南の魔女クレア103
- カテゴリ:自作小説
- 2022/01/21 08:49:59
幽霊のマキバルの話だと其の海賊の宝の隠し場所は3本の蠟燭岩と呼ばれる大きな3つの崖の様な岩の真ん中にあり真ん中の岩の北に位置していて船で其の近くまで行くと取った宝をボートに乗せてボートで其の真ん中の小山の様な岩でできた島に付くと其処から潜って入り口に入ると道塩の時は2mも潜れば入り口が見えて来て其処から中に入ると中は空洞になっていて直ぐに中の岩の真っ暗な岩の道を歩くと蝋燭に火を付けて灯りが取れる様になって其の直ぐ奥が隠し場所だそうです。
幽霊のマキバルの2回ほど其れを手伝わされた事が在ったそうです。
其の日は海の様子が可笑しかったので急いで宝を置いて安全な港に行く必要を感じていたのでボートを2艘だして宝を運んだそうでマキバルは海が荒れていて甲板で吐いていたので急いでいるので使い物にならないと甲板で荒れる海に落ちない様にロープにしがみついていました。
彼らがボートから宝物を入れた袋を担いで海に沈んで洞窟の中に入った頃に一瞬船が横に倒れるかもと思うほど揺れたかと思うと大きな波が来て其の岩山の島を削って入り口をふさいだようです。
数人が泳いで様子を見に行ったそうですが入り口が塞がれて更に道塩になって海は大荒れになったので今此の辺りを大きな船が脱出しないと此の辺りの海の中は岩山がごつごつしていて同様になっているのかを知らないと船底が岩にぶつかって穴をあけてしまうので一旦離れて海上の安全な所に避難して次に行った時は入り口が完全に塞がっていて海も荒れて来たので
彼らをあきらめて行ったん港に避難しようとしている途中に大きな横波が来て船が横倒しになりました。
マキバルはロープに甲板に繋がれていたので横倒しになった時に海の中とは反対の方にぶら下がったのですが急いでロープを外して船が沈むのに巻き込まれない様に数人の海賊たちと沈む船から離れたのですが唯一のボートにいっぱい出乗せて貰えない数人の中に入って身近にあった樽に捕まったのですが其の時に遠くの人が大勢乗ったボートが横倒しになって沈むのを見ました。
マキバルはしばらく浮いた樽の横に必死に捉まっていたのですがやがて力尽きて気が付くと船の切れ端の様な板が流れて来たので其れにつかまってしばらく漂っていたのですが力尽きて自分が海に沈むのを感じたのが最後だそうです。
マキバルの遺体は近くを通った釣り船の人に海の中の岩に打ち上げられているのを発見されて城に戻されました。
自分が幽霊になった事に気が付いたのは自分の墓の十字架の傍にマキバルが居るのに誰もマキバルに気が付かなかったからです。
其れから50年近くなって其の立派な十字架が盗まれて泥棒市場に売りに出されて其処からあちこちを十字架と一緒に点々として此の修道院を建てる時に立派な十字架としてお金持ちの商人が寄付をして此の修道院の教会の上に付けられました。
それ以来此の修道院に居たそうです。
クレアはドラゴンに乗ってマキバルの幽霊を伴って其の宝があると言う3本の高い蝋燭岩と言われる所の真ん中にある小さな岩島に付きました。
まず岩島のしっかりした岩にロープで海に浮袋の落としました。其処から潜って中の様子を確かめると確かに崩れた様な岩の入り口があります。
クレアは其れをどける作業からする様にしました。岩島に戻ると木の棒を使って入り口辺りの隙間に其れを入れるとドラゴンに梃子の要領で其の岩をどけました。
同じ様に3回繰り返すとクレアが入れそうな穴が開きました。
クレアは少し潜って其の穴の中から中へ泳いで行くとすぐに岩山の空洞の所について其処を上がると確かに蝋燭を立てて灯りをともせる所が在ります。
クレアは油紙に包んで来た蝋燭を立てると火をつけると中の様子が解りました。
中は物凄い妖気漂っています。生き埋めにされた海賊たちの怨念なのでしょう。
無数の幽霊の白い魂と苦しさと悔しさと辛さが混じった何とも言えない妖気でクレアはめまいが思想でした。
中には3つの宝箱があって其れのどれもにびっしりと宝が詰まって居ます。
其の一番大きな一つを持ち上げようとするとさっと幽霊が出てきてクレアにしがみつきました。
クレアは日の玉を手から出して其れをやっつけようとすると何時の間にか後ろから着いて来たドラゴンに止められました。
そんな事をすると中が火だらけになってお前も一緒に焼け死ぬぞと言うのです。
別の武器はこうなるとは考えて来なかったので持って来てません。
クレアは考えた末に少しならった「浄化の魔法」を使う事にしました。
確かに「浄化の魔法」を使うと幽霊が少し薄れます。
