とらわれの姫君の大作戦~魔王と姫~
- カテゴリ:自作小説
- 2022/05/20 09:09:22
作戦会議中
もらったステキコーデ♪:55
ニコみせイベントのケーキはとらわれの姫君だそうですが、
連動ガチャのキャラクターを見ていたら
姫君のキャラに該当するものがないようなのでケーキが救われるべき姫君と解釈でいいのでしょうか?
姫君というと王子様や騎士の助けを待つ存在というのが定番ですが・・・
リボンの騎士とかキューティーハニーとか、(リボンの騎士はジェンダー的にちょっと女性としていいのかは、はっきりしてないですが・・・)
かっこいい魔法少女も好きだった私は
昔から、どうもただひたすら助けを待つだけのお姫様には納得がいかないところがありました。
そして大抵救出されたり戦いの後には勝者が姫君と結婚するみたいなパターンが多くて、賞品とかご褒美じゃあるまいし・・・なんだかかわいそう・・・姫の好みじゃなかったらしんどいだろうな。自分で選べないのかと思ったりして(;´∀`)
まあ昔のお姫様は大抵お城やお屋敷の中で静かにしていなくちゃいけなくて馬に乗ったりすることもなかっただろうし、
体力もなさそうです。自主性とかも育つ環境にいた人は少ないだろうし、疑問すら持つのも難しかったんだだろうなと思いますが。
(そういえばピーチ姫もマリオの救出を毎回待っていますが、
なんであんなに何度もさらわれてしまうのか、大人になると疑問を感じたりして(;^ω^)王国の防御が甘いのか、ピーチ姫が油断しすぎなのか・・・?)
そんなお姫様のイメージに関する私の中のもやもやした疑問から、新解釈のとらわれのお姫様のお話とコーデを考えてみました。
ちょこころね姫は月が大好きなお姫様でした。
毎日夜空を見上げて月を見るのが寝る前の習慣でした。
その晩もいつものようにテラスに出てお気に入りのハーブティーを飲みながら、綺麗な三日月を眺めて眠る前のひと時を心穏やかに過ごしていました。
すると突然、月も星も消えて空が真っ暗になりました。
いきなり空の様子が変わったのに驚いていると、
「ちょこころね姫、我が城においで下さい(ΦωΦ)」と声がしたかと思うと、真っ黒な姿の魔王にそのまま無理やり連れ去られてしまいました。
「ちょっとー!お気に入りのカップが割れちゃったじゃない!!どうしてくれるの~!(>_<)」
姫はそう叫びながら魔王に抱きかかえられ、
迷いの森の奥深くにある魔王の城まで連れていかれました。
魔王の城は姫の住むお城からは遠く遠く離れた場所にあり、
迷いの森は誰も怖がって近づかないところでもありました。
ちょこころね姫はお城とは全く環境も勝手も違う魔王城の中で
これからどうしたらいいのか、魔王は何を考えているのかと不安な気持ちでいました。
お城では大騒ぎしているはず。
わたしを探してくれているかしら?
でも魔王が森に結界を張っているから、きっとどこに魔王城があるか把握することすら難しいはず・・・。
いつこの城を出られるだろうか。
着る服や食べ物、普段の生活に困るようなことはなく世話係もついて特に身の危険は感じる事はないですが、
毎日のように魔王は様々な指示を出してきました。
自分が選んだドレスを着る事。
一日三回の食事を共にすること。
それから自分といる時には笑顔を絶やさない事。
城内を移動することは許すが、世話係と一緒に行動して
結界の外にはでないこと。
これらは必ず守ること、破った時には地下牢に幽閉すると言いました。
そして今日からはウエディングドレスを着て、
毎日結婚式の予行練習をすること!
