夜景ドライブ2箇所目で運転してもらった先は、割と遠く高速に乗って連れて行ってくれた。

さすが日常から車に乗っているのもあり、すごくスムーズな運転だった。
夜景スポットに近づいてくると有名な場所なのか脇道に沢山の車が停車していた。

私たちも停車し、車から夜景を眺めていた。
どこかに旅行に来たかのような気分になっていた。
暗がりだったので、もしかしたら軽い人なら手を出してくるのか…？と思ったがそんなことはなく、普通に話していた。
私が折角なら外に出て写真を撮りたいと言い、軽装で外に出て写真を撮っていた。
案の定短い間だが、寒過ぎて、無意識に体をさすってた。（たぶん）
すると彼が一度車に戻り、彼のコートをかけてくれた。
いいよ、自分のコート着るよ。と言ってもいいからかけておきな。と。
その行為に甘えさせていただいた。
なんと紳士なんだ。
いやもうここまで来ると本当に素でやってるんか？と疑いが笑
私は本当に漫画の中に入ったんか？と思った。

ある程度、写真に満足し、夜景も見るのに満足した。

お互いにお腹が空き、どこか入ろうかとなったけれど、このご時世営業中のお店が近くに見当たらなかった。

彼の提案で、俺の家で鍋くらいなら用意できるけど鍋でいいなら食べて行く？と誘われて、家行く＝…だよな。と思ったけれど、もっと彼と一緒に居たい気持ちが勝り、ついて行った。

彼の家に着き、母親に連絡しようとした。
…が携帯が見当たらない。
彼に言うと、とても心配してくれて、車で寄った場所に電話をかけてくれた。
なんとか携帯が見つかり、彼がほら今から取りに行くよ！！と車を快く出してくれた。
自宅からすぐだったら良かったのに、車で40分ほどの場所だった。高速ももう一回乗った。

向かっている最中も、お母さんに俺の携帯使って電話する？大丈夫？？と心配してくれて、あぁ、この人で良かった。と本当に思った。
私が謝りながら、凹んでると
「いいよ！当日あったんだし！よかったね！！俺も財布どっかに置き忘れたこともあってさ〜…」
なんて自虐ネタを交えながら彼は嫌な顔ひとつせず、対応してくれた。

無事に携帯を持ち、親に連絡した。
「今日は泊まります」と。

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ここで区切りますね。
本当に私のポンコツぶりが恥ずかしい。
見た目もイケメンで中身も紳士？？そんな人いるのかな？と今でも疑ってます。笑
まぁ、この後の展開も皆様の想像通りですけど。
一応、次も書きますね。
コメント、反応頂いてる方ありがとうございます！

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