赤貝
- カテゴリ:占い
- 2022/01/30 15:08:40
ニコットおみくじ(2022-01-30の運勢)
こんにちは!冬型の気圧配置が続いて太平洋側は大体晴れるが、
九州と四国、中国は雲が多い。北陸と北日本の日本海側は雪となる。
沖縄は曇り。
【アカガイ】 赤貝 蚶 Anadara broughtonii
Bloody clam
☆フネガイ目フネガイ科リュウキュウサルボウ属に属する二枚貝の一種です。
*アカガイ属ともいいます。
<概要>
〇赤貝
SL10cmを超えます。
膨らみが非常に強いです。
やや角ばった放射肋(ほうしゃろく)が42本前後あります。
貝殻を黒褐色の毛が覆っています。
@似ている貝
サトウガイ 佐藤貝 Anadara satowi
フネガイ科アカガイ属の二枚貝です。
★学名
1882年にドゥンカーさんによりまして命名されました。
*Dunker さん
ドイツの政治家さんは、1811年10月15日生まれ(ベルリン出身)
1886年7月21日没
ドイツの歴史家、政治家、書籍業者で・・・
Dunker und Humblot社の開祖であります。
カルル・ドゥンカーさんの息子さんです。
1842年ハレ大学の教授となります。
1848~52年プロシア上院議員
1857年テュービンゲン大学教授
1867~74年プロシア国立文書館館長
主著 「古代史」
Geschichte des Altertums(9巻,1852~1886年)
種小名:アーネスト・サトウへの献名です。
☆アーネスト・サトウ さん 1843-1929
幕末のイギリスの外交官です。
サトウさんは、日系人のようなお名前ですがそうではありません。
スラブ系にあるお名前です。
アーネスト・サトウは、生麦事件(横浜市鶴見区)の前に来日します。
通訳の見習いから書記官までなりました。
語学の天才でサムライの喉言葉や方言も理解をしていたようです。
当時の英国は、薩摩や長州と戦争をしましたが、
後に両藩を助けまして、倒幕へ導いていきました。
後にアーネスト・サトウさんは、明治政府から勲章を頂いています。
アーネスト・サトウさんの著書には・・・
「一外交官の見た明治維新」
岩波文庫さんから出版されています。
昭和初期までは発禁の書であったようです。
坂本龍馬さんとの交流は無かったようですが、
西郷隆盛さんとは交流が深かったようです。
サトウガイは赤貝に似ていますが、若干オレンジがかっています。
以前内房(千葉県の南西部)で赤貝が不漁の時に、
九十九里(千葉県の南東部)のサトウガイを江戸前に
使用されることがありました。
〇漢字・学名由来
@Schrenck(シュレンク)さん
Leopold von Schrenck さん
レオポルト・フォン・シュレンク さん
1826年ー1894年1月8日没
ロシア帝国の動物学者・地理学者・民族誌学者です。
生まれはドイツです。
ロシアのサンクトペテルブルク南西のホテニという町で育ちました。
〇地方名・市場名
・タマ(玉)
・ホンダマ(本玉)
・ホンアカ(本赤)
これらは、近縁種のサトウガイ(ばち、場違)と区別をする為であります。
〇生息域
海水性です。
@水深
約5~50mの砂泥地に生息をしています。
〇分布
北海道南部から九州、沿海州~東シナ海です。
〇生態
@棲息
内湾の浅い泥底等に棲息しています。
@稚貝
孵化し幼生期を過ごしましたら違いになります。
そして・・・
泥底の海藻等に足糸で付着します。
この足糸は、足の一部に成貝になりましても残っています。
お刺身にする時はこれを取ります。
それが大きくなりますと泥の中に潜り込みます。
★赤色の理由
血液中に哺乳類と同じヘモグロビンを持っている為に赤いです。
@漢字
赤貝
@由来・語源
和名類聚抄より。
赤貝の仲間は浅瀬や内湾、干潟に生息をしています。
高度成長期以来の荒廃とともに漁獲量が激減しています。
〇東京湾の場合
・赤貝 ・・・最も獲れていました。
・サルボウ貝・・・干潟に多いです。
・サトウガイ・・・外洋に面した砂地に生息をしています。
@地域的産物
・クマサルボウ
・カリガネエガイ
生で食しましても、煮て食しましても味わい深いといわれています。
〇漁法
底引き網漁(けた網)
@高級赤貝
・宮城県名取市閖上(ゆりあげ)
基本的には大型で丸みを帯びてコロンとしたものが
良いといわれています。
☆選び方
活け ・・・貝殻を持ち重たいものをです。
また、打ち合わせてみまして鈍い音がするものです。
剥いたもの・・・触って反応するものです。
色は、赤みが強いものです。
〇味わい
@旬
秋から春です。
晩春になりますと味が落ち始めます。
★産卵
初夏に卵を持ち始める為に、夏には痩せて味が落ちやすいです。
持ち直すのは、晩秋です。
〇栄養
・タンパク質
・脂肪は少ないです。
・ビタミン類
・無機質の鉄分
・カルシウムが豊富です。
〇お料理
・赤貝の刺身
・赤貝紐の刺身
・赤貝と菜の花の辛子醤油和え
・赤貝の足の和え物
・赤貝の紐の酢味噌和え
・赤貝の佃煮
・赤貝のフライ
問題 赤貝での日本一の閖上地区。
こちらの閖上地区があります名取市の名物を教えてください。
1、大和野菜をしようした草鍋
*大和野菜・・・同県で生産されています20品目(2019年9月現在)
に認定されている野菜で大和まなといいます。
2、鶏だんごとごぼうのお鍋
3、セリ鍋
〇名取市
宮城県の中央南部に位置します市です。
仙台市の南東に隣接します太平沿岸の都市で、市内には仙台空港があります。
ヒント
〇正解の鍋
こちらの鍋は宮城県の冬の風物詩ともいわれる郷土料理です。
宮城県は同野菜の生産量が全国第1位です。
ビタミンCや食物繊維を多く含む同野菜をたっぷりと入れまして、
根っこの部分まで食します。
こちらの「正解の鍋」を新たな名物にしようと・
主な産地であります名取市の同野菜の農家さんと
仙台市内の居酒屋さんが開発して取り込んで生まれました。
震災後に被災地の応援という意味もありまして、
仙台出身の棒人気漫才コンビが紹介をしまして、一気に全国区となりました。
〇正解の鍋の材料
お出汁はお店や御家庭で異なることもあります。
鶏ガラ、鰹節、昆布等を使用したりします。
味はお醤油味で、具材には・・・
・鶏肉(鴨肉)
・ネギ
・牛蒡(ごぼう)
これらを使用します。
さらにヒント・・・
最後に9~3月にかけて収穫をする同野菜をお鍋に入れ、
しゃぶしゃぶするように食します。
お分かりの方は数字もしくは名取市(宮城県)の名物をよろしくお願いします。
鳥ひめさん、正解です。
消去法という解き方もありますね。
素晴らしいです。
どうもありがとうございました。
↑消去法で考えて③?