日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ①
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2022/03/26 00:40:01
こんばんは!26日(土)は、西日本から東日本では雨が降り、
西日本を中心に雷を伴って非常に激しく降る所もあるでしょう。
西日本から東日本では、土砂災害や低い土地の浸水、暴風、高波などに
警戒・注意してください。
北日本も午後は広い範囲で雨が降りそうです。
南西諸島も雨や雷雨となるでしょう。
訪れるのは神戸市の六甲山(ろっこうさん)。
知られざる多彩な魅力に出会います。
朝日に映える森
岩稜が織り成す
絶景
神秘の造形
1000万ドルの夜景
名峰の知られざる魅力
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六甲山
神戸の市街地の北側に広がる六甲山。
〇六甲山(931m)
標高は931m。
〇♪阪神タイガースの歌(六甲おろし)
〇阪神タイガース
六甲山から吹き降ろす北風。
六甲おろしはプロ野球、阪神タイガースの応援歌としても知られています。
関西の人々に愛される六甲山。
週末には多くの人が訪れます。
〇塩屋駅
JR神戸線の塩屋駅でガイドの方と待ち合わせ。
おはようございま~す。
〇登山ガイド 島田麻衣子さん
「おはようございま~す。
登山ガイドの島田麻衣子です、よろしくお願いしま~す」
よろしくお願いしま~す。
かつてこの地で暮らしていた島田麻衣子さん。
六甲山のガイドも数多くこなしてきました。
六甲山、どんな山なんですか?
「はい、六甲山は東西30kmに渡る広大な山地で、登山道も沢山あるんです。
今日はその中でもイチオシの面白いルート、
辿(たど)ってみたいと思います」
イチオシのルートですか?
「絶景の岩場があったり、さらには冬ならではの氷瀑(ひょうばく)まで
楽しめる盛り沢山のバラエティーに富んだ魅力を感じていただけると思います。
それでは出発しましょう」
はい。
六甲山の魅力に迫る一泊二日の山旅。
1日目
一日目は絶景の岩場を目指します。
市街地を抜けた後、常緑樹の森へ。
そして稜線を進み、目指す岩場、馬の背へ。
一旦下り、電車を使って移動。
有馬温泉で一泊しま~す。
2日目
二日目、凍った滝を堪能した後、六甲山の最高峰へ。
1000万ドルの夜景を楽しみ、バスとケーブルカーで下山しま~す。
さぁ出発。
レトロな雰囲気の商店街を抜けていく。
「おはようございま~す」
お店の男性の方「はい、おはようございま~す」
「美味しそう~、ウフフ。
今から山登りなんです~」
お店の男性の方「うん、おすすめは豆腐スティックというので」
「はい」
え~、豆腐スティック~?
豆腐をカリッと揚げたものなんだって。
「お父さんは山登りされるんですか?」
お店の男性の方「はい、しますよ」
「あ~、そうなんですか?」
お店の男性の方「馬の背なんかやったらもうほんまにやっ、
こんなとこあるんかなというぐらい絶景っていうかな」
「そうですね~」
お店の男性の方「うん、おすすめやわ」
「はい」
お店の男性の方「ばっちりいい天気やから、気~つけて~」
「は~い、頑張ってきます。
ありがとうございま~す」
お店の男性の方「あ~い、あい」
今回の山旅、な~んか楽しくなりそう。
わぁ~、お洒落な建物。
「そうですね~、この辺りは外国人が明治時代に多く移り住んだ土地で、
その面影が今も残っていてとっても素敵な街並みですよね~」
ほ~んと、異国情緒に溢れてる。
「陽射しが気持ちいですね~。
さぁいよいよここから登山道に入ります。
頑張って行きましょう」
はい、頑張りま~す。
「この辺りは常緑樹が多いエリアで、広葉樹も混ざっているので、
冬でもとても明るくて綺麗な森ですよね」
木漏れ日が心地いい。
冬の朝、冷たい空気さえ清々しく感じる。
「もうすぐですよ、山頂からの景色が素晴らしいので、頑張りましょう」
はい。
どんな景色が待ってるんだろう?
〇旗振山(はたふりやま)(253m)
「さぁ、最初のピーク旗振山に到着です。
お疲れ様でした~。
見てください、あの景色」
わぁ~、目の前に瀬戸内海が~。
明石海峡大橋、その先には淡路島。
「白と青のコントラストがとっても素敵ですね~。
天気がいいんので今日は凄い綺麗に見えています」
再び登山道を進む。
「見てくださいこの木、ウバメガシっていうんですけど、
ちょっと触ってみてください」
〇ウバメガシ
え~、どれどれ~。
わっ、凄く固い。
「そうなんです、とっても固いですよね~。
この辺りの海岸沿いの斜面に多い木なんですが、
この固さが炭作りに最適で、備長炭になるんですよ」
〇備長炭
このカシの木があの備長炭になるんだ~。
自然の恵みを感じるな~。
歩き始めて2時間
「ここで一旦階段を下ります」
あれ?目の前に街が。
もしかして~、登山ルートに住宅街があるってこと?
「そうなんです、この団地を通り抜けるルートが縦走路の一部なんです」
へぇ~、何か面白い。
「さぁ、ここから再び登り返します」
あの~、先が見えないんですが?
「ここは通称400段階段と呼ばれていて、
今日一番の難所なんですが、頑張って登って行きましょう」
努力しま~す。
標高差300m、焦らず、ゆっくり。
一段一段踏み締めるように。
〇栂尾山(とがおやま)(274m)
「はい、では栂尾山の山頂に到着です。
お疲れ様でした~」
お疲れ様で~す。
「では、ここでしっかりと休憩を取っていきましょう」
ここで山旅スタイル。
今回は山頂に到着をした所までと致します。
次回は冬山のホットご飯についての島田さんに紹介を
していただくところから始めます。