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日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ④     


こんばんは!16日(水)は、北日本や東日本から西日本の日本海側では

雪や雨が降るでしょう。雷を伴う所があり、ふぶいたり、
大雪となる所もある見込みです。
大雪による交通障害、高波に警戒し、注意し、
落雷や竜巻などの激しい突風にも注意してください。
東日本の太平洋側は概ね晴れますが、夜には東海で所により雪が降るでしょう。
西日本の太平洋側は雲が広がりやすく、一部でにわか雨がある見込みです。
南西諸島は雲の多い天気となり、先島諸島では所により雨が降るでしょう。

秋の彩りに
   心躍る
山肌と紅葉への
  コントラスト
圧巻 岩の稜線
日本海の
 大パノラマ

             白波望む 秋の峰
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              鳥取 大山

〇写真家 柄木孝志さん

18年前、大阪から移り込んできた柄木孝志さん。

〇写真集『24hours』より

大山に魅せられ、写真をはじめ、写真集も出版。
春夏秋冬、様々な時間帯に大山を撮影し、その美しさを伝えています。

*撮影:11月上旬

前回は6合目の避難小屋の上からもう見渡す限りのパノラマの風景の
日本海側にあります弓の浜、島根半島が見えたところまでの紹介でした。
今回は島根半島の絶景から大山の頂上を目指します。

〇島根半島

雲と海と緑、まさに絶景だ~。

標高は1600mに。

「こちらちょっと来ていただくと」

うわっ、凄~い。

「北壁が今も我々、同じ目線で高さで見ているという感じですね。
 こう見るという感じですね。
 こう見るといかにそのスケールが大きいのかが良く分かります」

〇大山北壁

さっき下から見上げた北壁が目の前に。
大きく削られた山肌、迫力ある~。

この辺りの木は随分背が低い、何だろう?

「こちらですね~、え~、国の天然記念物にもなってるダイセンキャラボクです」

〇特別天然記念物
 ダイセンキャラボク

「普通、木っていうのは、あの~、幹が1m、2m伸びてから~開くんですけど、
 これはもうそこまで立たずに、横にず~っと広がっていくんですね。
 それが、あ~、最長で15mにも伸びる。
 え~、1本の木から、ぐうっと広がって、
 このような、まぁ、え~、キャラボクの群生林を作っていると」

へぇ~、珍しい木なんですね~。

「これ一面、キャラボクの群生してますね。
 これだけのロケーション、中々見れません。
 ここ大山だけの特別な風景の一つですね、はい」

キャラボクの間を進んで行く。

「あ~、もう山頂小屋見えてきましたね~」

出発して4時間

「さぁ到着です、お疲れ様でした~。
 こちらが山頂碑になりますね~」

ありがとうございました。

〇大山頂上(1709m)

大山頂上、標高1709m。

「実はあのピークは、え~、1729mで、
 剣ヶ峰(けんがみね)という場所なんですね。
 ただ、あの~、今は実は縦走路道ですね、
 危険性があるということで、あの~、今は登れないような、
 あの~、状況になってますので、え~、実際はこちらが山頂と」

〇剣ヶ峰(1729m)

〇大山頂上(1709m)

*縦走路は立ち入り禁止

夕方、いよいよ今日のクライマックス。

「あの大山って実は御来光が朝日ばっかり注目されるんですけど、
 実は僕はあの、夕陽が凄く好きで」

「ちょうど今まさにガスが抜けて、
 あの弓ヶ浜が見えてきて、最高のロケーションになってます」

日本海が赤く染まってる。

登って来た甲斐があったなぁ。

〇写真家 柄木孝志さん

「やっぱりあの写真家はドラマティックな風景を常に追いかけてますので~、
 え~、途中あのブナ林を歩いて、オレンジや黄色や赤の紅葉を間近で見た、
 あ~、感動も味わえましたし、山も見れて、え~、海も見れる。
 まぁこの大山の価値は改めて知ったようにも思います」

秋、紅葉と海の輝きに満ちた大山。
めくるめく光景を堪能した山旅でした。

JR米子駅から車で1時間、鏡ヶ成(かがみがなる)キャンプ場前登山口で
写真家の柄木さんと待ち合わせを出発しました。
回りにはブナ林が沢山生えていました。
そして竹藪が多い場所に。
出発から1時間歩きますと、傾斜がきつくなってきました。
烏ヶ山が見ててきました。
標高差50mあります所を登って行きます。
急な坂やロープを使用して上がって行きました。
これが本日の難所でここを抜けますと烏ヶ山の山頂です。
頂上からは山肌を埋め尽くす紅葉の絨毯が見えました。
大山の南壁も見えました。
二日目は、博労座(ばくろうざ)の駐車場から出発です。
麓にあります神社の参道を進んで行きます。
ここの石畳の参道は、約800mと日本一長い自然石の石畳の参道です。
沢まで降りてきました。
そこには金門(きんもん)という高さがおよそ30mの
切り立った岩壁がありました。
そしてここからが、行者谷コースです。
森にはクロモジの美しい黄色の葉が染まっていました。
そして一気に開けまして、元谷という北壁が目の前に見えます所にです。
ここは岩と紅葉のコントラストが美しかったです。
夜になります大山でも一番星空が美しい場所でした。
センボンクズタケというお菓子のチョコレートにそっくりなキノコが
生えていました。
ムササビタケやナナカマドも生えていました。
標高1200mを超えますとひたすら階段が続きまして、
その先には6合目の避難小屋がありました。
日本海の絶景が広がるビュースポットでした。
大山の麓には梨の産地があります。
日本海の海の恵みやこうした梨等も大山に降った雨の影響でしょう。
いつまでも大山の恵みが続くと願います山旅でした。





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