一人部屋
- カテゴリ:日記
- 2022/04/12 22:25:53
長男が2月に引っ越し、3月の末には次男が義母の家に移った。
長男の部屋をきれいに片づけたら、三男がその部屋に移り、私は次男の部屋を大掃除しつつ、自分の部屋になるはずの、元・三男の部屋を片付ける。
次男が移る前には義父の荷物を片付けていたし、その前、義父が戻る前に介護ベッドを入れようと義父母の部屋の片づけに入っていたので、よくよく考えると今年に入ってからこっち、ずっと荷物の整理とか片付けばかりしていたような気がする。
人数が減るので食器棚の整理もしたし、場所も変えたしね。
それでもまだ義父の遺品のカメラとか三男の荷物なんかは残っているが、ベッドを入れるスペースができたので、日曜日に1階の夫婦の寝室から私のベッドを上にあげた。
正直、ベッドを上げるなんて一人でできるとは思わなかったので長男が週末に戻ってきたその日に決行するつもりだった。
だが、ちょうど花見が入ってしまったとのことで、みんな出かけていた。
とりあえず一人でできるところまでやってみようかな?
とマットレスをうんうん引っ張り出して、2階に運ぶ。
これは最初からクライマックス!
というほど重い。
だが、君はしなるしちょっとぶつけても傷がつかない所がいいね。
階段の表面を滑らせるようにして、引っ張り上げていく。
次にベッドのすのこと、下についている引き出し。
これは一つずつなら一人でも楽勝。
ぶつけないように気を付けないといけないほど大きくないし、運べる運べる。
宮の部分は大きいビスを取れば外せるのは、先週確認済みだ。
と思っていたが、よく確認したら、ビスは引き出し側のほうだけ外せば、あとは簡単に4つの部品に分解できた。
四角の辺ごとに分けられたのだ。
あれ、これなら一人で運べるのではないかい?
正直、こんな風に分解できるということはすっかり忘れていた。
ここらへんで花見に参加していた旦那と長男が帰ってきて「一人で運べたの?」と驚いていた。
特に旦那は、どっしりしたシングルベッドを2階にあげるなんて無理だと思っていたらしい。
私も、子供らに手伝ってもらわないと無理じゃないかと思っていた。
だけど、何とかなるものだ。
組み立ても一人でできたし、なかなか達成感があった。
ずっと旦那と寝ていたので、一人部屋はさみしいんじゃないかとも思ったが、びっくりするほど快適だった。
2階だから、防犯にぎすぎすせずに窓を開けられるところと、自分の好きな時に明かりをつけたり消したりできるところがいい。
ついでに、エアコンの設定に我慢しなくていいのもありがたい。
いや、新しい部屋にエアコンはないけどね。
何より、家の中に一人でいられる場所があるということが嬉しい。
特に新型コロナが始まってから、家に一人でいられる時間がまったくなくなってしまっていた。
人間、一人の時間があるから、また集団の中に入っていけるのだよ。
まだ片付けなくてはいけないものがたくさんあるけど、片付けが楽しくなってきた。