日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ①
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2022/03/04 00:05:00
こんばんは!4日(金)は、北日本から東日本は晴れるでしょう。
西日本は午前中は晴れますが、午後は雲が広がり所によりにわか雨がありそうです。
南西諸島は曇りや雨となるでしょう。
今回訪れるのは、九州の霊峰、英彦山(ひこさん)。
歴史と自然溢れる峰々を巡(めぐ)ります。
神秘
悠久の森
威容(いよう)を誇る
岩壁
豊かな
山の命
山中に残る
修行場
尾根に続く
古道
古の祈りの峰を行く
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英彦山
福岡県と大分県に跨る英彦山。
3つのピークを持つ岩山です。
北岳 中岳 南岳
古くから山岳信仰の聖地として崇(あが)められてきました。
山の中には神の糊代(のりしろ)とされる奇岩や巨木。
趣(おもむき)のある光景が広がります。
〇JR夜明(よあけ)駅から車で30分
JR夜明駅から車で30分。
〇釈迦ヶ岳(しゃかがたけ)登山口
福岡県側の登山口で案内してくれる方と待ち合わせ。
おはようございま~す。
〇写真家 船尾修さん
「あっ、おはようございます~。
あの、船尾修(ふなおおさむ)と申しま~す。
よろしくお願い致しま~す」
カラコルムやマッターホルンなど、
世界の山に登ってきた写真家の船尾修さん。
日本の原風景が残る大分に移住。
山への祈りをテーマに撮影しています。
*写真 船尾修
今日の見どころは?
「今日行く道は~、英彦山じゃ続く~、あの~、祈りの昔からの祈りの道なので、
まぁそういった昔の人の想いなんかをね、体感しながら、
まぁ登って行けたらなと考えてます」
英彦山を目指す一泊二日の山旅。
福岡県側の登山口を出発し、まずは釈迦ヶ岳へ登る。
そこから尾根づたいに岳滅鬼山(がくめきさん)へ。
この日は麓に下り一泊。
二日目、いよいよ英彦山へ。
侵攻の道を辿(たど)りながら英彦山の南岳(みなみだけ)、
中岳(なかだけ)、北岳(きただけ)へ。
全長16km、健脚者向けのコースです。
下山は北岳ルート登山口へ
午前8時出発
*撮影:11月中旬
苔蒸した森の中を登って行く。
「あ~、凄いですね~、何か石に、
あの~、大木が纏(まと)わり付いてますよ」
凄い迫力。
「よ~っ」
きつい道ですね~?
「結構急だけど、まぁ木の根っこが出てるから、
まぁ上手く利用していけば大丈夫ですね」
根っこ、使わせてもらいます。
ごめんね~。
「よいしょっ、あ~」
「は~」
「あ~、陽が出てきましたね~。
は~、あ~、今日はいい天気で良かった。
あ~」
稜線まで上がってきた。
「おっ、展望が開けてきた」
歩き始めて1時間、釈迦ヶ岳に到着。
「あ~、着いた」
〇釈迦ヶ岳(844m)
「あ~、さぁ釈迦ヶ岳山頂844m。
や~今日は凄い。
天気もいいし、凄い見晴らしいいな~」
〇福岡県
ほ~んと、福岡県側から大分県側までずうっと見渡せる~。
〇大分県
「正面の一番高いピークが英彦山の南岳、それから中岳」
英彦山
中岳 南岳
あれが~、目指す英彦山か~。
「まぁこれから、まぁアップダウンをちょっと繰り返しながら~、
弧を描くような感じで、え~、英彦山を目指すというコースになります。
まぁこの道は、あの~、昔から、あの~、修験者が、
あの巡礼の為に、あの歩いてた道なんですね」
〇修験者が巡礼のために歩いた道
ここからは尾根づたいに修行の道を辿(たど)って行く。
釈迦ヶ岳からの下り。
「結構忠実に尾根づたいに行きますんで、
アップダウンがありますね~、このルートは」
「わ~、この辺落ち葉がちょうど落ちたばっかりですね~」
フカフカしてる~。
「わ~、綺麗。
やっぱり上綺麗ですね~。
いい具合に紅葉してますね~」
〇シラキ
オレンジに輝くシラキ。
〇オオモミジ
こっちの黄色はオオモミジ。
フィ~~~~♪
え?この声は?
「あ~、今、鹿の声ですね~」
フィ~~~♪
森中に響いてる~。
「あ~、鹿が食べた跡ですね~、これは」
「鳥が鳴いてますね~」
チュチュンチュチュンチュチュン♪
「あ~、いい声だ」
チュチュンチュチュンチュチュン♪
〇ヒガラ
「あ~、いた」
チュチュンチュチュンチュチュン♪
チュチュンチュチュンチュチュン♪
チュチュンチュチュンチュチュン♪
結構賑やかな山だな~。
チュチュンチュチュンチュチュン♪
チュチュンチュチュンチュチュン♪
出発して3時間半
「あっ、こんにちは~」
山におりました数人のパーティーの方「こんにちは~」
「こんにちは~」
〇岳滅鬼山(がくめきさん)(1036m)
「あっ、岳滅鬼山の頂上に着きましたね」
岳滅鬼山って何か凄い名前。
今回は岳滅鬼山に到着した所までと致します。
次回は岳滅鬼山の名前の由来を船尾さんに
ご説明していただきますところから始めます。