Nicotto Town



日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ③     


こんばんは!29日(火)は、北日本や東日本から西日本の日本海側では

広い範囲で晴れるでしょう。東日本から西日本の太平洋側では雲が広がりやすく、
九州南部では午前中を中心に、関東から東海では夜を中心に
所により雨が降りそうです。南西諸島は雨が降ったり止んだりするでしょう。

朝日に映える森
岩稜が織り成す
      絶景
神秘の造形
1000万ドルの夜景

             名峰の知られざる魅力
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                六甲山

〇登山ガイド 島田麻衣子さん

かつてこの地で暮らしていた島田麻衣子さん。
六甲山のガイドも数多くこなしてきました。

前回は有馬温泉に宿泊のところまでの紹介でした。
今回は有馬温泉についての説明をガイドの島田さんに
教えていただくところから始めます。

〇歴史ある名湯・有馬温泉

<山旅スケッチ>
 歴史ある名湯・有馬温泉

有馬温泉は日本書紀にもその名がある由緒ある温泉。

泉質が異なる2種類の温泉が湧いています。

〇銀泉

無色透明な湯は銀泉。
炭酸を含み、新陳代謝を促進するといわれています。

〇金泉
こちらは金泉。
鉄分を多く含んでいます。
保湿性が高く、血行が良くなるんだとか。
この有馬温泉をこよなく愛したのが豊臣秀吉。

〇豊臣秀吉

ゆかりの品も数多く残されています。

自ら造られた別荘。
そのお風呂の遺構も。

こんな和歌を残したとも伝えられています。

月も日も

いのち有馬の

湯にうつり

やまひはなしの

花とちりけり

天下人も惚れ込んだ有馬温泉。
その歴史が今も息づいています。

2日目

〇湯泉(とうせん)神社

二日目、まずは湯泉神社にお参り。

パッパッ♪

今日も無事に登れますように。

「では今日はいよいよ六甲山の最高峰を目指します。
 頑張って行きましょう」

分かりました。

森を進んで行く。

静かな空間。

「あっ、見てください、コゲラがいます」

〇コゲラ

コンコンコン♪

ほんとだ、木をつついてる。
コッコココン、コココココ♪

「日本で一番小さい啄木鳥(きつつき)の仲間なんですよ~。
 可愛いですね。
 朝だから出会えましたね~。
 じゃ、行きましょう」

この日の最初の目的地は凍った滝。

「はい、この辺りから段々険しくなってきますので、
 ヘルメットを装着して行きます」

「雪があることも多いので、チェーンスパイクは必ず持ってくるようには
 してください」

あ~、滝だ。
でもk、そんなに凍っていませんよね~?

「この滝はガマ滝という滝で、
 この先の七曲(ななまがり)の滝はもっと綺麗に凍ってると思います」

目指す滝はまだ先か~。

滝の脇の斜面を登って行く。
結構きつい。

「さぁ今日最初の目的地、七曲の滝に到着です。
 ご覧ください、いい感じに凍ってますね~」

〇七曲の滝

こんなに凍るんだ~?
まるでシャンデリアみたい。

「モコモコした所は何だか海月(くらげ)みたいにも見えますね」

確かに。

「ずっと見ていても飽きないですね~」

そしていよいよ六甲山最高峰へ。

「最高峰まであと少しです、頑張って行きましょう」

出発して5時間

〇六甲山最高峰(931m)

「はい、六甲山最高峰到着です。
 お疲れ様でした~。
 や~、頑張りましたね~。
 パチパチパチパチ♪」

標高は931m。

〇氷ノ山(ひょうのせん)

北西には兵庫県最高峰の氷ノ山。

〇伊吹山

北東には百名山の一つ、伊吹山が。

「最後に夜景を見て帰りましょう」

え?夜景?
でも帰りはどうするんですか~?

「はい、六甲山はケーブルカーやロープウェーで下山出来るんで、
 夜景を見てからでも大丈夫なんです」

そうなんだ。

「では、行きましょう。

今回はこの辺りで終了と致します。
次回はいよいよ1000万ドルの夜景を眺めます。





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