と言われました。
魔王が自分をさらった目的は私と結婚することだったのかしら?(≧◇≦)
お姫様は「なんてことでしょう!」とゾッとしました。
「顔は悪くないけど、人の気持ちを聞きもしないで無理やり誘拐するような相手と結婚なんて!」
しかし抵抗したら地下牢に閉じ込められる・・・。寒い所と狭い所が苦手な姫は地下牢はごめんだわと思い、素直に言うことを聞いたふりをして、
魔王が選んだあまり好みでないウエディングドレスを着て(このドレスとってもかわいいですけど、姫の好みではないらしいのでニコタさんごめんなさい(*- -))チャペルに出かけました(多分魔界専用チャペルがあるのかな?ニコタはそういうのあった気がするからいいかな(´艸`*))
「どうせ着るなら私の好みのもっと上品ですっきりしたデザインのブルーのドレスが着たいわ!」とぶつぶつ言いながら・・・。
魔王は忙しそうで今日はチャペルには来ないと言っていたので
今日がチャンスと彼女は思っていました。
彼女にはある特技がありました。
それは動物たちと意思疎通ができるという能力でした。
小さい頃から自然の中にいることが好きで城の周りの森に出かけているうちに動物たちと意思疎通ができる能力が育まれたおかげでした。
幸い連れ去られたときにペットのハムスターハムハムも一緒だったので彼もこの作戦に協力してくれるつもりのようです。
姫は得意の歌声で魔王の森にすむ鳥たちを呼び寄せました。
集まった中にはドラゴンまでいました。
さすが魔王の住む森、ドラゴンも住んでいたようです。
皆に事情を話して魔王を悩ませる作戦を相談することにしました。
脱走するには警備もしっかりしているし、魔王も魔法で気配を察知してしまうらしく無理やり逃げようとしてもすぐ捕まってしまいそう・・・。救助隊も結界の影響ですぐにはここを見つけられないだろうから外からの助けもあてにはならないし。
そうなると自力で活路を開かなくちゃ!
長期戦で神経戦を狙った方が効果があるんじゃないかと姫は動物たちに言いました。
魔王が眠る時間にみんなで鳴き続けて魔王の睡眠妨害をするのはどうかしら?
そう提案するとみんなは良い案だ!と賛成してくれました。
この作戦だけでは弱いかもしれないから、私はコツコツと抜け穴を作れそうなところを探して、この工具で外への道を貫通させるわ!と趣味の手芸箱にみせかけた工具箱も持参する姫。
その日から一週間続けて睡眠妨害作戦を毎日実行したところ
魔王もついには音をあげて、「ええい!うるさい!!
姫の作戦なのか!いっそ城に送り返してしまいたくなるわ!」と言うようになりました。
「フフフ、作戦の効果が出てきた様ね✨
まだ本気で帰す気にはなっていないようだから
また新しい作戦を考えなくっちゃ!」
ちょこころね姫はちょっとわくわくしながら魔王とのやりとりを楽しんでいるみたいです。
魔王の方は色々とお姫様に要求していますが、
結婚したい位だから多分好意があるみたいですけど
お姫様はそのことに気が付いているのかしら?
また気が向いたら続きを書いてみても面白いかな(´ω`*)
このお話を書いているうちに、私の好きな遠藤淑子さんの「いつか夢の中で」というお話を思い出してヒントを頂きました。
ひたすらよく眠る予知夢を見るお姫様がさらわれますが、通販が趣味なので魔王城に通販の品物がたくさん届いてしまい、魔王が嫌気がさして迎えに来てくれと頼むというお話がありました。
魔法使いも出てくるんですが二人の掛け合いもとっても面白いです。
この作品を読んだとき、お姫様=言われた通りにする
じゃないお姫様がいてもやっぱりいいよね!と自分の考えに似ているなと思ってとっても面白かったです(#^^#)
昔は白馬の王子様を待つ~なんていいますが、
現代のお姫様達は待っているだけじゃなかなか来るかもわからないし、好みの王子が来てくれるかもわからないから、
自分から探しに行く位の気合が必要になっている気もしますね(´艸`*)
自分の考えで行動できる現代のお姫様達、
皆さんに良い出会いがあります様に~☆彡
ころねちゃん サークルはタウンイベやガーデンイベ
お店イベの時のものを使ってコーデ それを投稿して
サークルの掲示板で伝える 今回はガーデンの時のオレンジを1つ以上
月に3回ぐらいあるみたい~
そのみなさんの写真をB氏が素敵な集合写真にしてくれる
そんな感じのサークルだよ ジャックの時もゲストは無理だったんだけど
集合写真でアルバムを作ってくれてたの と言う事でよろしくね♪
またお返事はゆっくり来ま~す♪
仮面、魔王、怪物 観ています。怪物にはプンニョンの主役が出てます。
それで動物いっぱいのコーデだったのですね。♪
自分から行動するちょこころね姫!素敵ですねw
それにしても顔は悪くないけど・・・だなんて
ちょこころね姫はメンクイなんですねwww
私も待ってるだけのお姫様より行動するお姫様が好きです♬
ちょこころねさんの気が向いて続きが読める日を楽しみにしてます(^^)
ケーキにして食ってしまう?! @@;
悪魔崇拝でつかッ?! Σ(○д○;)
オイラなら恐れ多くて食べられましぇん ヽ(=´▽`=)ノ
私は夢でエルフに連れ去られたんだけど
お姫様にしてくれると思いきや
召使として連れてこられて
眼鏡を捨てられたのでごねたら家に戻してもらえました。
夢の中くらいお姫様になれると思ったけど
あれってホントだったのかなー( ´艸`)