プーチン敗北濃厚?
- カテゴリ:日記
- 2022/04/08 21:22:31
ロシア軍撤退地のブチャ市民の虐殺が発覚し
米国議会でレンドリース法(武器貸与法)が復活しようとしています。
プーチンとの戦いにおいて、
より効率的に武器や物資をウクライナに送ることを可能にする
主要法案を上院が全会一致で可決しました。
これから下院で採択され、バイデン大統領が署名すれば可決します。
第二次世界大戦中に創設されたレンドーリース・プログラムは、
米国が時間のかかる手続きのハードルなしに大統領の指示で連合国に
迅速に物質を供給することを可能にしたため、紛争における
ゲームチェンジャーとみなされています。
このレンドリース法は第二次世界大戦時において
アメリカから世界各国に対する軍事物資の支援を行う根拠となる法律でした。
簡単に言うと、圧倒的な工業力を持つアメリカが支援につきますよ、
それも全力で、ということを意味します。
なおレンドリース法は基本的に貸与法で
「貸し出しますよ」みたいに書かれているわけですが、実際には
単純な譲渡も含まれます。貸し出す分については、「使い終わったら返してね」
であるとか、金銭的な支援については、やはり「後になってからの返済もお願いします」という話にもなります。
残念ながらウクライナの国力・経済力は小さいものですから
アメリカが本気になって「大量にあれも・これも」といった具合に
どんどん持ってこられると、かえって返済に困るののですが、アメリカは
返済を急がせることはないでしょう。
実際、第二次世界大戦におけるレンドリース法ではナチスドイツに対する
ソ連に対して莫大な支援を行ったわけですが、ソ連はほとんど返済を行わず
踏み倒しています。
当時はナチスドイツを倒すという大きな目標があり
それに成功したので、返済にはこだわらなかったようです。
今回のウクライナに対する支援も
目標としては、別にウクライナに貸付しまくってウクライナを
破綻させるという目的がある訳ではありません。ですから返済について、
おそらくは、ウクライナが復興してから非常に長期の返済を求めるかたちで
ウクライナが破綻しないようにするでしょう。
これらのことは米国がウクライナが勝つだろうと考えているから成り立つことで、
負けてしまったらどんな支援をしてもその後の返済は考えられないからです。
レンドリース法復活の意味
また、レンドリース法が復活することによってその対処範囲を
台湾が含まれるように広げれば台湾有事が発生した場合にも
迅速な支援が可能になります
このような形が整っているだけで中国に対する牽制になると思います。
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