重賞展望
- カテゴリ:日記
- 2022/02/28 23:51:43
今週末の重賞はチューリップ賞、弥生賞、オーシャンSの3つ。トライアルレースが始まるとクラシックが来たなって感じる。僕の鼻や目は一足早く春の訪れを感じてるみたいですが。
【チューリップ賞】去年は前半はスローやったけどメイケイエールが持って行かれたことで中盤の2Fが11.4-11.3と阪神マイルとしては締まったペースに。とはいえこれは異例でその前の4年全てで中盤の2Fはいずれも12秒台と中緩みがあっての決め手勝負。今年のメンバーを見ると速い流れで逃げそうな馬は不在。キャリアの浅い馬たちやから断言はしにくいけど緩い流れからの決め手勝負で想定しときたい。桜花賞と比べると前有利になりやすいのは馬場の良さもあるんかな。血統ではサンデー系は普通に優勢で母系にスピード型ノーザンダンサー系の血を併せ持つ馬が目立つ。
今年は阪神JFの上位馬が何頭か出て来てるからそう荒れることはなさそうやね。割って入るならどれかを考えるくらいで良いのでは。サークルオブライフは同コースのGⅠ勝ち馬やから軽視することはでけへんけど後方からの競馬になる馬やからね。当時は外有利な馬場で差しも決まる展開。恩恵を受けたのは間違いないわけで、今の内や前が有利になりやすい馬場や賞金は足りてる立場を考えれば今回は届かん可能性は充分あると思う。ナミュールは中2週で臨んだ阪神JFは10キロの馬体減、出遅れからのリカバリー、外にいた馬に大きく内に弾き飛ばされる不運はあったにせよ4角~直線で荒れたインを突く下手騎乗も重なって4着。むしろこれだけの悪条件で良く走ったと見るべき。個人的には世代で1番強い牝馬はこの馬。これも出遅れ癖があるから後ろからの競馬になる可能性は高いけど権利獲得や賞金加算は至上命題やから積極的な競馬はするはず。阪神JF3着のウォーターナビレラは末脚の破壊力や器の大きさは前述の2頭には劣るけど先行力や器用な立ち回りが武器の馬。言い方はあれやけどいかにもトライアルホース感がw桜花賞に勝つイメージは湧かへんけど今の前有利な馬場ならってとこかな。馬場適性はまだわからんけど決め手勝負になりにくいって意味で雨はプラスになるかもしれんね。この3頭に割って入るならまずは年始のクラシック予想でオークス本命に抜擢したルージュスティリア。新馬戦は時計的には特筆するもんではないし新潟のスローではあるけど上がり32秒6でまだ余裕を感じさせる内容。この時の2着はフェアリーSとクイーンC2着のスターズオンアース。休み明けではあるけど一気に主役に躍り出る可能性は感じる。あとはクイーンCは輸送の馬体減が響いたように見えるラリュエル。新馬戦は秀逸。