1/29 キラキラと4択
- カテゴリ:タウン
- 2022/01/29 01:29:29
仮想タウンでキラキラを集めました。
2022/01/29
集めた場所 | 個数 |
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ニコット山 | 4 |
ゲーム広場 | 4 |
4択 「お寿司」
キラキラ 「ニコット山」 左道奥の街灯
「ゲーム広場」 右の工事中 板
4択 好きな魚の調理法は? → お寿司
骨がないお寿司もお刺身も大好き~~。
生魚を食べる国は少なく「野蛮」と言われ続けたお寿司。
フレディ・マーキュリーの専属料理人がその著書で「日本の全てを全肯定するフレディの日本愛をしても生魚には及ばなかった」と記している。
だめだったか・・生魚・・。
私もお醤油を忘れたバーベキューで刺し身がどうやっても生臭くて食べられず、醤油あっての刺し身だな!と痛感したことがあるし、フレディが少年時代を過ごしたインドもザンジバルもあっつい国なので生魚の流通などありえないからなぁ。
今でこそ「SUSHI!」として世界的に有名になっているがその火付け役は1960年代のアメリカのカリフォルニア。
そこに入植した日系移民が「寿司食べたい・・・・」とカリフォルニア米の大量生産にこぎつけた。
また、生魚を流通させる販路を確保。
晴れて異国の地に「SUSHI」が誕生するに至った。
既に長寿国として知られていた日本は「和食はヘルシー」というイメージ戦略と回る寿司の突飛な楽しさとで現地民までをも魅了。
SUSHIブームに火がつくことになったのだった。
アメリカでイネの栽培が開始されたのが17世紀。
そもそもヨーロッパから大量にアメリカに移住して植民地になったのが16世紀だからな。
17世紀に稲作が開始されても不思議はない。
当初は中華系移民の為の稲作であったらしいが気候が暑すぎてイネには向かない土地柄のため、成功しないまま20世紀を迎える。
1908年に土壌学者が日本から輸入した中粒種の品種を使い初めて稲作に成功、1912年に商業化する。
品種改良を繰り返し、アメリカに適した米に改良されたのがカルローズだ。
カルローズといっても薔薇ではない。
カルはカリフォルニアで開発されたの意味で、ローズは中粒種、という意味だそうだ。
日本のコシヒカリやあきたこまちは短粒種になるらしい。
コシヒカリなどは硬いのに対してカリフォルニア米であるカルローズは柔らかく、おにぎりや寿司にむいているという。
カリフォルニア米の発展に貢献した国府田敬三郎(こうだけいざぶろう)は福島県いわき市出身で、学校でロックフェラーなどのアメリカ富豪偉人伝を読み強くアメリカに憧れをもって渡米し、大東亜戦争での日本人強制収容も経験し、収容時に勝手に売られていた農地を州を相手取って損害賠償請求し、その金を元手に大きな農場を経営、品種改良と農法の改良により日本米と遜色ない「国宝ローズ」というカリフォルニア米を大量生産するに至った。
現地の日系人に絶大な人気を誇った「国宝ローズ」の大量生産により国府田は「ライス・キング」と呼ばれ、その資産を日系人の地位向上のために惜しみなく使ったという。
戦後教育により日本人は諸外国に日本のものを広めることをよしとしない風潮があった。
自分たちにも言い分があることを言わず、黙ってもくもくと頑張っていればいずれ通じるのだという日本式の誠意の見せ方も悪い方に働いた。
でも黙っていて寿司が世界的に有名になり、生魚が「野蛮」から「ヘルシーでスマートな食べ物」になるわけないのであった。
そこには日本の良さを広めようとした先人の努力と、美味しいものが食べたい先人の欲望!があいまった苦難があったのだった。
まぁ・・ちょっと広まりすぎてマグロが日本にはいってこないという不都合も起こっているのだが・・。
現在でもカリフォルニアでは95%が中粒種のジャポニカ米。全米全体では長粒種が75%を占めているのと大きく異る。
頑張ったなぁ、としみじみしてしまう。
例え今そのジャポニカ米を食ってるのが中華系だとしてもな!!!
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- もふもふ0304
- 2022/01/29 02:17
- おこめばんざいなのだ。
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