日本百名山 ~ BSプレミアム ~ ③
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2022/02/01 00:12:21
こんばんは!1日(火)は、北日本から西日本の日本海側では
雪や雨の降る所が多いでしょう。
東北日本海側から山陰にかけては雷を伴う所もありそうです。
北日本から東日本の太平洋側は概ね晴れますが、山沿いでは所により雪が降り、
東海では夕方以降、雪や雨の降る所があるでしょう。
西日本の太平洋側は雲が広がりやすく、所々でにわか雨やにわか雪が
ある見込みです。
南西諸島は晴れ間もありますが、雲の多い天気となるでしょう。
大パノラマが広がる稜線
山肌を彩る紅葉
山頂に咲く❝氷の花❞
古くから続く山岳信仰
晩秋の静寂が包む山
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栗駒山
*撮影:10月下旬
〇太宰智志さん
ガイドを務める太宰智志さん。
山岳スキー競技に取り込むアスリート。
日本選手権で優勝したこともあるんですって。
〇2019年 山岳スキー競技日本選手権ショート部門優勝
前回は山頂まで標高差150mの坂を登って行く途中までの紹介でした。
今回は急坂でも疲れない歩き方を太宰さんに教えていただくところから始めます。
<山旅スタイル>
急坂でも疲れない歩き方
「上半身を左右に振りながら歩くと、
体感の筋肉を消耗して、疲れやすくなってしまいます」
〇親指をリュックの肩ベルトに掛けて上半身を固定
「親指をリュックの肩ベルトに引っ掛けて、
固定すると上半身がブレにくくなります」
体感が固定され、無駄な動きが少なくなるので疲れにくくなるそうです。
「段差を登る際に両手を太ももに当て、そのまま上ります」
〇両手を太ももにあてて段差を上る
上半身と下半身が運動する為、体重移動がスムーズになるそうです。
上半身の使い方にも気をつけて効率良く歩きましょう。
「さぁ山頂標柱が見えてきましたよ~」
登山口から2時間半、やっと着いた~。
ありがとうございます。
「おめでとうございます」
〇栗駒山山頂(1626m)
*2014年の再測量により改定
「1626m栗駒山山頂でございます」
やっぱり山頂も霧に覆われてる~。
「でもね~、この時期ならではの楽しみがあるんですよ。
こっちにどうぞ」
何だろう?
あっ?木が白くなってる。
「ねっ?これ、すっごく綺麗でしょっ?
これは灌木(かんぼく)に付いた霧氷なんです」
凄~い、白い花が沢山咲いてるみたい。
〇霧氷
霧氷とは氷点下で冷やされた霧が木々に吹き付けられて、
氷の結晶となったもの。
霧氷がずっと続いてる~。
季節は秋から冬へ移り変わっていくんだな~。
さぁ~、目指すはビュースポットの展望岩頭。
まだまだ先は長い。
あっ、青空、一気に霧が晴れた。
ほ~んとに天気が目まぐるしく変わるな。
あ~、山肌が赤く染まってる~。
「栗駒山の、こう見下ろす紅葉も素晴らしいものです」
麓の辺りが紅葉してるのは宮城側。
まさに綿の絨毯みたい。
「この辺りで反対側の風景も是非ご覧くださ~い」
こちら側は~、少し雰囲気が違いますね~?
「火山の活動がまだ色濃く残っている様子が分かります」
確かに、岩手や秋田側の景色は変化に富んでるな~。
「まさに火山が生み出した景観です」
元々ここに聳えていた山が、激しい爆発で崩れ、こんな地形になったんですって。
〇須川湖
この須川(すかわ)湖も火山活動で生まれた湖。
ぐるりと囲む紅葉が美しい。
更に稜線を進んで行きます。
歩き始めて3時間、広場のような所に出た。
今回はこの辺りで終了と致します。
次回は広場のような所の説明から始めます。