猫の濡れ
- カテゴリ:日記
- 2022/01/28 22:13:26
猫を飼っている。
外に出て気ままに過ごすと帰ってくる猫だ。
この頃はとげとげの草の実をつけてくることが多い。
今日も新聞の集金に応対していたら「にゃー」と鳴きながら帰ってきた。
「おや、お帰り」となでると、草の実がたっぷりついている。
それとともに、顔の右側が濡れている。
なんだ?雨も降っていないけど、どこで濡れたんだろう。
と思いつつも大して気にしていなかったが、家に入った猫を見て、子供が「うわ」と騒いでいる。
よく見ると、眉間に血がたらり。
だけど、顔の右の濡れは血ではない。
どうやらよだれだ。
ということは、けんかになって、噛みつかれでもしたのか?
久々に風呂に入れる。
洗い場で適温のシャワー2おかけると、動かなくなるのでちょっと面白い。
気持ちいいからリラックスしているのではなく、緊張して固まっているのだ。
シャンプーを泡立てると迷惑そうにするが、お利口だねえと猫なで声を立てながら容赦なく手を動かしていく。
そのあとのシャワーになると、さすがに硬直も解けてしまい、するすると逃げ出す。
もちろん風呂場のとは占めてあるので、風呂おけの縁に飛び乗るのがせいぜいだが、そこはやめてほしい。
君にシャワーをかけると、シャンプー混じりの湯が浴槽に入ってしまうじゃないか。
下ろしてもすぐ上ってしまうので、面倒になってシャワーをかけ、適当なタイミングでまた下ろす。
上半身は我慢しているが、お尻や腹にかけられるのはいやらしい。
何とか泡を払って、呼び出しボタンを押し、子供に託す。
これでゆっくり風呂に浸かれる。
と思うのは数分のみ。
どんどん熱くなって、風呂を出たくなる。
のだが、脱衣所からはドライヤーをかける音。
のぼせる寸前までいった。
こういう日、彼は誰かの布団の上で念入りに毛づくろいをする。
猫の濡れを吸った布団も、翌朝にシミが残ることはない。
だが、なんとなく重くなっている。
眉間の血は、たぶんひっかかれた傷です。
天下御免の向こう傷、というやつです^^;
残念ながら、顔はシャワーでなく、自分でぺろぺろさせるだけです。
確かに猫がいると、うちのように外飼いでも、家族旅行の時は悩みますね。
でも人間を育てるより面倒なことはありませんから…。
犬や猫と暮らす生活をしたいのですが、いざ飼うと世話が面倒になって
結局そのペットを愛せなくなりそうです。