日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ③
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2022/03/29 00:14:15
こんばんは!29日(火)は、北日本や東日本から西日本の日本海側では
広い範囲で晴れるでしょう。東日本から西日本の太平洋側では雲が広がりやすく、
九州南部では午前中を中心に、関東から東海では夜を中心に
所により雨が降りそうです。南西諸島は雨が降ったり止んだりするでしょう。
朝日に映える森
岩稜が織り成す
絶景
神秘の造形
1000万ドルの夜景
名峰の知られざる魅力
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六甲山
〇登山ガイド 島田麻衣子さん
かつてこの地で暮らしていた島田麻衣子さん。
六甲山のガイドも数多くこなしてきました。
前回は有馬温泉に宿泊のところまでの紹介でした。
今回は有馬温泉についての説明をガイドの島田さんに
教えていただくところから始めます。
〇歴史ある名湯・有馬温泉
<山旅スケッチ>
歴史ある名湯・有馬温泉
有馬温泉は日本書紀にもその名がある由緒ある温泉。
泉質が異なる2種類の温泉が湧いています。
〇銀泉
無色透明な湯は銀泉。
炭酸を含み、新陳代謝を促進するといわれています。
〇金泉
こちらは金泉。
鉄分を多く含んでいます。
保湿性が高く、血行が良くなるんだとか。
この有馬温泉をこよなく愛したのが豊臣秀吉。
〇豊臣秀吉
ゆかりの品も数多く残されています。
自ら造られた別荘。
そのお風呂の遺構も。
こんな和歌を残したとも伝えられています。
月も日も
いのち有馬の
湯にうつり
やまひはなしの
花とちりけり
天下人も惚れ込んだ有馬温泉。
その歴史が今も息づいています。
2日目
〇湯泉(とうせん)神社
二日目、まずは湯泉神社にお参り。
パッパッ♪
今日も無事に登れますように。
「では今日はいよいよ六甲山の最高峰を目指します。
頑張って行きましょう」
分かりました。
森を進んで行く。
静かな空間。
「あっ、見てください、コゲラがいます」
〇コゲラ
コンコンコン♪
ほんとだ、木をつついてる。
コッコココン、コココココ♪
「日本で一番小さい啄木鳥(きつつき)の仲間なんですよ~。
可愛いですね。
朝だから出会えましたね~。
じゃ、行きましょう」
この日の最初の目的地は凍った滝。
「はい、この辺りから段々険しくなってきますので、
ヘルメットを装着して行きます」
「雪があることも多いので、チェーンスパイクは必ず持ってくるようには
してください」
あ~、滝だ。
でもk、そんなに凍っていませんよね~?
「この滝はガマ滝という滝で、
この先の七曲(ななまがり)の滝はもっと綺麗に凍ってると思います」
目指す滝はまだ先か~。
滝の脇の斜面を登って行く。
結構きつい。
「さぁ今日最初の目的地、七曲の滝に到着です。
ご覧ください、いい感じに凍ってますね~」
〇七曲の滝
こんなに凍るんだ~?
まるでシャンデリアみたい。
「モコモコした所は何だか海月(くらげ)みたいにも見えますね」
確かに。
「ずっと見ていても飽きないですね~」
そしていよいよ六甲山最高峰へ。
「最高峰まであと少しです、頑張って行きましょう」
出発して5時間
〇六甲山最高峰(931m)
「はい、六甲山最高峰到着です。
お疲れ様でした~。
や~、頑張りましたね~。
パチパチパチパチ♪」
標高は931m。
〇氷ノ山(ひょうのせん)
北西には兵庫県最高峰の氷ノ山。
〇伊吹山
北東には百名山の一つ、伊吹山が。
「最後に夜景を見て帰りましょう」
え?夜景?
でも帰りはどうするんですか~?
「はい、六甲山はケーブルカーやロープウェーで下山出来るんで、
夜景を見てからでも大丈夫なんです」
そうなんだ。
「では、行きましょう。
今回はこの辺りで終了と致します。
次回はいよいよ1000万ドルの夜景を眺めます。