南の魔女クレア104
- カテゴリ:自作小説
- 2022/01/22 00:09:01
クレアはとりあえず海賊の宝箱を修道院の中のクレアの仕事部屋と名付けた部屋に運びました。
クレアにドラゴンが聞きました。
「お前は其の金で何をするつもりなのか?城でも作って王にでもなるのか?」とドラゴンは言いました。
クレアは王様になりたいと思った事は一度も無いわ。だって国民が大勢いるんだもの。彼らは例えば奴隷にしてもギリギリ食料が居るわ。そしてせいぜい出来るのは橋を作ったり道路を作ったりと工事にしか使えないし、その間食べさせなきゃならないし、糞尿もするのよ。
此れは動物の多頭飼いと一緒で病気が流行って死ぬか生かすとなると医療費がかかるは。
私ね、こういうやり方で一時的なら兎も角そうで無い難民を場所を囲って入れて置く事に反対なのね。
彼らは助けてやった国に対して何の生産性を生まない訳。
其れが最初は善意だとしても時期に国民の税金を食い荒らすだけの人型癒しも起こさないペット状態でまして助けてやったのに不満を其の助けた国に対してやりだしたら税金は膨大に助けた国が負担しなければならないし其れで不満を言うのは間違っていると思うのよ。
だから難民が助けた国に長期に渡っていて助けた国に対して不満を言うのを見てきたから此れはしてはいけない行為だと思っているの。
彼らはペットやぬいぐるみで無いからね。人間だから最初は助けて貰っても其の国の国民が税金を負担して自分達は命を繋いだと言う感謝もしないで不満を言い出すと助けた国だけが損をするわ。
そんなの税金を払っている国民にとって王様は何故そんな奴らを国に入れたのだと言う事になるし「恩をあだで返すような人達を助ける事はすべきじゃない事」は目に見えている訳。
其れとどこかに場所を作って其処に彼らの居住区にして彼らの生活は色々な国で面倒を見ましょうと言うのも反対。
私は其処に居る人達にも其れを何十年もしている事にも疑問を持つわ。
要するに長期に渡る飼育場所を作って餌を何十年も親子孫まで何代も渡って其処に住み着いて餌を貰い続ける人間性に疑問を持つわけ。
そう言った事をしている人達にも其の所に居る人達にも自分達は頭も健康な働ける手も足もある五体満足で頭脳もある人間とみられてないという事と其れを受け入れている自分達と其れをしている多くの国にも疑問を持つ。
私は彼らは其処を解散して自立した国家を作って働くべきだと思うけど。
不満を言って更に其処のリーダー格の人が多くの国から来たお金を独り占めしていて海外のあちこちに隠し財産を作って更に他のお金をやっている国から彼らを貧困とか言って同情する宣伝をして寄付を集めて其のほとんどを自分達が使っている偽善組織も大嫌い。
其れよりは最初は少し後押しをすると自分達で働いて稼いで発展させていって自立して行かなければ其れを何十年も難民って・・・。
其れを理由に金を寄付させる事前組織にも疑問を持つし其の状況に親子孫までそう言う生活に疑問を持たないで餌を受け取っているのはペット以下、家畜動物以下だと思うけど。
其れだけの年数があれば何か別の自立する生活を模索で来たでしょう。そう言う人達に同情してやせこけた疲れた顔の絵を見せられても自分達が寄付集めに利用されているだけの無能者かそう言う設定の写真モデルなのかと思って冷たい視線を彼らに与えるだけなの。
で、話を戻すと王様になるとまず彼らを働かせて金持ちにして税金を取る事が出来るまでにしなければならない訳。
そんな大変は仕事を何で態々選ぶわけ?
私はモニークと言う友達が居たけど商売をやっていて沢山の従業員を抱えている家の長女なんだけど彼女は其れを背負う覚悟を持たされて育てられてそして其の家の商売をついで更に発展させると言う強い意思を持っている訳。
其の為に努力をしているわ。
私は近くで彼女の考え方とたゆまぬ努力を見てきているから其の意思を持ち続ける事も凄いと思うし私には其の覚悟が出来ないと思った。
一軒の商店でさえ私は其の頂点に立つ事が出来ないと思ったのに一国の王様などなる気になれないわ。国民は食べるし糞尿はするし機械じゃないのよ。故障すると廃棄
国民に対する責任と出来ないで治療しなければならないの。
私は貧しい領土の領主になった事が在るけど領民が一度悪の心を甘い言葉で扇動されて酷い目にあったわ。
彼らに厳しい措置を取らなきゃならない為に「鬼女」と呼ばれたり子供に石をぶつけられたりした。
そう言った悪い奴らを領土に入れない様にも気を付けないと行けないし大変だったのよ。
ドラゴンはクレアが今までの自分が傍に寄り添った12歳から20歳位の魔女と全然違う事に驚きながらもクレアを悲しそうな目で見ていました。
現実を知っていると言う事は夢が無いと言う事で色々な理想や夢を追って生きて行く事の過程を共にしてそして青春が終わると彼らは魔女を止めて誰かに後をつがせるか魔女が居なくなるか愛を見つけて幸せの道を選ぶかと言う人として成長する女性の若者の傍に寄り添って来て「正義、理想,愛」と言ったテーマの中の主人公の傍にいる頼もしい彼女を守るわき役だったのが全く違うのです。
しかも魔法の使い方も碌にマスターをしてないのに魔石を4つも持っているのです。
ドラゴンはクレアの行く末が大変な事になる事は長い事色々な魔女の行く末を見てきて知っているだけに多くの色々な安定した道を見つけて魔女を止めて行く道筋を付けてとか愛する人を見つけてとか生涯の仲間と呼べる人達を見つけて一人のどこかの魔女ではなく、弱くなっても一緒に行動する仲間などの自分の居場所を見つけて魔女を止めて行くのに其れも無ければ魔石を4つ持った力を持ってどうなって行くのかと思うと此れは大変な事になったと思いました。
ドラゴンは「お前の其の力を利用しようとするのものがお前に近づいて来て其れに振り回され続けて最後は振り落とされるとは想像がつかないだろう」と意地悪な事を言ってみました。
クレアは少し悲しい顔をして「既に其れは始まっているの。其の一つが今回なのよ。私は私の力を利用しようとしている人達に縋りつけられる人生になって自分を失くして永遠に踊らされるかもしれないと思い始めたの。
クレアはだからそうやって仕事を熟すたびに自分が居ない事への精神的に疲れてため息が出るの。
より良い事の為に其の力を使って欲しいと言うモゾリアナ国を良い国にする為に魔石の力も生命を使い果たして其の力の影響を其の国に与え続けて居る魔女もいて彼女はモニークもそうだけど尊敬はするけど私には其の覚悟もないし其れは私のしたい事じゃないと思うの。
私はどこかのお金持ちのお嫁さんになって子供時代と同じにお風呂でメイドに体を洗って貰って髪をすいて貰って洋服を着せて貰って豪華な服を来てパーティに出てそう言う生活でお父様を助けると思っていたから。
ドラゴンはそれと一匹のペットが可愛がられて家に飼われるのとどう違うのか?と聞きました。
クレアは違いはお父様の役に立っているという事と豪華なドレスを着ながらも頭脳を働かせて社交界でもお父様の家の為に力量を発揮して頑張ると言う所に自分の意思があるわと言いました。