しかしクレアの「浄化の魔法」は魔力が強いのに新人の神官並みに弱くクレアは34回も其れを繰り返してへとへとになってやっと一つの宝石箱を取る事が出来ました。
其の岩島に上がって来たクレアはしばらくの間休むとやにわに立ち上がり3つのこの島の囲んでいる岩山の尖った蝋燭の様な大きな縦にきりった3つのうちの両端の島を指さすと火を放って粉々に其々を砕きました。
物凄い爆音を立てて岩が砕け散ってドラゴンは唖然としていましたがやがてクレアに静かに聞きました。
「お前は魔石を取って来たと言うが幾つ取って来たのか?」とクレアの方を振り返りながら言いました。
クレアは「4つ」と答えるとドラゴンが「其れであの程度の浄化魔法しか出せないのか・・・・。」と言うのでまたいじけた様に座り込んで岩島の上でじっとしていました。
クレアは「浄化魔法」はモゾリアナの神官に習ったばっかりだからとぽつんと言うと自分でも余りの現実の自分の「浄化魔法」が上手に出来なかったし力もよわかったとおもいしらされたのか黙ってうつむいて波が岩に当たっては砕け散るのを見ていました。
ドラゴンがまた聞きました。「火を噴く魔法は誰に教えて貰った?」と言うのでクレアは誰にも教えて貰ってない事と今まで自分で木の家の傍の渓谷を下りた河原で適当にやってみたらすぐに出来た事を言いました。
そして此れまでやったのはフクロウ人間に自分の魔力を武器に入れる魔法は教えて貰ったのと「真実の鏡」の使い方だけしかフクロウ人間に教えて貰ってないと言い。
誰かに使えそうな魔法を教えて貰ったのはモゾリアナの神官に「浄化」の魔法だけだと言いました。
「癒しの魔法」も「魔女の回復薬」で使う魔法を直接人に使っただけで誰かに教えて貰ったわけじゃないと自分が魔女になったきっかけは「真実の鏡」は魔石を取って来た魔女しか使えないので頼まれて取って来た。
クレアはどうせ危険を冒して行くのならたくさん持って帰って来ようと思って色々工夫して4つ持って帰って来ただけで強い魔女になりたいとは思ってないと言いました。
そしてモゾリアナで経験した事を言って魔石を安全な場所に管理する為にはあの魔女の森の中にあるお城が一番安全なので其の修復費とモゾリアナで起きた事を言ってモゾリアナで「魔法学校」を作る資金をこうやって取って来る事が自分が出来る事だと思ったのでこうやって海賊の宝を取りに来ただけで此れを使えるお金に変えてモゾリアナに持って行ったら魔女を止めて修道院の農場を経営をして果樹園と回復薬を売って暮らせれば其れ以上は望んで居ないと言いました。
そう言えば中央の温泉に行った後に温泉の札を取ってなか・・た・・。
ちょっとやる気が失せて昨日は急激な寒波を受けて風邪がぶり返したのでちょっと気分も落ち込んで・・・。
更に今年は転んで両足にぶつけた所にあざが4つもあって不気味な色の足になっていてロキソニンシップだらけです。
其れが夜中に寝相ではがれて朝になるとあちこちを探すのですよね。
今朝はどうしても1枚見つからなくて・・・。
夜中の除雪はフル稼働しているのですがバス停まで手が回らずバス停がありません。
車道ギリギリで除雪でバスから降りると急いで雪山を上がらないとバスに弾きづられるので必死に雪山を上がって今度は町内会の人が作った人が一人通れる位の歩道にジャンプして人々は降りて行くので私も真似をするのだけど膝から毎回じゅんぷが足りなくて膝で最後の山をぶつけて胸で歩道にダイブします。
で這って歩道の所に行ってそこいらの雪の小山につかまりながら雪だらけで起きてよちよち歩き出します。
若い人は簡単に乗り越えるですけどね。更に子供の頃は車道と歩道の間に雪山を上り下りしながら学校に通って子供の通る道が付いていて楽しかったのですけどね。
大人には雪山を崩すと怒られましたけど。
今は学校で其れをするのを禁止されています。其処からうっかり滑り落ちて車道に転げ落ちる子供いて危ないと言う事だそうで・・・。いや当時の何度も禁止されていて怒られていたのですけどね。
後は家の屋根まで上がった雪山を登って他所の家の屋根に上って屋根伝いに近道で帰るとか。
つららと一緒に屋根の上の凍った処と一緒に落ちて頭から雪の中にダイブしてランドセルで見つけて貰って命拾いと言う事が・・・。
「危ないから決して真似をしないで下さい。毎年沢山の大人も死んでます。」
隣のおじさんが屋根の雪下ろしで埋まって偶然私がみていて近所の人が大急ぎで助けて救急車で運ばれて助かったりとか誰が落ちた、上からの大きなつららが突然落ちてきて目の前で割れて飛び散るとか、冬はリアルサバイバルです。