Nicotto Town



日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ①    


こんばんは!26日(土)は、西日本から東日本では雨が降り、

西日本を中心に雷を伴って非常に激しく降る所もあるでしょう。
西日本から東日本では、土砂災害や低い土地の浸水、暴風、高波などに
警戒・注意してください。
北日本も午後は広い範囲で雨が降りそうです。
南西諸島も雨や雷雨となるでしょう。

訪れるのは神戸市の六甲山(ろっこうさん)。
知られざる多彩な魅力に出会います。

朝日に映える森
岩稜が織り成す
      絶景
神秘の造形
1000万ドルの夜景

             名峰の知られざる魅力
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                六甲山

神戸の市街地の北側に広がる六甲山。

〇六甲山(931m)

標高は931m。

〇♪阪神タイガースの歌(六甲おろし)

〇阪神タイガース

六甲山から吹き降ろす北風。
六甲おろしはプロ野球、阪神タイガースの応援歌としても知られています。

関西の人々に愛される六甲山。
週末には多くの人が訪れます。

〇塩屋駅

JR神戸線の塩屋駅でガイドの方と待ち合わせ。

おはようございま~す。

〇登山ガイド 島田麻衣子さん

「おはようございま~す。
 登山ガイドの島田麻衣子です、よろしくお願いしま~す」

よろしくお願いしま~す。

かつてこの地で暮らしていた島田麻衣子さん。
六甲山のガイドも数多くこなしてきました。

六甲山、どんな山なんですか?

「はい、六甲山は東西30kmに渡る広大な山地で、登山道も沢山あるんです。
 今日はその中でもイチオシの面白いルート、
 辿(たど)ってみたいと思います」

イチオシのルートですか?

「絶景の岩場があったり、さらには冬ならではの氷瀑(ひょうばく)まで
 楽しめる盛り沢山のバラエティーに富んだ魅力を感じていただけると思います。
 それでは出発しましょう」

はい。

六甲山の魅力に迫る一泊二日の山旅。

1日目

一日目は絶景の岩場を目指します。
市街地を抜けた後、常緑樹の森へ。
そして稜線を進み、目指す岩場、馬の背へ。
一旦下り、電車を使って移動。
有馬温泉で一泊しま~す。

2日目

二日目、凍った滝を堪能した後、六甲山の最高峰へ。
1000万ドルの夜景を楽しみ、バスとケーブルカーで下山しま~す。

さぁ出発。

レトロな雰囲気の商店街を抜けていく。

「おはようございま~す」

お店の男性の方「はい、おはようございま~す」

「美味しそう~、ウフフ。
 今から山登りなんです~」

お店の男性の方「うん、おすすめは豆腐スティックというので」

「はい」

え~、豆腐スティック~?
豆腐をカリッと揚げたものなんだって。

「お父さんは山登りされるんですか?」

お店の男性の方「はい、しますよ」

「あ~、そうなんですか?」

お店の男性の方「馬の背なんかやったらもうほんまにやっ、
        こんなとこあるんかなというぐらい絶景っていうかな」

「そうですね~」

お店の男性の方「うん、おすすめやわ」

「はい」

お店の男性の方「ばっちりいい天気やから、気~つけて~」

「は~い、頑張ってきます。
 ありがとうございま~す」

お店の男性の方「あ~い、あい」

今回の山旅、な~んか楽しくなりそう。

わぁ~、お洒落な建物。

「そうですね~、この辺りは外国人が明治時代に多く移り住んだ土地で、
 その面影が今も残っていてとっても素敵な街並みですよね~」

ほ~んと、異国情緒に溢れてる。

「陽射しが気持ちいですね~。
 さぁいよいよここから登山道に入ります。
 頑張って行きましょう」

はい、頑張りま~す。

「この辺りは常緑樹が多いエリアで、広葉樹も混ざっているので、
 冬でもとても明るくて綺麗な森ですよね」

木漏れ日が心地いい。

冬の朝、冷たい空気さえ清々しく感じる。

「もうすぐですよ、山頂からの景色が素晴らしいので、頑張りましょう」

はい。
どんな景色が待ってるんだろう?

〇旗振山(はたふりやま)(253m)

「さぁ、最初のピーク旗振山に到着です。
 お疲れ様でした~。
 見てください、あの景色」

わぁ~、目の前に瀬戸内海が~。

明石海峡大橋、その先には淡路島。

「白と青のコントラストがとっても素敵ですね~。
 天気がいいんので今日は凄い綺麗に見えています」

再び登山道を進む。

「見てくださいこの木、ウバメガシっていうんですけど、
 ちょっと触ってみてください」

〇ウバメガシ

え~、どれどれ~。
わっ、凄く固い。

「そうなんです、とっても固いですよね~。
 この辺りの海岸沿いの斜面に多い木なんですが、
 この固さが炭作りに最適で、備長炭になるんですよ」

〇備長炭

このカシの木があの備長炭になるんだ~。
自然の恵みを感じるな~。

歩き始めて2時間

「ここで一旦階段を下ります」

あれ?目の前に街が。

もしかして~、登山ルートに住宅街があるってこと?

「そうなんです、この団地を通り抜けるルートが縦走路の一部なんです」

へぇ~、何か面白い。

「さぁ、ここから再び登り返します」

あの~、先が見えないんですが?

「ここは通称400段階段と呼ばれていて、
 今日一番の難所なんですが、頑張って登って行きましょう」

努力しま~す。

標高差300m、焦らず、ゆっくり。

一段一段踏み締めるように。

〇栂尾山(とがおやま)(274m)

「はい、では栂尾山の山頂に到着です。
 お疲れ様でした~」

お疲れ様で~す。

「では、ここでしっかりと休憩を取っていきましょう」

ここで山旅スタイル。

今回は山頂に到着をした所までと致します。
次回は冬山のホットご飯についての島田さんに紹介を
していただくところから始めます。





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