ごほうびケーキのお店
- カテゴリ：グルメ
- 2022/03/01 21:35:28
こんばんは＾＾
今日は久しぶりに、喫茶店の日記を更新いたします。先日、ニコタで親しくしてくださる方から助言をいただいたため、美味しいケーキのお店についてお話しすることにしました♪
<前置き>この日記は、実際に行ったことのある喫茶店についてお話しするブログです。カテゴリを「グルメ」に設定しますので、いろんな方に読んでいただけると嬉しいです＾＾
本日ご紹介するお店は、東京都千代田区にある近江屋洋菓子店というお店です。老舗のケーキ屋で、調べたところ明治時代から歴史が始まったようですね。興味深いお話しやお写真がございますので、公式HPのURLを添付させていただきます。↓
h ttp://ohmiyayougashiten.co.jp/ (検索の際は、”http”の間の空白は覗いてくださいね)
このお店には、社会人になって間もなく、大学の友人と一緒に行きました。卒業した大学から近く、ほぼ同じエリアにある洋菓子店にも関わらず、僕はこのお店のことを知りませんでした＾＾；
お店に入ると、可愛らしいケーキが所狭しと並んだショウケースが出迎えてくれます。奥の方には、買ったケーキをその場で食べられるイートインコーナーがありました。
実は、このお店ではイートインをすると美味しいスープが飲み放題という特典がついていました。友人にその話を聞いた時、それはぜひいただいてみたい！と思い、僕たちはイートイン一択でした笑
いち早くスープを飲みたい欲を抑え、店内でいただくケーキを先に決めようとショウケースへ向かいます。どのケーキも変則的なものはなく、王道なラインナップでした。それが、老舗らしく歴史を感じる光景に見えました。
だからこそ、いただくケーキを見繕うのは非常に難航しました。どれも美味しそう……そう唸りながら悩み、結局僕は「いちごサンドショート」をいただくことにしました。
この「いちごサンドショート」は、ショウケースの中でとびきり存在感のあるケーキです。言うなれば、ひとり用のホールケーキだったのです。普通、ひとり用のケーキといえばホールケーキを何等分かに切り分けたカットケーキを想起するかと思いますが、「いちごサンドショート」は小さなホールケーキです。当然ボリュームもカットケーキより多く、見栄えも良いため、ショウケースのなかでひときわ目立っていました。
お皿に盛られた大きな「いちごサンドショート」と、おかわりし放題のスープを手元に引き寄せ、「いただきます」の準備が出来ました。僕はまずスープを一口いただきました。
スープは、ビーフの出汁がきいていて優しい味わいでした。程よい塩味が心地よく、甘いケーキと交互にいただいたらずっと食べ続けられてしまうのだろうな、と思ってしまいました。
続いて「いちごサンドショート」に手を付けました。ひとりでホールケーキを食べるという背徳感を覚えながらフォークを入れると、柔らかいながらもすっと一口分を切り分けることが出来ました。口に含むと、スポンジケーキと生クリームの軽やかな食感と、いちごの瑞々しさが、自然に笑みを誘いました。甘すぎないものの存在感のあるクリームの味と、酸っぱいいちごの味もまたちょうどよく、飲み込むのも惜しいほど美味しいと感じました。
ちょうど社会人になりたてだった僕は、その「いちごサンドショート」の味に包まれてほんの少し涙ぐんでいました。今考えると、慣れない新生活で疲れていたのかもしれません。「いちごサンドショート」は、頑張った僕へのごほうびに違いありませんでした。
あれから数年、近江屋洋菓子店には一度も伺っていません。今回あのお店のことを思い出して調べていたところ、アップルパイも美味しいとの情報を得ました。今を生きている僕へのごほうびに、今度はアップルパイをイートインでいただきましょうか。
楽しんでいただけてとても光栄に思います。ルクアンドさんとは食べるものの好みが合うのか、お互いのコメントでお腹を空かせてしまいますね……笑
嬉しいお言葉をありがとうございます。喫茶店、きっと実現させたいと思います。その時は招待状を書かせていただきますね。
蛍さんの喫茶店．植物．旅行のお話の日記を読ませていただきこの2年はとても楽しかったです♪
お菓子に関しては、蛍さんはグルメなので、読みながら食べたくなるのが困りますがｗとても参考になります。
皆さんきっと、早く蛍さんの喫茶店が実現してほしいと思っているのではないかな～
またおいしそうな日記楽しみにしてます。
ルクアンドさんも近江屋洋菓子店をご存知でしたか！耳寄りな情報をたくさんありがとうございます。イートインスペースには、果物のジュースもあったのですね。提供されていた時期に行ってみたかったです><
お持ち帰り分も購入される気持ち、よくわかります。家で待つ家族に持って帰りたくなる美味しさですよね。
市場で仕入れた果物を使ったケーキを使用するのですね。フルーツケーキなどにはそういった果物が使用されているのかもしれませんね……次に行くときに、その日限定の物を探してみます。
大阪寿司、いいですね。神田藪蕎麦は知っていましたが、老舗の美味しいお店が多いエリアなんですね。ぶらぶらと散歩しながら堪能したいものです。
そう言っていただけると励みになります＾＾ルクアンドさんの素敵なコメントも、日記をしたためる意欲に繋がっております。いつもありがとうございます。
蛍さん今晩は⭐
美味しそうなグルメ日記いつもありがとうございます♪
近江屋さん蛍さんもファンでいらしたんですね。なんかお菓子の趣味が似ているのかな？と思ったりしてます笑。
ﾜﾀｼも以前よく行ってました、その頃はスープと果物のジュースがあったような記憶があります(o^^o)♪お菓子を選びカウンターで頂きながら、お店の方の動きを観ながら選んだ軽めのケーキを堪能してました。←(お持ち帰り分もある)アイスクリームもあったような。
市場でよい果物を仕入れてきて、それから店でどんなお菓子にするか決めてたみたいなので、定番のケーキ意外で高級フルーツをふんだんに使ったケーキも時々あったので、その時お店に行くとラッキーでした♪とても楽しいお菓子屋さんです。
今はイートインお休みしているのかな？
神田駅から歩いて近江屋さんに行っていたのですが、途中に志乃多寿司という大阪寿司のお店があり、近江屋さんの帰り買ってみたら美味しかったので、それから毎回寄るようになりました。
ある年の暮れに行った時、帰り道人がずっと並んでいたので何かしらと近寄ったら老舗のお蕎麦屋さんでした。美味しい老舗のお店が沢山ありますね。
蛍さんのお菓子を頂く時の描写、本当に美味しそうですね。
公式HPまで見ていただいて嬉しいです。老舗らしい、重みとこだわりのある文章ですよね。痺れます。
僕の文章でそう感じていただけると光栄です！もっとお店の魅力を引き出せるような表現を模索しようと思いました。
今の僕には、甘みが強すぎてしまうかもしれませんね。美味しくアップルパイをいただけるように、しっかりとした生活を営う必要がありそうです。
そして毎度ながら、蛍さんの日記を読んでいるとよだれが出てきます。
涙を流しながら食べてくれるお客さんなど、近江屋さんにとっては上得意の顧客に違いありません。
当時の蛍さんの抱えていた問題に、近江屋の理念がケーキを通して響いたのかなと空想しました。
今の蛍さんには、どんな味に感じるでしょうね。