛛の糸など、拾い集めてきた様々な
材料が使われています。
「森って凄いですよね~?
人間手の指がある訳じゃないですから、
こんなに緻密な物を手とか嘴(くちばし)で作るんですからね」
ほんとに。
どんな鳥が作ったのか親の顔が見てみた~い。
「アハハハハ、そうですね~、鳥見てみたいですね」
ここで山旅スケッチ。
今回は鳥の巣を見たところまでで終了と致します。
次回は天然杉の島である説明から始めます。